四季咲きバラの施肥
ぐらみす
2007/06/28(木) 21:47:58
四季咲きのバラをいろいろ(ERやFL、ミニバラなど)育てていますが、それらの春〜秋の施肥について今更ながら、という感じなのですが質問です。
本やネットで調べると「つぼみが上がったら肥料は止める」というものと「花が咲いている間は肥料を絶やさない」というものがあり、どうしたものかと考えています。
返り咲きなど、少し花の間が空くものならいざ知らず、今年は間を空けずひっきりなしにつぼみが上がってくるので追肥しそびれました。
だんだん新梢は細り、花も小さくなってきているのでやはり肥料切れでしょうか?
ERなどはあまり手をかけないような育て方をするようですが、やはりこれから少しのあいだはつぼみを取って咲かせないようにし、その間に施肥をするしかないのでしょうか?
それとも次々上がってくるつぼみの合間をぬって、液肥を施す方がいいのでしょうか?
た、その合間の肥料はなるべく窒素は少なめの方がいいのか、それとも普通のバラ用の肥料(6−8−5)でいいのでしょうか?
自然派
2007/06/28(木) 22:52:38
>つぼみが上がったら肥料は止める
開花期間を長く保つ・・・・切花流親切派
>花が咲いている間は肥料を絶やさない
切ってしまえば、後は知らない、それより次の2番花3番花を早く育てないと、採算が合わない。・・・生産効率派
一般的には、蕾が膨らんだら、肥料を絶ったほうが良いと思う。
>だんだん新梢は細り、花も小さくなってきている
肥料切れもあるでしょうが、株疲れと温度が高い。
幹より枝は細いもの。枝が細ければ花も小さい。2番花3番花でも、茎が太ければ、花も大きい。どこかで、バラの切り花生産農家向けの図説を見たのですが今は不明。PDFだったと思う。剪定位置がポイントのようだった。以前にまねをして切ったら親が枯れてしまったのでやめました。
>少しのあいだはつぼみを取って咲かせないようにし
私は、これに近い。春は2回秋は1回夏冬なしを基本にしています。
蕾を摘むことはしない。開いたら直ちにはねる。花を観賞するというより花を確認したい。大輪が極めて小さく咲いても可愛いときが有る。
5分咲きが似合う花、8分咲きが綺麗な花 満開が華やかな花と形や色にそれぞれ個性がある。時節別・時間別・鉢別と・・・只、その違いが、カメラに写らない。又覚えられない ここに私には問題がある。
バラの花は、色々あれど、形と色と大きさが揃うのは、年に1花か2花程度しかない。
肥料は、解らない。・・・気の向くままの施肥流。面倒。
aisha
2007/06/28(木) 22:53:07
HTやFLのように一斉に咲いた1番花を切り戻し2番花・・・3番花
夏剪定で秋1番花、切り戻して秋2番花と
枝の伸長と開花を周期的に繰り返すものを四季咲き。
花柄を摘んでいれば絶えずどっかの枝が咲いているような状態を周年咲き(通年咲き)
といって、
四季咲きの管理法なら「つぼみが上がったら肥料は止める」
周年咲きの管理法なら「花が咲いている間は肥料を絶やさない」
ということになります。
HTやFLでも咲き終えた花から順次切り戻し、蕾が絶えず上がっているような状態なら
周年咲きの管理なので「花が咲いている間は肥料を絶やさない」に近いですね。
花を咲かせるには多くのエネルギーを使うので、
1番花に比べ2番花、2番花に比べ3番花が小さくなるのは仕方ないこと。
秋にも立派に咲かせるなら、3番花は咲かせず、養分を蓄えさせるのが常套の管理。
日本の夏は暑いので無理に咲かせ続けると疲れて夏に葉を落とすもと。
栽培している株数が少ないなら
緩効性の置き肥を少なめで効かせた上で、液肥でメリハリを付けるのもいいと思います。
肥料は別に8−8−8の化成でもいいんすけど、
不慣れならバラ用が安心でしょうね。
aisha
2007/06/28(木) 22:54:56
HTやFLのように一斉に咲いた1番花を切り戻し2番花・・・3番花
夏剪定で秋1番花、切り戻して秋2番花と
枝の伸長と開花を周期的に繰り返すものを四季咲き。
花柄を摘んでいれば絶えずどっかの枝が咲いているような状態を周年咲き(通年咲き)
といって、
四季咲きの管理法なら「つぼみが上がったら肥料は止める」
周年咲きの管理法なら「花が咲いている間は肥料を絶やさない」
ということになります。
HTやFLでも咲き終えた花から順次切り戻し、蕾が絶えず上がっているような状態なら
周年咲きの管理なので「花が咲いている間は肥料を絶やさない」に近いですね。
花を咲かせるには多くのエネルギーを使うので、
1番花に比べ2番花、2番花に比べ3番花が小さくなるのは仕方ないこと。
秋にも立派に咲かせるなら、3番花は咲かせず、養分を蓄えさせるのが常套の管理。
日本の夏は暑いので無理に咲かせ続けると疲れて夏に葉を落とすもと。
栽培している株数が少ないなら
緩効性の置き肥を少なめで効かせた上で、液肥でメリハリを付けるのもいいと思います。
肥料は別に8−8−8の化成でもいいんですけど、
不慣れならバラ用が安心でしょうね。
自然派
2007/06/28(木) 22:58:44
書き忘れ、
春の雨や秋の雨など気温の低いときの雨は、比較的問題になりませんか、気温の高いときの雨は、一発で滲みになる。
雨に当てないことが一番ですが、そうもいきません。
ぐらみす
2007/06/28(木) 23:19:36
自然派さま、aishaさま、ありがとうございます。
お二人とも、春2番花まで咲かせたらあとは秋まで休ませるというご意見ですね。
バラハキリバチにずいぶん葉を採られてしまったので、これから夏は株の充実に重点を置いてみます。
ERを大きくつる仕立てで育てている品種があり、毎年春に一斉に花が咲いたあとつぼみはしばらく上がらなかったのですが、今年は新芽が出るのと同時に根元から3本太いシュートが伸びて、上の花が全部咲いた頃に置き肥をしたら、あとからそのシュートに付いたつぼみがブルヘッドとか、カチカチで開かないといったようになってしまいました。
周年咲きのバラにずっと肥料を与えていると、上がってくるつぼみがそのようになりそうな気がして躊躇してしまいますが。
またaishaさまの「8−8−8の化成」のように窒素分が結構入った方が、どちらかと言えばいいのでしょうか?
aisha
2007/06/29(金) 00:11:02
>周年咲きのバラにずっと肥料を与えていると、上がってくるつぼみがそのようになりそうな気がして躊躇してしまいますが。
花期の長い小輪房咲き品種や修景バラのような”本来の周年咲き”の種類ならそのようなことはありません。
蕾が展開しない理由はいろいろ考えられる(虫に食われた、カビ病に冒された、などなど)ので
肥料だけで結びつけるのはどうでしょうか。
また、ベーサルシュート(赤い枝)は若い未熟枝なので春花を咲かせないのが基本。
>「8−8−8の化成」のように窒素分が結構入った方が、どちらかと言えばいいのでしょうか?
株を育てたいなら窒素分の多い横並び(8-8-8とか5-5-5とか)を使いますが
そのような目的が明確じゃないならバラ用を使っていたほうがいいと思いますよ。
(私の場合は野菜用の肥料をバラにも使っているだけですから)
ぐらみす
2007/06/29(金) 08:34:56
aisha さま、ありがとうございます。
我が家はイングリッシュローズが多く、ネットでは「イングリッシュローズ(オールドローズ)はそのままシュートを伸ばします。四季咲き性や返り咲き性のものは花が咲くことがあります。花はそのまま咲かせ、終わったら花がら摘みをしましょう。」のように書かれています。
ジェームズ・ギャルウェイというつる性の品種ですが、冬に誘引するためにシュートを大事に伸ばしていたのですが、つぼみがついたら取ってしまった方が良かったのですね。
また、周年咲きしているのはイングリッシュローズのグラミス・キャッスルで、立派な中輪咲きです。
1枝の花がすべて終わる頃にはすでに他の枝のつぼみが大きくなっているという感じです。
今もすべての枝先に複数のつぼみをつけていますが、これらも全部取って施肥すべきですね。
肥料に関しては株を育てたいので、窒素分の多いものを買ってみます。
aisha
2007/06/29(金) 21:10:08
栽培者の意思が強くない限り、HTをのぞく多くのバラは厳密には”四季咲きの管理”はしにくく、
どうしても花期が枝ごとに揃わないことになります。
なので「ぐらみす」さんがどう管理したいのかをいま一度決めることです。
私もヘリテージやダービーなどERも植えてますが、1番花が7分ほど咲き終わった6月半ばに切り戻しましたので、今現在どちらにも花や蕾は一つもありません。
(蕾だったものは切花でちゃんと咲きました)
もちろん、「ぐらみす」さんにもそうしろと言ってるわけではありませんよ^^;
グラミス・キャッスルは枝が細めでもともと枝ごとの花期が揃い難いのと
副蕾も多く、順次咲いていくので、シーズン中は周年咲きのようになってしまうのは仕方ないし、
このような咲き方が特徴の一つでもあるので、ある程度の密度で咲いている間は無理に切り取らないくてもいいんじゃないでしょうか。
梅雨に入ると高温多湿と雨で花の品質も低くなっていくと思うので、
そう感じたら終わらせればいいと思います。
それまでは窒素の少ない肥料(花肥)をこまめに与え続け、切り戻したら窒素を含む肥料(葉肥)を一機に効かせるのでよいのでは。
つるバラのシュートは花を咲かせると、その間は枝の伸長が止まってしまうので、
来年の誘引枝が長く必要なら花を咲かせず摘蕾して枝を伸ばすことを優先します。
花を咲かせて伸長が遅れても問題ないくらいの誘引茎長で、株も疲れていないなら夏前は花を見るのもOKです。
ぐらみす
2007/06/29(金) 22:46:26
aishaさま、実は今日の昼間につぼみを全部取ってしまいましたよ。
切り戻しではなく摘蕾です。
これから窒素分を施して、夏の終わりに剪定をしてみます。
いろいろありがとうございました。
ぐらみす
2007/06/29(金) 23:08:34
[[解決]]
解決チェックし忘れました・・・
gardenfan
【近畿】
2007/06/30(土) 22:22:12
ぐらみす様
解決済みなのですが、補足です。
>「つぼみが上がったら肥料は止める」
これは花持ちを長くするためです。特に窒素分を止めると花持ちが長くなります。菊栽培では窒素肥料を化学的反応で効果が無いような状態にします。HTでコンテストに参戦するとか特別な方についての話です。
ER 新しいシュートの先に咲いてくれる品種ならこれからも花が楽しめますよ。全ての嫡蕾如何かと思います。もう少し楽しめますよ。
今まで通りのバラ肥料をお勧めします。窒素リッチですとウドンコまみれになる可能性が高くなりますよ。
また夏の終わりに剪定??? ERの場合花柄摘み程度で株を大きくする方が良いと思います。勿論混み合うのであれば必要です。
ぐらみす
2007/07/02(月) 12:35:35
gardenfanさま、補足ありがとうございます。
肥料を止めるのは、変な花が咲かないようにだとばかり思っていましたが、花持ちを長くするためだったのですね。
私は芽出し時の施肥以降は草花用の窒素ゼロの肥料を与えたりしていました。
その影響についてはまた新規の質問としてあげてみます。
gardenfan様がレス下さった日の昼間にホムセンで5−5−5のボカシ肥料(固形)を購入して来て、さっそく置き肥してしまいました。
これが効き始めるころには夏になってウドンコも治まってくるころではないかなぁ?と考えつつ・・・。
またつぼみを全部摘んだのは、去年大苗を植えつけて、今年初めて花を見た新顔バラ苗ばかりです。
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