胡蝶蘭の花が・・・
チャッピー
【中国】
2007/08/28(火) 20:10:20
胡蝶蘭を下駄箱の上で育てています。水は一週間に一度タップリ与えています。
最初から咲いていた花は、まだ咲いているのに、蕾から咲いた花は萎れてしまいました、何故でしょう？
蕾から咲いた花を含めて、長く楽しむ管理法をどなたか教えてください。宜しくお願いします。
ひろし＠小南部
2007/08/28(火) 22:59:36
今年買われた胡蝶蘭でしょうか？
だとすると、最初に咲いていた花は生産者の温室で開花したと思われます。卸市場、地方市場、園芸店を経てチャッピーさんの手元に来たわけですから、株は疲れているのです。最初にベストの状態で咲いていた花はしっかりしていても、輸送や環境変化の只中に蕾を大きくし開花させた花はベストの花ではありませんから、花の寿命も短かったと考えられます。また今咲いているということは、開花調整で自然の開花より遅らせていますから花の環境としては温度が高すぎたかもしれません。
あとひとつの可能性としては受粉しても花は早くしおれますが人手で受粉させないかぎり、この可能性はほとんどありません。
花を長持ちさせる秘訣は胡蝶蘭の成長サイクルを理解して株に無理をさせず自然なリズムで育てて咲かせることです。つまりご自分でしっかり育てた株に花芽を着けさせることで長持ちする花を咲かせることができます。日本の気候に合った通常の胡蝶蘭の生活リズムは、春開花、春から初秋に成長（盛夏に一時やすみ）秋に花芽形成、冬一時休眠、早春花芽成長、というものです。
つまりこの盛夏に開花中というのは胡蝶蘭の成長のリズムから言えばかなり不自然で、胡蝶蘭としては、とっくに花を終えて葉をのばしていたい時期なのです。
また花を見たいとお考えであれば残った花も切花として９月末までに葉を一枚でも出させてください。そのためには３株寄せ植えのものなどは一株一鉢に植え替える必要もあります。
気温が下がり始めると葉の成長はとまり次の花芽を用意し始める時期となりますが、今年秋の花芽形成は無理かもしれません。けれども適正に管理を続ければ来春からはぐんぐん葉を成長させ、次の秋には立派な花芽を作ることが出来ます。
チャッピー
2007/08/28(火) 23:20:07
ひろし＠小南部さん、早速の的確な回答有難うございます。
胡蝶蘭に魅せられて、一年中下駄箱の上はに”開花中の胡蝶蘭”というのが夢だったのですが、そのこと自体が浅はかだったのですね・・・
春には春の、夏には夏の、季節の花を飾る事にします、どうも有難うございました。
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