枝先だけに花が咲く梅の剪定は
キルタンサス
2008/03/19(水) 18:16:09
こんばんわ。
梅の木が数本、紅梅、ピンクの花をつける、豊後梅?などは沢山花が咲き始めました。
ところが朽ちている部分もある古木の白梅があります。
此処数年、枝先だけにしか花が咲きません。
古木の白梅、樹形としては好きなんですけれど
今年は特別花が少なく剪定の仕方で
もっと沢山咲かせる方法があるのでしょうか?
たちつ
【近畿】
2008/03/19(水) 20:24:07
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梅切らぬ馬鹿 とか 他人に切ってもらえ(自分で斬れば、不安と未練が残り、剪定場所を誤る。愛着があり過保護になる) とかいいます。
今の時節に、新梢緑軸の節(去年の葉跡・今年の花ガラ跡)を2-4芽残して、スパッっと斬ればよい。
節から、この春・花後に新芽が生えて来年の蕾細胞を作る。
花の咲く過程。
新芽・新梢が生える →新葉が生える →新枝の成長が止まる・葉が充実して、葉が反り返る(この頃に其の葉の元に来年の蕾細胞ができる。夏) →落葉する →入れ替わりに、落葉跡に蕾ができる →花が咲く →実がなる。
好みにより、新枝の伸びている時期に、芯止めする人もいる。
ここで、葉と葉の間隔が短く詰まっていれば、花も緻密に咲く。
葉の間隔が長ければ、散らばって咲く。 どちらが良いか とか どう仕立てるかは、 好み と 運か技。
結論として、程よい新枝を、いかにして適材適所に、沢山育てるかが、
来年の花の数を左右する。
このように理解しています。
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たちつ
【近畿】
2008/03/19(水) 20:26:34
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花の咲く過程。
新芽・新梢が生える
訂正 →
花の咲く過程。
花後に、花ガラ跡から、新芽・新梢が生える
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キルタンサス
2008/03/20(木) 17:12:36
たつちさん、どうもありがとうございます。
梅は毎年2度剪定をしておりました。
初夏に1度、その後又シューと伸びた枝を秋に剪定をしておりました。
>今の時期
では早速、【他人に斬って貰う積り】で鋸で太目の枝まで剪定したいとおもいます。
まさる
【近畿】
2008/03/21(金) 00:30:55
まだ花が咲いているのでしょう?
あわてて剪定しなくても、花が散ってからでも良いのではありませんか?
まさる
【近畿】
2008/03/22(土) 10:45:56
>ところが朽ちている部分もある古木の白梅があります。
>此処数年、枝先だけにしか花が咲きません。
>古木の白梅、樹形としては好きなんですけれど
現在、どんな樹型でしょうか?
それが解れば、アドバイスも、より適切になるでしょう
>梅は毎年2度剪定をしておりました。
>初夏に1度、その後又シューと伸びた枝を秋に剪定をしておりました。
メインの剪定は、花芽と葉芽が区別出来る11月〜1月が良いでしょう。
葉芽は尖った形、花芽はそれに比べて丸みを帯びているので、区別出来るでしょう。
徒長枝、特に内部又は真上に向かって、一年で1m〜2m以上伸びた枝は、
A)周りにまともな枝が有れば、根元から切る。
B)周りに良い枝がなく、寂しい場合は、
@その枝の付け根からあまりはなれていないところから、本来伸ばしたい方向の枝(木の中心から見て外に向かって、水平より少しだけ上を向いてはえている枝)が有れば、その上で剪定する。
A途中に枝が無く釣り竿を立てたような枝だったら、
その枝の付け根からあまりはなれていないところ理想とする方向に向いて伸びそうな芽があればその上で剪定する。
内向きに生えている枝、交差する枝のうち邪魔な方の枝、一箇所から多数生えている枝、真上に生えている新枝、水平より下向きに生えている新枝などを根元から剪定。
込み入った古枝は、よく考えたうえで、やっぱり邪魔だと思ったら剪定(切ってからしまったと思ってもくっつかない)
上に向かって伸びている元気な枝を切り落とさなくて良い場合(例外的)は、樹型を高くしたいときだけです。
夏に剪定するのは、上記のことがよく解って、冬にも剪定したのに、木の元気が良すぎて、やたらと茂った場合に、明らかに不要な枝だけを、例外的に切るようにしたらよいでしょう。
短い枝(焼き鳥の串、みたらし団子の串、ジンギスカン焼き肉の串ぐらいの枝)は、大切に残しておいたらよいでしょう。
それらをいじくるのは、もっと木と対話して相互の理解が進んでから考える方がよい。)
長い徒長枝や、込み入った枝を、根元からちょん切るときも、「あんたのためにやっているんだから、我慢してね」「来年はきっと良い花が咲くよ。そうなったらいいね。」とか、小声で言うか、心の中で言うと、木も結果で答えてくれます。
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