ツバキ(玉之浦)の花弁の白い覆輪について
トップガン
2008/04/19(土) 08:44:24
幻の椿と言われている「玉之浦」と言う品種の苗木を購入しましたが、花弁の白い覆輪は糸のように細く、もっと幅広く明瞭になってほしいのですが、肥料や土壌改良などで改善できるでしょうか。日当たりは半日陰です。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2008/04/19(土) 22:03:30
検索したら、次にある程度載っていました。
http://www.geocities.jp/tsubaki632000/gotounotsubaki.htm
そこには書いてありませんが、樹木は、樹齢を重ねることで本来の性質を発揮するということもあります。
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2008/04/19(土) 23:40:31
開花直前の気温で白覆輪の幅が決まるようです。
低温なら幅広、高温なら狭い覆輪。
従って1〜2月くらいに咲くものは幅広の白覆輪、3〜4月、または気温の高い室内などで咲いたものは細い白覆輪になります。
4月くらいだと、まったく覆輪がないような花になることもあります。
(タネツギさんご紹介のページにも、早く咲かせると幅広の白覆輪になると書かれていますね)
なお、すべての「玉之浦」は同じ原木から採取されたものですが、それにもかかわらず系統の良否があるという方もいらっしゃいます。
しかし、これについては確認されていないようです。
玉之浦の血を引く「タマグリッターズ」や「タマピーコック」なども同じ性質を持っているようです。
今年は「玉之浦」系の園芸品種をいろいろと観察しましたが、気温による大きな変化を実感できました。
トップガン
2008/04/21(月) 20:40:22
タネツギさん、Aquiyaさん、貴重な情報有難うございました。
開花直前の気温で白覆輪の幅が決まると言う話は大変勉強になりました。
今現在は日向に置いてありますが、半日陰ぐらいの場所に植えたほうが良いのでしょうか。
勉強不足で恐縮ですが、開花時期を早くする方法は何かありますか?
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2008/04/22(火) 01:15:37
日向でも半日陰でも問題ないと思います。
ただし特に小さい苗の場合、真夏の強い日差しは避けた方が無難です。
もし植え替える場合は梅雨時が最適期です。
「玉之浦」の開花時期はだいたい1〜4月。
特になにもしなくても、すべての花が咲ききるくらいの時期かと思いますが・・・
まだ小さな蕾があるのでしょうか?
それとも来年の話ですか?
トップガン
2008/04/22(火) 21:20:01
「玉之浦」は3月中旬に鉢植えを買ってきましたが,蕾が2つあり開花したのは4月上旬でした。2つとも白い覆輪は糸のように細く,この後庭に植えようと思っています。
「玉之浦」は1〜4月が開花時期だそうですが,庭植え(半日陰)すれば特になにもしなくても,来年には1〜3月くらいの時期に開花するでしょうか?
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2008/04/22(火) 22:48:26
白覆輪の幅を広くするために、来年早い時期に咲かせたいということですね。
ツバキは鉢植えにして、暖かい場所に置けば、多少開花時期を早めることができます。
(ただし高温乾燥状態だと蕾が落ちてしまうので、暖房器具の使用は要注意です)
しかし「玉之浦」の場合、気温が高いと白覆輪の幅が狭くなってしまうのでこの方法は使えませんね。
さらに地植えということなので、残念ながら開花時期を早くする方法はないように思います。
早い時期に花を見る確率を高める一番いい方法は、(当たり前のことで恐縮ですが)長期間栽培して蕾の数を増やすことだと思います。
蕾がたくさんあれば、1〜2月にまったく咲かないということはないでしょう。
なお鉢植えのツバキを地植えにすると、来年、再来年くらいは開花しますが、その後の5年くらいは花が咲かなくなってしまうことがよくあります。
木が十分に生長すれば、その後は毎年開花します。
もし中断することなく花を楽しみたい場合は、そのまま鉢植えで管理した方がいいでしょう。
トップガン
【北陸】
2008/04/23(水) 22:31:59
Aquiyaさんいろいろと懇切丁寧に教えていただき有難うございました。
「玉之浦」はもともと庭に植えるつもりで購入したので,万一花が咲かなくても,再び開花する日を心待ちにして期待して待ってみようと思っています。
この度は本当に勉強になり有難うございました,またいろいろと教えていただければ幸いです。
園芸相談掲示板@園芸相談センター