樹高3m4mの枇杷に一人でネットを掛ける法?

[園芸相談センター]の過去ログです

まさる 【近畿】 2007/06/07(木) 16:07:37
間隔1.5mで南北に3本の枇杷の木があります。
これは1999年に土地を買った時、北側敷地の境界線より若干内側に生えていたのを、隣地と境界線確認の際、一部はみ出しているとか、日陰になるとか、苦情が出たので、重機で引っこ抜いて、敷地西側の果樹園一部は庭園用樹木を仮に植えてある部分と、畑として使われている部分との境目に、適当に植え替えて貰ったため、南北に並んだ。
そのままにしておいたら、南側から2本は大きく育ったが、一番北のきは、毎年害虫に幹や太枝をやられて、成長せず、手当てしても成功しないので、そろそろ地際から切ろうと考えています。
そう言う事情で、陽差しの良い南の木は、高さ4m、中央の木は高さ3mあります。
これらの枇杷の木の西側には、キーウイ棚があり棚の端から2mほど離れていますが、徒長したキーウイが枇杷の枝に巻き付くので、切断したり誘引したりして、隙間を確保しています。
南側は何も植えてありません。
高さ4mの木(株立ち状です)の東側に、枝を接するような状態で栗の木が1本あります。この栗は、「大きな栗の木の下で〜♪」を目指して、西日除けに枇杷より高く育てるつもりであとから植えて、一度大雪の時に枇杷から落ちた雪で幹が折れたのに、また大きくなって、今枇杷と同じ高さになっています。
お互いに強風時に枝が擦れ合わない限度いっぱいに隙間が空いています。
中央の高さ3mの木は、東側に何も植えてないので、枝を水平に誘引して、脚立に乗れば、手入れしやすい高さにしてあります。
昨年と一昨年は、枇杷を鳥に取られないように、全体にネットを被せましたが、容易に数えられるくらいの数の小ぶりの実しか成りませんでした。おまけに、外す時にネットの目に枝葉が食い込んで、ネットが破れたり、小枝が折れたりしたので、
今年は、実は鳥に自由に食べさせて良いから、西日除けと、吹雪除けになればよい、木の気の向くままにさせたところ、過去最高の果実数と果実の大きさに、成っています。(霜よけも摘花も摘果もしていませんのに)
それを見たら、鳥にやるのが惜しくなって来ました。
先ほども、ヒヨドリが様子を見に来ていましたが、まだ青い実なので、帰って行きました。
去年まで使った、破れかぶれのネットのほかに、先月末に暖地桜桃から外して、両側からいぼ竹に巻き付けて、絵巻物を両側から巻いて真ん中で結んだ様なものが、2本あります。

まさる 2007/06/07(木) 17:02:44
いぼ竹L=2.1mに巻き付けてあるネットは、L=9M、W=3.6Mということですが、菱目の角度が自在ですので、長さと幅は、お互いに反比例的に融通が利きます。
高さ1.8mの脚立(伸ばせば梯子になる)と、長さ3.5m程に伸ばせる高所剪定鋏(柿の収穫や、柳の細枝剪定に使う)があります。
近所に藪が、あちこちにあるが、只で貰うにはいろいろと手順がいるので面倒だが可能。
「カラスは、全体を囲いきれなくても、木の天辺あたりに、破けたネットを掛けておいても、警戒して来ない」と、助言して下さる方もいますが、このへんのカラスは、最近、エキスパンドメタル製(菱目穴明き鉄板製)の燃えるゴミ収集箱の、菱形隙間から、ゴミ袋を突くテクニックまで覚えたので、天辺だけでは効果がなさそうです。
去年迄は、木も3m程の高さだったので、枇杷の木を、くるみ込む状態(足下の幹は包まず、葉のある部分を包み込むようにして、人が収穫する時は、下側の一部を開いて、木に潜り込む)にしていました。
短管足場材を購入するのは、初期投資が嵩むうえ、毎年定期的に掛け払いを、あと何年続けられるか?考えると、スーパーで果実を買う方が安い。しかし、無農薬、取れたてを食べるのは、最高ですので。

りっこ 【関東】 2007/06/07(木) 18:08:25
ビワは品種によって樹勢が強いのもあります。当方のは田中種なのでまさるさんのとおんじかもしれません、今年の秋で6年目で現在摘果して100個くらいの実をつけてあと少しで収穫です。ネットはかけていませんがやはり高いところ2.5から3mくらいはおそらくヒヨドリがつつきます。直ぐ近くに3mほどの防風ネットを張り巡らしていますがおかまいなしですね。防鳥ネットを張るのはいつでもできるようにしていますが現在はかけてはいません。幅3m横5mほどの場所に2mほどの柱を90cm間隔でたてて横棒やふとい支柱(梁部)で固定し端からFRP(曲がるポール)資材で上部(短方向)を弓状にセットします。長さが足りないときは中央部で連結します。上部はさらによこに長い支柱をわたしてぐらつきを押さえます。このようにすると高さは高い箇所で3mくらいでこの高さを基準に樹高をおさえるようにしています。が今3本くらいの枝は50cmほど飛び出しています。いずれ切断する予定。ネット掛けですが、一方向の端のネットを固定しもう一方の端のネットを竹等の長い先端部に固定してゆっくりとすこしづづ弓上のポールのうえをすべらせればネットは掛けられます。長手方向が3mくらいなら前もって引っ張る端を竹(横方向)などで結んでおけばスムーズにポールをわたると思いますよ。この場合も枝が柱以上に飛び出していれば柱の長さまでに枝を誘引するか、柱をもう少し長いものにするかでしよう。ネットは掛け終わったら脚立を利用してポール等に紐で固定します。別のブドウ棚にもこのようにしてあります。カラスは周りの防風ネットで近づきません。敵は食いしん坊のヒヨドリが主です。

まさる 【近畿】 2007/06/08(金) 00:21:17
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りつこさん、有難うございます。
とても参考になりました。
自分で散水栓を造る為に買ったVP水道管も余っているし、いぼ竹も余っている(これらは、足りなくても、買い増せば、今後いくらでも転用が効く)のほか、不要になった支柱杭も6本ぐらい使い回しが効きます、不要な昔の物干竿(汚れている、細すぎる)もあるし、材料には事欠きません。
りつこさんの方法を、参考に、早速実行してみます。
例によって、My図書のうちの「庭木と緑化樹」を調べると、
枇杷を好んで食べる鳥は、カラス、ヒヨドリ、オナガ、キジ、キジバト、メジロとのことで、すべて、我が庭や隣地に来たことがありますが、カラスとヒヨドリは、連日うろうろしていますので、枇杷の実が黄色く成る前に、ネットを張らないと、人間には殆ど食べさせてもらえません。頑張ってみます。
有難うございました。


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