木の根元に石を敷き詰める事

[園芸相談センター]の過去ログです

カエルの葉っぱ 【関東】 2007/06/23(土) 21:34:56
お世話になります。
よく木の根元ギリギリまで石を敷き詰めている(まるで砂利の中から木が生えているかの様に見える感じです)お宅を見かけます。
これって木の成長に悪影響は無いのでしょうか?
台風や強風に遭っても重みで根元が浮かずに良い気もしますし、水はけを良くし、水跳ねを防ぎ、夏場の水分蒸発を防ぐ効果もある様な…。
カラフルな石なら庭の装飾にも使えるし、植物を株元に植えるより地中の根には良いのかな…と思いました。
ただ、木にとって良くない事もあるのでは…と不安になりました。
メリット、デメリットを教えて頂けたら光栄です。

SUN 【近畿】 2007/06/24(日) 10:13:15
メリット:見た目の新鮮さと非自然的なモダン美
デメリット:土が呼吸出来ない、照り返し、落ち葉掃除に邪魔、踏みしめて欲しくない境界が客に分からない
社寺庭園、植物園、造園業など本職の庭には使われていない事実
店舗デザイン、建築家、不動産業がアプローチすると見かける
お洒落には手間と苦労が付き物ですね
ハイ、私は手抜き派です;;

たちつ 【近畿】 2007/06/24(日) 15:04:02

人それぞれの、慣習の違いや好み考え方・流行が有って、その善悪は、簡単に判断できない。概ね植物の半使い捨ての景観目的か、気分しだいの思いつきが多い。

例えば、ご飯にチョコレートやアイスリームを掛けて、食べている人が居るとして、その善悪はどうかと言われても、困る。
カレーを指先で摘まんで食べる事がマナーとするとか、すし屋で、卵焼き・獣肉の握りすしを食べるようなもの。違和感があるか無いかは、価値観の違い。
ホテル・ワンルームマンションの浴槽と便器併設の例とか。
人それぞれと割り切って、余り深く考えないほうが楽。

一般的には、避けるというのが主流です。
1)除草特に、雑草が小さいとか宿根地下茎繁殖雑草・清掃・植え替え・寒肥土壌改良などメンテが難儀。
2)蟻・百足・ナメクジ・ダンゴムシなど不快虫の巣になりやすい。
3)雨風・液状化現象で土が固くなる・混ざる・加重がかかる。強いては地表根の生育にも障害となる。(栗石・化粧石)

一概に悪いと言えない理由として、
1)断熱保湿効果がある。通路として踏み固めの緩衝効果もある。

植物の種類にもよりますが、昔から行われている例として、石垣の隙間に、クチナシやツツジは、良く植えられているし、海の海岸や岩島には、松など独特の植物も生えている。
最近では、アスファルトの割れ目などに生えてくる、ど根性大根とかど根性葡萄やスミレなどの例もある。

私は、景観というよりは、通路側を足元保護の為に、樹木の株元までびっしりと、雨水浸透性ブロックを敷いていますが、根張りは良い。桜・金木犀等ですが、細根がブロックの下にびっしりと生えている。
元々は、通路側の桜の枝が、踏み固めの為に、枯れてきた。(根が弱り、次に通路側の副幹枝が朽木した。)為の養生と足元の泥はね防止対策。
ブロックに、苔が生えてすべりはしないかという不安もありましたが、
その心配も気苦労だった。
最初は、玄関土間石や壁の人造御影石(廃物利用)を、据え置いたものの、薄くて割れるというより、転倒するので、危ない・力んで足が疲れるのでダメ。その面影が未だ10枚ほど敷き残っている。(^_^;) 

ということで、植物の性質と目的・価値観による。


カエルの葉っぱ 【関東】 2007/06/25(月) 08:58:10
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やはりデザイン優先の考え方が強いのですね…。
メンテナンスを考えると…う〜ん、やはり無い方が良いのかな(^_^;)…。


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