特定外来生物・オオキンケイギクについて
おみー
【甲信越】
2007/06/10(日) 21:29:20
私の地方では今、オオキンケイギクの盛りです。ものすごい繁殖力ですね。
昨年あたりにお役所の通達で規制を受けるようになり、売ったり買ったり栽培すると罰則だとか? でも、空き地や道路の法面を埋め尽くしているのは手の施しようがないですね。
今年の風景でハタと気付いたのですが、いつも通る道路はかつて同じ外来種のフランスギク(こちらは特に強い規制がない?)がゆれていたはず。不思議といえば不思議。
時期的にフランスギクのほうがやや早いですが、うちの庭にはまだ咲いています。
もしかして、オオキンケイギクが、フランスギクを駆逐してしまったのでしょうか?
個人的な好みで言うとどちらも外来種ですが、フランスギクのほうが40年以上前から目になじんでいる初夏の花。大好きです。
オオキンケイギクは初夏、というにはあまりにも押しが強くて・・・。
たちつ
【近畿】
2007/06/11(月) 01:34:39
・
もともとは、官庁の役人が、全国的に推し進めて植え付け繁殖したものです。特に、道路関係の役人。
今度は、違う官庁が禁止してしまった。
政権・主導権争いの結果、矛盾が生まれたもの。
ところが、法律も、国会で決めるものですが、殆ど官庁が決めるもの。
その結果、お互いに、主導権争いはするものの、お互いさまですから、お互いに傷は付けないのが、原則。
そこで、絶滅せよとか、駆除せよとは言わないで、自然繁殖は、見て見ぬふりをしましょうね。しかし、新たに移植や植え付け・種蒔きは、しないでおきましょう。役人は、当然することはない。しかし、民間は、知ってか知らずして、新たに植えつけます。そこを厳格に取り締まりましょう。という、役人向けの法律であるとともに、訳のわからない一部の環境団体票集めの法律。
ネットブーム・ペットブームが、始まる以前には、すべて外来種を持ち込み繁殖させ、全国ネットで、撒き散らしたのは、官庁の役人です。
台湾ドジョウ・ザリガニ・淡水XX鯛は役人。ブルーギルは、宮内庁で、
ブラックバスは、釣具メーカーのダXワ?だったと思う。
有毒動物(毒蜘蛛・毒蛇・サソリとか、カミツキガメ、肉食ピラニア)でない限り、そないに、大騒ぎすることもないと思う。
雷魚にしても、ザリガニにしても、昔は、気持ち悪いほど、繁殖しまくっていましたが、今は、殆どいない。最近は、亀と鯉が気持ち悪いほど、繁殖している。ブルーギルにしても、ブラックバスにしても、その内に、住み分けするようになる。
セイタカアワダチソウにしても、今は、住み分けしている。
熊・猿・猪とか、野良猫・野良犬こそ、駆除すべきである。危ない。
最近は。蝮蛇を保護しようとか言い出している。好きなようにすればよいものですが、意味が判らない。
進化や自然淘汰が有る限り、種の絶滅・新規発生は、自然の成り行き。
そ内に、人の生活を犠牲(人の命に代えてでも)にしてでも、種の絶滅回避が重要なものか、納得できない。
とにかく、生育占有区域外への持ち出しや道路を超えてはならないということです。
法律施行以前から、育てていれば、別に問題はない。
これも、好き勝手な法律で、セイタカアワダチソウが含まれていない。
しかし、オオキンケイギクも、大株2株育てていたときには、ぜんぜん
繁殖しなかった。数年間は、毀れ種では、生えなかった。
そ内に、大騒ぎするほど自然繁殖するものか疑問を持っていましたが、不要になったので、引き抜いて、始末したトタンに、あちらこちらと、小苗が生えまくってきます。今更ながら、驚いています。
ということで、役所のすることですから、昔からの禁制品種・大麻ケシでない限り、節度ある態度で、適当でよい。深く考えないこと。
適当といっても、法律がある限り、売買・譲り合いは、ダメですね。法律施行後に、移動することですから。
空地自然繁殖の禁制品種ののケシにしても、昔ほど厳しくない。以前に、保健所に連絡しても、管轄が違うので、管轄保健所の担当者に、連絡しておきます。といって、ほったらかし。いくつかの保健所で、1つの始末する専門の保健所があるようです。
必ずしも、管轄する市町村の保健所が、始末するとは限らない。
数週間後に、近くを通ったので、見たら、種が毀れていた。
来年には、もっと増えるかもね。大型のケシの花は、きれいなものです。来年も、沢山咲いてくれることと楽しみにしています。
その筋の人が、栽培していないことを願います。たかがケシの花を見ていただけで、ピストルで撃たれては、かなわない。
このようなものです。
・
のぎ
【関東】
2007/06/11(月) 12:12:00
たまたま昨日のテレビ番組で、【素敵な宇宙船地球号】が外来種を
とりあげをしていました。夕方のニュースでもネタが尽きると
この外来種を取り上げていますね。
一応、釣りも趣味としているので、たちつさんのコメントの一部訂正
をしますが、ブラックバスは1925年に実業家の赤星鉄馬が米国から
オオクチバスを持ち帰り芦ノ湖へ放流したのが最初とされます。
当時は食用だとか水産資源だとかそういった理由です。
当時は違法放流などの概念もなく、個体の持ち出しは誰でも用意に
出来たと思います。
(*ダイワブランドは好きなので、あえて訂正させてくださいね。)
ちなみに鯉も中国からの外来魚、ニジマスも外来魚です。
子供の頃の理科で、「セイタカアワダチソウという外来種はススキを
駆逐してしまいます」と習い、それ以降、セイタカアワダチソウは
悪い奴だとずっと思っていました。
子供の頃の空き地では、あんなにあったセイタカアワダチソウが最近
ではめっきり減ったように思います。昔はセイタカアワダチソウで
秘密基地を作っていました。
外来種は日本に入って間もない頃には爆発的に増えることが多く、
しばらくすると自然と淘汰され、バランスを保っているように見えます。
最初は強弱関係が存在するのは、確かだと思います。
わたしは、外来種に対するマスコミの取り上げ方にも不安を感じます。
生態系に影響を与えるようなものを繁殖させあるいは持ち込み、勝手に
自然界に放すのはもちろん悪いことです。ただ、これだけ世界の距離
縮まり、海外からの種が計らずとも入ってしまうのは避けることが
出来なくなっているのが事実だと思います。
その中で、例えば水質がダムなどにより悪化しているという報道は
されずに、外来種が固有種を食べつくすという一方的な報道がされる
ことに怒りすら覚えます。
外来種って、強いんですよ。汚い環境でも暮らしていけます。排気ガス
にも強いです。日本の固有種はその急速な環境汚染になじむことが
出来ないで、強い外来種に負けてしまいます。
そういった、環境の変化の部分を報道せずに、入ってきた種を悪者と
ばかりするのはいかがなものか、と思います。
話が大筋からそれてしまってスイマセン。
いいたいのは、植物に触れることで、自分の周りの環境、土や空気に
敏感になること、あと水や生き物達をマスコミのフィルター無しで、
感じることが外来種問題を自分のこととして捉えるいい機会だと
思います。
園芸相談掲示板@園芸相談センター