サトイモの花
まきゆうき
2007/10/08(月) 17:44:29
本日千葉県の実家にてサトイモの花を見てきました。日本では咲かないといわれていますが、どうなのですか。また仏焔苞(ブツエンホウ)といって不吉な花だと周りの人が言うため、母が気にしていますが本当でしょうか。
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2007/10/08(月) 18:34:00
サトイモの花はよく咲くというわけでもありませんが、極度に珍しいというほどでもないと思います。
「えぐいも」「赤芽」「石川早生」など、特に開花しやすい品種もあるようですね。
仏炎苞(仏焔苞)というのは花序を包む苞葉を仏像の「火炎光背」にたとえた植物学の用語ですから、字面が恐ろしげ(?)でも言葉自体に不吉な意味はないと思いますよ。
日本では何かの前兆と考える人もいるのかもしれませんが、よく目にしている熱帯の人々はそんなことは思わないのでしょうね。
ばんざいうさぎ
2007/10/08(月) 19:00:36
いままで関東では温度が足りなくて花芽が出来にくかったのが、近年の地球温暖化で花芽が出来やすくなったのでしょうね
関西などでは結構咲いた報告が多いようですが関東まで咲ける気候になったと言う事で今年の夏はサトイモにとってはとても快適な夏だったんでしょう
たしかにサトイモ科の花は不吉な花だと呼ばれるものもありますがこれらは独特な形が珍しいだけで水芭蕉やザゼンソウなどにも見られザゼンソウは修行の座禅をしている姿に似ているのでそう呼ばれます。昔は水芭蕉でさえ当地では蛇の枕と呼ばれ縁起の悪い花とされていたようですが春の雪解け時期には湿地にたくさん咲きますし尾瀬高原などでは皆がわざわざ見に訪れてますよね。今では鉢植えで売ってたりもします
不吉というのは、見たことの無いものや滅多に見ないものが現れるとそう言われますがこれは人の考え方しだいで、滅多に無い事を吉兆と考える人もいます。花が咲くから悪いことが起きるということはありません。強いていえば過去にサトイモの花が咲いた年に何かよくない事が偶然起きたか異常気象が原因で何か人的被害があったのが伝えられているのでしょうが、サトイモの花が咲いてしまうほどの異常な気温の高さ原因で体調に影響するなどで直接サトイモが悪いことではありませんので、お母様には「花が咲いてしまうほどの気温の高さが原因で昔悪い事があったのかもしれないが、それはサトイモの花自体が悪いのではなく異常気象のせい」とお伝え下さいね
周りの家で咲かないのに自分の家にだけ咲いているというのは、それだけ家のサトイモが他所より立派に育ち花が咲けるほど株が充実していたということです。お母様の栽培法がとても良かったという証拠ですごいこと、誇れることだと思います
人間の解釈や都合で吉兆のしるしとされているだけで植物には人間をどうのする意思など何もありません。周りの人の言葉は現代では何の根拠も無い言い伝えに過ぎないのですから気になされないようにとお話下さいね
まきゆうき
2007/10/08(月) 19:21:19
[[解決]]
ありがとうございます。よくわかりました。
パタリロ
2007/10/15(月) 18:02:20
サトイモは夏非常に暑くて、雨が多ければミズバショウのような花が咲きます。それに肥料が多ければ言うことなし。今年はスプリンクラーで水を十分やったのでたくさん咲きました。サトイモの花は珍しくはないですよ。
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