広がり過ぎた日々草をどうしたらいいでしょうか。
おけい
【関東】
2007/11/18(日) 20:18:52
鉢植えの日々草が元気がよく、広がって鉢が転がりそうになっています。今もまだ新しい花をつけるようなので、幾つかの鉢に分けようかと思うのですが、この時期にそういうことをする意味があるでしょうか。小分けにして植え替えてもまだ花が咲き続けるでしょうか。それともこのまま支柱でも立てて倒れないようにして、シーズンが終わるまでそっとしていた方がいいのでしょうか。
ゆえ
【関東】
2007/11/19(月) 11:43:16
こんにちは、おけいさん。埼玉県在住のゆえです。
ニチニチソウは非耐寒性多年草なので、今の株をそのまま戸外で育てていても、遅かれ早かれ枯れてしまうのが普通です。
もしどうしても今の株を維持したいのであれば、そろそろ株を切り詰めて水を控えめにし、
軒下のようなところで、寒風・霜のあたらないところで管理して、
本格的な冬になったら、無加温の日のよくあたる室内に入れます。
(もちろん、温室をお持ちなら、温室の方が断然に良いです)
夜中でも、5度を下回らないように管理します。
つまり、出窓のような場所に夜中まで置いては駄目なのです。
もし種ができているようならば、その種を来年のGWあたりで蒔きます。
実生栽培の性質上、今ある親と少し雰囲気の違う花が咲く場合もあることは、ご承知くださいね。
時期的に難しいかもしれないのですが、挿し木をして、小さい株を作り、
それを越冬させる方が、場所をとらずに越冬させられます。
しかし、ここまで手間をかけられない、かけたくない場合は、
今ある花を存分に楽しんで、冬にはいって花が少なくなったら、感謝をしながら処分することになりますね。
昨年のように暖冬ならば、多少の霜よけ・寒風除けで、戸外でも越冬しましたが、確実ではありませんので、お勧めはしませんが情報とし記します。
少し、本筋から離れますが、
本来は多年草だけれど、日本で栽培するに当たって、
夏越し・冬越しで、何らかの対策をとらないと枯れてしまうものがあります。
それらを「園芸的1年草」といって、1年草のように扱うことがあります。
ニチニチソウも、この「園芸的1年草」なので、ある程度手間をかけて、
環境を整えてやらないと、冬越しが難しい植物なのです。
おけい
2007/11/20(火) 10:09:59
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埼玉のゆえ様
詳しいアドバイスをいただいて、大変勉強になりました。難しそうですが、
来年も咲かせられたらうれしいと思いますので、挑戦してみます。
ありがとうございました。
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