水のかけ方の基本、極意を教えてください

[園芸相談センター]の過去ログです

かごっま人 2007/08/07(火) 21:51:03
 いくつかの鉢物を持っていますが、水をかけるごとに、これでいいのか、かけ過むぎ、水不足はないのかよくわかりまえん。水掛の基本、極意、基準を教えてくさい。
 例えば、鉢植えのムベ。梅の盆栽、ハナカイドウ、鉢植えのドラゴンフルーツなど、やればやるほどどの程度かが分かりません。是非、コツを教えてください。

x 2007/08/08(水) 00:37:45
水をかけるというのは、葉水のことですか?
そうでしたら、私には分かりません。
水やりでしたら、「土が乾いたら鉢底から流れるくらい」にやると言うのが基本であり極意だと思います簡単に加減が分かったら苦労はしませんしね。植物により違うので一概に言える事ではありませんが。

らいだ(東京) 2007/08/08(水) 04:40:22
「水をかける」。
たぶんお名前(かごっま人さん)がその通りなら鹿児島弁です。
植物のてっぺんから行水のように「かける」ことを指しているのではないと思います。
言葉はいろいろ、楽しいですね。
「水をかけ」たあとはジョウロを「なおす」んですよね。鹿児島弁では。
ちなみに「なおす」は西日本で良く使われますが「しまう」という意味。
水やりをしたあとはジョウロをしまう、ということになります。
話が脱線してしまいましたが
植物に水をやるということならx さんのおっしゃる
「土が乾いたら鉢底から流れるくらい」
ということを諸先輩方も常に書かれていますね。
同じ植物でも鉢の大きさや土の種類や植わっている場所などなどで
水やりの頻度も量も違ってくると思います。
例えば1日に1回500ミリリットル、なんて決まっていたら分かりやすいのですがそうもいきませんね。
相手の様子を見ながらだんだん覚えられるのかなと思っています。
ちなみに水やりの時間はまずは朝が良さそうですね。
夏場、朝顔など水をたくさん欲する植物が夕方しんなりしていたら、
夕方にもう一度あげることもありますね。
ムベや梅、ハナカイドウ、ドラゴンフルーツなど木のものは
そんなに1日に2度も必要なことは無いのではないかと思います。
しかしとても小さい鉢にとても乾きやすい土で植えて、
直射日光と室外機の熱風の当たるところに置いていたら・・・。
水やりの量と回数を増やす以外の対策も必要ですね。
「土が乾いたら鉢底から流れるくらい」に水をやる
植物に合った大きさの鉢と植物に合った土を使って置き場所も工夫する
葉の張り具合を見たり、
表面からちょっと下の土を触ってみて乾き具合を確かめながら水やりを調整しています。

【北陸】 2007/08/08(水) 08:15:58
畑のトマトです。葉がちりちりの時に、ちょっとしか水をやらないとき、
すてきにおいしいトマトができるのだとか。
生まれ故郷の環境にあった状態が良い、とか言うことでした。とはいっ
ても、どれくらいかは、時期、土、気温、日当たり、風などで違ってく
るのでしょうね。
はじめは近くの名人の水やりをまねて、恐がり恐がりやっていくしかな
いのではないでしょうか。
私は庭木は、土ではなく、葉をみてまだがんばれるな、と思うときはや
らない。できるだけ雨に頼ることにしています。元々強い生き物のはず
ですもの。
でも無理に、大きな花を咲かせたい、とか、おいしい実をつけさせたい
というときには、専門家にその木について聞くのが一番ではないでしょ
うか。

かごっま人 2007/08/08(水) 22:42:40
丁寧なお教えありがとうございます。「みずかけ」とは植物に水分を与えることを総称しています。説明不足ですみません。
 「乾いたら水をやる」が一番正しいと思いますが、「乾いたら」の判断が難しいですね。土の状況を見て判断するしかないのか、葉がしおれてきた時でいいのか。少々、水不足気味の方が根が増えるとも聞きますが。そこで、どれぐらいがいいのか。もう少し、助言をお願いします。

こう 2007/08/08(水) 23:13:59
鉢に水をやる前(鉢土を2p位掘り返して、サラッと乾いた感じ)の時に、鉢を持ってみて鉢の重さの感じをつかんで置くのも有効ですよ。

植物を見て、鉢を持ってみて、徐々に慣れていくしか荷と思いますよ。
鉢も、平鉢と深鉢とでは、排水の早さも違いますし、用土の配合によってもまちまちですしね。
もちろん、植物の種類によっても、季節によっても随分違いますからね。

簡単にこうすればいいよというような方程式はないと思います。


プロでも「水遣り10年」と言うくらいですから、植物を観察しながら、
基本を忠実に守り、水遣りの加減をつかんで言うしかないと思いますよ。

基本は、かごまっ人さんもご存知のとおり、「乾いたら水をやる」です。

しょうちゃん 2007/08/08(水) 23:48:15
「乾いたら」の判断は、
@植物を日々観察すること(葉のしおれ具合、色艶など)
A用土自体の乾き具合を把握することですよね。
どちらかのみでの判断は、トラブルのリスクが増します。

用土の乾き具合は、
@竹串を指しておいて、抜いて判断。
A鉢底に、赤玉土の大粒を用い、鉢底を覗き込んで赤玉土の乾き具合を見る。
Bサボテンなどの成長の遅い植物でしたら、用土が乾燥した時の総重量と水遣り直後の総重量などを実測してみると、水の減り方など把握できると思います。
面倒でも、一度具体的な行動を起こすと、なんとなく分かった気になります。(私のように(笑))

のぎ 【関東】 2007/08/09(木) 11:25:53
5鉢違う植物があれば、それぞれ、水の要求度が違うと考えた方が
いいかと思います。
同じ植物を5鉢育てていても、株の生育具合や葉の量、ちょっとした
土の配合違いで、朝に水遣りして夕方に乾く鉢と、翌日まで乾かない
鉢があります。そうすると、乾いた鉢を基準に水遣りをするので、
本当はあげる必要のない乾いてない鉢にもついつい水をやりたくなります。
これが、「ついでやり」。
面倒でも、ひと鉢ごとの乾燥具合を見て水をかけるのが良いです。

また、植物によって、表面が乾いた状態が数日続いてあった方がいいものも
あります。乾燥に強い、あるいは冬場の水遣りなんかもそうです。
いわゆる「乾かしぎみに管理」。
これは、少ない水を毎日あげるのではなく、あげるときはタップリ、
あとは数日ほったらかし。土というより株の状態を見ながら、
水遣りの緩急をつけます。

「乾いたら」の判断は、私は土の表面を目で見て確かめ、更にわかり
づらい時は指を少し土に突っ込んで湿り気具合を確かめます。

ここまでが水遣りの基本ですが、ここから更に種類による個別の
水遣り方法が存在します。
サボテン、盆栽、草花etcみんな水の要求度が違います。
上にあるそれぞれの植物は具体的にどんな水遣りが適しているのか
ひとつひとつ調べてみてください。私は新しい植物に挑戦するとき、
必ず園芸品種であっても、なに科の植物で、原産国は、適した気候
などなど調べています。特に原産国を調べたときに、その国の気候
風、雨、生えている場所(乾燥地帯か岩場か)など想像すると、
旅行でもしたような気分になれます。
ひと鉢ごとに、違う性質があり、それぞれの過ごしやすい状態を
再現してやる。手なずける。何年かかっても思うとおりに行かない
から、面白いんだと思います。がんばってください。

植木屋 園主 [URL:http://members.aol.com/Oujien/] 2007/08/09(木) 22:49:15
こんちは〜♪
散水=「みずかけ」は私どもも使いますね〜♪
極意はやはり皆さん仰せの様に習うより慣れろが間違いないかもですね
やはり常緑樹と落葉樹では落葉樹が圧倒的に水分は必要です!
それに生育段階で旺盛に育っている木(若い木)ならば余計に必要です
全般的に見ると、のぎさんも仰せの様に
原産地(自生の生育環境)を先ず知るのが早道かも知れませんね
それに準じてかごっま人さんの環境を考えて散水を決める

まず午後から萎れるのは落葉樹関係の水分を余計に欲しがるタイプが多いですね
でも夕方または翌朝になれば又戻っているならば環境に今慣れている時期と考えると良いと思います
それで落葉樹と常緑樹などを一緒に並べたら不足してるのと十分なのとが一緒になり
散水は同時にしたら多すぎる物も出てきますので
夏場乾燥する時はある程度の日陰に置き直すとかして散水も同時に出来るようにする
>葉がしおれてきた時でいいのか。
早めに発見できればそれが一番ですが其処が極意ですね!
花の着き方に一番の影響が出る時です
先ず葉が萎れる前に葉色が薄くなります(艶がなくなる)!
葉が見るからに萎れた状態では遅すぎです!
常緑樹(葉の厚い種)ではコノ時点では葉が降り始めます
・・・・・これが判れば免許皆伝〜♪

SUN 【近畿】 2007/08/10(金) 15:28:00
鉢物ですよね
葉が垂れてはいないが土は乾燥しているようだ・・・な時に
水を遣り土に染み込む音
「ピチピチ、ビチビチ」
ってな時はグッジョブ!と自分を褒めてやりたくなります
違って、乾燥しているように見えたが音がしない時
まだまだ修行が足りないと反省します
ジョウロでの水遣りを基本にして
鉢毎に遣る量を加減しても良いかもですね

室内だと潅水したらプーンと土の匂いが漂ったり
鉢内の換気を体感出来ます

水遣りの極意は、やはり感覚と慣れと「尊い犠牲」・・・ですよね;;

【東海】 2007/08/10(金) 20:35:17
「みずかけ三年」と昔からいったものです。
上の方々がいくつかヒントを出していますが、植物によって当然異なりますし、育てている場所、土によっても水のかけ方は全く異なります。
とにかく失敗しても自分で試行錯誤してみてください。

かごっま人 2007/08/16(木) 22:33:01
[[解決]]
皆様の親切で暖かい心が伝わってきます。大変参考になりました。皆さんの御指導をもとに、できる限りの努力をしてみます。ありがとうございました。
 お礼の気持ちを込めて、かごっま弁を紹介します。

 上記「朋」さんの文章を鹿児島弁に翻訳してみます。

 みっかけ(みずかけ)3年つ むかいかぁ(むかしから) ゆもんじゃった(言うものでした)。うえんひとたっ(上の方々)が いくっか(いくつか)ヒントをだしちょっどん(出していますが)、植物よっ(植物によって) 当然ちごし(違うし) そだっちょい(育っている)場所、つっ(土)によってん(よっても)、みっ(水)のかけ方はちごとごわす(違うものでございます)。
 とにかっ(とにかく)、やっせんでん(だめでも)、わが(我が)で、てさぐいで(手探り、試行錯誤) してみっくいやい(してみてください)

  ありがとうごさいました


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