果樹との寄せ植えは可能でしょうか?

[園芸相談センター]の過去ログです

アスカ 【関東】 2007/09/02(日) 10:12:15
小柚子と大実キンカンがそれぞれ10号鉢に植えています。
高さは1メートルほどです。
株元がさびしいのでワイヤープランツかなにかをさし芽で増やしたものを植えても大丈夫でしょうか?
又土佐みずきヤブルーベリーににいろいろな花が寄せ植えしてあるのをホームセンターで見たことがありますが、このような場合肥料はどのように考えたらよいでしょうか?

たちつ 【近畿】 2007/09/02(日) 13:29:31

栽培に関する考え方(目的)

別に好みですから、自由ですが、基本的に、鉢植えは、一鉢一花が原則です。と言うのは、鉢植えは、植物にとって、窮屈なものです。根や草幅の生育に限度があります。用土質にも陳腐化(硬くなる・栄養が偏る・老廃物の蓄積など)がありますから、1-3年置きに、植え替えという作業が付いてきます。其の他として、根張りや茎葉が旺盛とか、植物同士の相性とか、植え替え適期とか、乾湿寒暖の適応性とか・・・・・生育を優先させる場合。ただこの場合には、鑑賞的に寂しい・スペースがもったいない・花期が偏る欠陥があります。

そこで、寄せ植えして、その寂しさを、華やかにしたい・限られたスペースを有効に利用したいと言うことになります。・・・・観賞価値を高める。

生産農家やお花屋さんの場合には、良く売れる商品作りという事になります。・・・・売れる商品作り優先。植物の生育は、ある程度犠牲にしている。見栄え優先。
消費者にとっては、簡単に華やかな草花が、楽しめると言うことです。

簡単言えば、植物にとって快適に育つと言うことと、鑑賞する・楽しむと言うことは、別の問題です。

概ね、寄せ植えは、3-6ケ月が限度と考えたほうが良い。単一植えは、1-3年。
寄せ植は、シーズン毎に、作り直すのが好ましい。概ね、一年草(越年草・2年草を含む)を中心にして、植え替えに強い、草丈の小さい多年草(樹木・宿根草・球根を含む)をポイントに植えつけるとか。

従って、寄せ植えは、短期植え替え栽培ですから、肥料は、元肥(植えつけるときに、少し混ぜる肥料・有機肥料を中心とした緩効性肥料。)追肥としては、余り考えなくても良い。多すぎると枯れる・暴れる・花が少ないことになる。花色・葉色が薄くなれば、そのときに液肥を適当に与えれば十分です。石灰も無しでよい。石灰が多いと、枯れる・生育が悪くなることになる。

概ね、初心者さんの失敗の多くの原因は、1)多肥・2)過湿・潅水のムラ(与えたり、与えなかったりする。与えるなら大水のごとくドボドボに与える。開花時期を除いて、葉が少し萎れてから与えたほうが枯れにくいし、弱っても復活する。過湿は、根腐れで復活しない。花色が多少薄くなる。) 3)植え付けの失敗。根を広げて植えつけないのが良くない。(ケシ系など、移植を極端に嫌うものを除く)
鉢土や植木鉢に、太陽を充てすぎ。土が熱くなる。日差しは、樹冠の葉に与えるもの。室内観葉植物も同じ。風通しが悪い。

と考えます。


アスカ 2007/09/06(木) 19:47:25
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解決のチェックを忘れていました。
納得です。ありがとうございました。


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