つるバラの新芽が枯れる原因について

[園芸相談センター]の過去ログです

はたけ 2008/04/06(日) 09:28:50
今年3年目になるつるバラ(鉢植え)が3月ころから新芽を出しました。例年より成長が遅く葉の数も少なく、小さいのです。心配していたのですが、最近では新しい葉が出るとしおれて、パリパリになり、黒くなって枯れていきます。
今まではこんなことはなかったのですが、お心当たりの方は原因と対策を教えてください。よろしくお願いします。

じんべえ 2008/04/06(日) 17:51:54
今あちこちで話題のバラゾウムシではないでしょうか。

水やりの失敗、虫、カビ、細菌、枝枯れ病、ダニ、と枯れる原因はいくつかありますが、
虫の可能性が大きいと思われます。

ただ、以前から成長が遅いと記載があるので、根っこにコガネムシなんかがいる
可能性も否定できませんね。

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/04/06(日) 20:43:13
根詰まりが原因で新芽が枯れることがよくあります。
今年は植替えをしましたか?

バラの品種や今までの管理状況を書いてくださると適切なレスがつきやすいです。

のぎ 【関東】 2008/04/07(月) 10:49:03
>例年より成長が遅く葉の数も少なく、小さいのです。
とのことなので、私ものらさんと同じく、これまでの管理の中から
ヒントがあると思います。
お住まいの地域(名前の欄の横から選べます)と、栽培場所、
鉢の大きさ、植替えはいつしたのか、あとツルバラとありますので、
枝はどのくらいの長さに伸びていて何本くらいあるのかなど。
それ以外に心当たりのある、肥料や薬剤の散布なども書かれると
いいかもしれません。
複合的な原因も考えられます。生育が悪いことと、新芽がしおれる
のは原因がそれぞれ別なことも。

生育が先細りになるような場合、私も根詰まりを疑いました。
あるいは根にトラブルが起こるような状況など。根ぐされ、コガネムシ。
管理に問題がない場合、次に病気や虫を疑います。

はたけ 【関東】 2008/04/12(土) 08:49:55
みなさん、ありがとうございました。
やはり複数の原因が考えられるのですね。先週、ミラネシンを散布しました。もう植え替えの時期ではないと思うのですが、今年の冬まで待ったほうが良いでしょうか?ちなみに、種類はアンクルウォルター、3年目で植え替えはしていません。居住地は東京、枝の長さは1.5mくらいのが2本で、誘引してあります。鉢は10号鉢、場所は東向きマンションのベランダです。コガネムシが原因であることはどうすればわかるのでしょうか?また対処はどのようにしたら良いのか教えていただけるとありがたいです。

じんべえ 2008/04/12(土) 10:05:38
すいません。コガネムシが原因の可能性は大きくないと思います。
根元に虫が見えることがありますが、そうでなければ抜いてみる
しかしようがありません。時期はちょっと早すぎるようです。

私がコガネムシで植え替えたのは、8月でした。その時は、
ぼろぼろでしたが、今は元気です。8月の植え替えって、
こんなにすさまじいんだと勉強にはなりましたが。

皆さんのおっしゃるように、根詰まりの可能性のほうが大きい
ような気がしています。植え替えの適期ではないですが、
冬まで待てるのでしょうか。根鉢をくずさないようにして、
鉢を大きくするだけなら、そうそう、大きな被害はでない
ような気がしています。

もう一度読み直したら、今10号ですか。きついですね。
私なら、13号鉢に植え変えるかな・・・。スリット
タイプの40cmを10号より大きくするときに使っています
が、高さがあまりないのが弱点かなと思っています。
もっとも、高さもあると、重すぎて動かせなくなる可能
性もありますけど。

ウオータースペースに余裕があれば、そこに土を足す
という方法もあるようです。どれくらい効果があるの
か私はやったことがないので不明です。菊の栽培では
良く行われているそうですが。

のぎ 【関東】 2008/04/13(日) 11:40:27
まず、コガネムシですが、
http://fusha.web.infoseek.co.jp/koganemusi.html
を見てみてください。コガネムシは成虫になってからたった1ヶ月程度
しか生きられず、成虫のコガネムシは花や蕾を食べ、幼虫のコガネムシは
根っこを食べるという、バラにとっては踏んだり蹴ったりのムシです。
こちらにも書いてあるとおり、産卵以降は幼虫として土の中で暮らし、
だいたい毎年植え替えをすると冬の時期に幼虫の姿で発見できることが
多いです。
植え替えていないバラの場合、冬に根を見ていませんので、コガネムシに
やられたと気がつくのが5月ごろ。急に株がグラグラしてきて根っこが
全然なかったという事態になります。
産卵シーズンが成虫が活動する6月から10月なので、5月のコガネムシ
幼虫被害は、前年に生みつけられた卵である、ということ。
逆に言うと、冬に植え替えるなり、土のチェックを行えば、早期発見
できるので、多少の被害で食い止められます。
今の時期のチェックの仕方は、土を多少掘るか、軽く鉢からはずして
見るかですね。3年植え替えていないと、それなりに土が固いはずですが
コガネムシが入り込むと、驚くほど耕されたようなやわらかい土に
なっています。割り箸を刺して、すっと入るようなら危ない。あとは、
根が少なくなっていると土の渇きが驚くほど悪くなるのでこの点も注意。
ちょっと大げさに書きましたが、コガネムシである確立は無きにしも非ず
なので、チェックしてみてください。
コガネムシ対策は色々ありますが、ばら撒きタイプの粒剤を撒いている
鉢にはコガネムシが入りませんでした(入ったけど死んだのかも)。
ただ、薬害が出た品種があるので、それ以降その薬剤は使用していませんが。

私もベランダですがツルバラを育てていませんので、お育ての品種が
3年で1.5m、シュート2本の生育が適切かどうか分かりませんので、
ブログなどでもかまわないので、他の鉢植えで同じ品種を育てている人
のものを見るといいかもしれません。

あと、新芽の痛みの原因は上記理由のほか、単純に風が強い日でも
ベランダでは新芽がちじれたりしますし、バラゾウムシの被害でも
そのようになります(バラゾウムシで検索してみてください)。
薬害も可能性としてはありますが(濃度や、散布時間が晴天の日中に
行ったとか)。なので、良く観察してみてください。
新芽は1箇所から1つではなく、痛んだりした場合はすぐその脇から
第2の新芽が出ます(健全な場合)。

のぎ 【関東】 2008/04/13(日) 12:00:53
すいません、追記です。

根詰まりの場合の植え替えについてですが、根をくずさなければ植え替え
可能です。ただ、誘引されているのですよね。いったんはずすことに
なるかと思いますが。
悩みどころですよね。印象としては1.5mの枝2本が10号鉢に植わっている
のはさほど小さすぎという感じはしないので、今年はだましだまし育て、
冬の間に植え替えるかな…。
鉢増しできるようならしてみてもいいかもしれませんね。

といった理由で、10号以上の鉢を置きたくない理由でベランダでツルバラ
を私は避けています。状況によって動かせないというのも理由のひとつ
なんですけどね。ひょいと動かせる鉢サイズが私は好きなんですよ。

はたけ 【関東】 2008/04/20(日) 08:56:37
[[解決]]
みなさん、いろいろご意見をありがとうございました。
返信が遅くなり、すみません。やはりコガネムシではなく、根詰りかなと思います。ちなみに東京地方はこの2,3日風雨に襲われたため、バラの新芽は吹き飛ばされ、ほぼ坊主になってしまいました。とりあえず植え替えをしてみます。最初にご相談してから、ますますひどくなったのです。この品種だけなのでコガネムシではないと思います。
とりあえずいったん解決といたしますが、また皆さんのお力をかりることがあるかと思います。そのときはまたよろしくお願いいたします。


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