3月中旬不在時のバラの世話について

[園芸相談センター]の過去ログです

Mezzana 【外国】 [URL:http://mezzana.blog20.fc2.com/] 2008/02/21(木) 01:16:22
イタリアで生活をしております、Mezzanaと申します。
昨年中古の家を購入したのですが、その庭にバラが植えてあったので
そのまま世話をすることにし、今年がガーデニング2年目になります。

去年は2月にネット上で勉強をしながら剪定をし、肥料もあげつづけて
3月には大きな花を咲かせました。ただ今年は3月10日より2週間弱
一時帰国をすることになり、家をあけることになるので世話の仕方に
着いて困っているところです。

今年もすでに剪定を済ませましたが、雨が続いているため肥料も水も
まだあげていません。芽が大きく膨らみ始めているので肥料をあげて
日が照るようになればどんどん成長するような気がします。

ただ、3月の10日から何もしてあげられないとなると、これはこのまま
肥料をあげずに日本へ行き、下旬に戻ってから世話を開始し始める方が
成長開始が遅れるので良いのではないかと思い始めましたがいかがでしょうか?
それともきちんと肥料をあげてから行き、戻り次第本格的なお世話を
始める方が良いのでしょうか?

すでに植えてあったものなので花の種類はわからないのですが、
去年咲いたときの写真をブログに載せています。
http://mezzana.blog20.fc2.com/blog-entry-75.html

なお、イタリアとはいえトスカーナ州ですのでこの時期の気候は
東京と同じようなもので暑すぎず寒すぎずといったところです。
どうぞよろしくお願いいたします。

ばらファン 2008/02/21(木) 22:24:57
地植えのバラですよね。

ふつう、寒肥とか元肥を入れるだけで、追加はそんなには必要ないはずなのですが。
バラ栽培の本は手に入りませんか? イタリア語のほうがお得意なのかもしれま
せんが、日本語のいい本がいっぱいでていますよ。日本にお帰りになった時に、
購入することをおすすめします。

留守にした時、一番心配なのは、水不足ですが、お書きになった状態であれば、
水不足も心配なさそうです。

n'Guin 2008/02/21(木) 23:17:34
Mezzana さん

地植えで、イタリアの3月ですので、大丈夫だと思います。
イタリアは留学中に旅行した程度の感覚しかありませんけれど。
トスカーナですよね。 (いいなぁ。 ワイン!)

水不足が若干の不安です。 肥料を与えるのをこれから中止して
おきましょう。 植物の肥料は、人間にたとえれば、塩みたいな
ものですから、水不足のときには、こたえます。

日本に帰る日に、水をたっぷりあげておきましょう。

それでも不安を感じるのなら、ペットボトルに水を入れて、
地面に突き刺しておきましょう。 バラ一本あたり、
1〜2リットル程度あれば、十分すぎるほどです。

日本から戻った後に、水をあげて、数日たったら、
置き肥を与えればよいと思います。

R・ひろき 【関東】 2008/02/22(金) 07:47:12
 こんにちは。

 イタリアの気候はわかりませんが、一ヶ月で花が咲く、質問者さんがとくに水の心配をしておられない……というところから、東京の5〜6月頃の気候ではないかとも思われます。
 関東の場合、2月に剪定すると、花が咲くまで三ヶ月かかります。イタリアのほうが暖かいのですね。

 バラの育て方はいろいろあって、元肥をあげる方法が一般的ですが、それは日本の気候ではぐくまれた方法です。
 イタリア語の本が読めるのなら、イタリアの栽培本に沿ったほうがよいです。
 ちょっとイギリスの栽培本を読んだことがありますが、かなり違うので驚きました。

 ところで、日本のバラの育て方にもいろいろあり、日本ばら園さんなどは、地植にも元肥は使いません。それでもバラは十二分に育っていますから、元肥を入れない方法というのは、日本にもあるわけです。
 このへんは、去年成功された方法のままでいいと思います。

 今年の場合ですが、もしも、イタリアで病害虫の類が日本の5〜6月と同じくらいに出るのでしたら、肥料はちょっと少ない方がいいです。肥料をあげたら駄目ということはないですが、ちょっとした加減で量が多いと、いない間に病害虫がたくさん出る危険もあります。

>成長開始が遅れるので良いのではないかと思い始めましたがいかがでしょうか?

 一ヶ月で花が咲くような気候の場合、肥料をあげない場合でも、成長開始は、さほど遅れないと思います。土壌にもよりますが、肥料ゼロの土壌ということもないと思います。
 開始は遅れなくても、葉が小さくなる、花が小さくなる、株が大きくならないなどの影響はあると思いますが、それは病害虫次第なところもあります。芽掻きなどの作業も心配ですが、芽掻きはやらなくてもバラは育ちますから大丈夫かと思います。

Mezzana 【外国】 [URL:http://mezzana.blog20.fc2.com/] 2008/02/22(金) 19:54:37
[[解決]]
スレ主です。
皆さんご親切にアドバイスをありがとうございました。


ばらファンさん、

本は探せば手に入ると思うのですが、イタリアは夏非常に暑いため
春先にきれいに育てても6月くらいから枯れ始めてしまうため、
ガーデニングを趣味とする人がそれほどいないようなんです。
お金持ちが人を雇って庭を飾ることはよくありますが、一般的には
鉢植えを窓辺に飾る程度なので、本も専門的すぎるものが多いような
気がします。

おっしゃるように日本の母が送ってくれた一冊の日本の本が写真も
豊富で素人が花を世話するのに便利な情報がたくさん載っていて
感動していたところでしたので、こちらの掲示板でみなさんにたずねて
みようと思ったところでした。ああいう本で勉強できれば知識もかなり
増えるでしょうから…。3月の一時帰国で別の本も入手できればと
思います。ありがとうございました。


n'Guinさん、

肥料は今年はまだ一度もあげていないんです。
なるほど、人間にとっての塩のようなもの、というのはわかりやすい
例えですね。ありがとうございます。

こちらも暖冬で毎年気温がかなり違うので今年も予測できずに困って
いたのですが、アドバイスをいただいたように発つ日に水をたくさん
やってから出かけようと思います。

名前がわかりませんが木の皮を削って乾燥させたようなものを花壇の
土全体の上にかぶせていますので夏場の暑い時期もこれで助かったこと
を思い出しました。先日新しく買い足したところなので今回もこれが
守ってくれることを祈ります。ありがとうございました。


R.ひろきさん、

なにしろ専門的な知識もないまま手探りで世話をしていますので
質問もあるがままに書きましたが、さすがに知識のある方はこうした
稚拙な文章からも様子がわかるんですね。感動です。

以前はドイツで12年間暮らしていて鉢植えの花をベランダで育てたりは
していたのですが、なにしろイタリアと気候が全然違いますので
こちらに来てから試行錯誤しているところです。なるほど、関東では
剪定後3ヶ月は花が咲かないんですね。ただ私は去年本当に浅く剪定を
下と思いますので、一月後に咲いたのはそのせいもあるかと思いました。
今年は深く剪定したのでこれでは3月には咲きそうにありませんので…。

上方でばらファンさんへのお返事にも書いたのですが、イタリアでは
夏場に枯れてしまう花が多いためもあり、一般の人がガーデニングを
楽しむことがあまりないんですね。なので素人向けの写真が豊富な本
というのも他国に比べると非常に少ないように思います。

ただおっしゃるように気候によってやり方はいろいろですよね。私も
知識の無さもありましたが去年は元肥をやりませんでしたが5月には
どうしてよいかわからないくらいたくさんのバラが咲きました。
恥ずかしながら「芽掻き」という言葉も今初めて知りましたので
昨年は行っておりません。

それから、確かに昨年は始めの頃肥料をすごくたくさんやっていたように
思いますが、害虫が多かったのはそのせいなんですね。今年は
アドバイス通り少なめにやって行こうと思います。


本当に助かりました。みなさんありがとうございました。
また何か質問させていただくことがあるかもしれませんが
その時はどうぞよろしくお願いいたします。


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