新枝咲きのクレマチス
ももこ
【関東】
2007/05/08(火) 07:06:17
東京在住です。フルディーンという新枝咲きクレマチスを2年目になる今年の冬に地植えし、今2mぐらいで順調に伸びています。
先日テレビ番組で、新枝咲きは、花の後、下から2節目ぐらいで剪定すると何度も咲くと言っていました。…ということは、壁いっぱいに花を咲かせるには、新枝咲きは無理ということでしょうか?毎回、同じぐらいの高さ(場所)でしか、花は見られないのでしょうか?
ゆえ
【関東】
2007/05/11(金) 21:28:25
こんにちは、ももこさん。埼玉県在住のゆえです。
フルディーンは育てていませんが、
新梢咲きのクレマチスの方が、壁面にいっぱいの花をつけるのに適していると思いますよ。
フルディーンは樹勢が強いし、節々から花芽を伸ばすようですし、
枝を増やして、横方向に平行になるように誘引すると、
壁面に満遍なく花が咲くように仕立てることができると思いますよ。
2年お手元でお育てになっていらっしゃるのなら、
株そのものにも力があるだろうし、地植えなら勢いが良さそうなので、
壁面を覆うのもいけるんじゃないかと思いますよ。
ただ成長が早い分、こまめに誘引する覚悟が必要ですね。
でも手間を惜しまなければ、年に最低2回は、花でいっぱいにできると思いますよ。
クレマチスのスクリーン仕立て、想像しただけで羨ましいです。
是非とも頑張ってくださいね!
ももこ
【関東】
2007/05/12(土) 22:24:04
ゆえさん、ありがとうございます。もう少し、教えてください。
「枝を増やして」ということは…まだ花が咲かない今、数本のつるがどんどん伸びて2階のベランダに達しそうですが、先端を摘んで、脇芽を伸ばす方がいいのでしょうか?
また、「こまめに誘引」というのは、伸びてきたつるを、伸ばしたい箇所につかまらせるという解釈でよろしいのでしょうか?
生ちゅー
2007/05/12(土) 23:18:31
別人ですが・・・
クレマチスは普通、芽先を摘む摘心は行いません。伸びたつるの長さ・葉の数(つるの元から)が
一定数に達すると花芽を作るので、摘心をすると振り出しに戻ってしまいます。
枝数は、自ら増えるほか、花後の剪定である程度増えます。もちろんひと冬越えた株は
前年よりつるが増えます。
下から2節目と言うのは鉢植えでの基本であり、地植えなら一律でなくてもかまいません。
例えば4節目で自然に枝分かれした場合、その上の節を残して剪定すれば最大4本のつるが
伸びることになります。
ただ基本的には低めの位置で剪定します。その方が新芽の伸びがよく、花も矮小化しにくくなります。
冬は、旧枝咲き種や両枝咲き種が、「枯れたようなつる」を残しておかなければならないのに対し
新枝咲きは株元ですっきり切れるのがよいところです。「つる性花木」というより
「つる性宿根草」と呼べるでしょう。ただし、葉が枯れ始めてすぐに切るのではなく
冬本番になって完全に休眠してから切りましょう。
つるの数が増えたら、重なり合わないように誘引します。放っておくと絡み合ってしまいますので、
こまめに誘引します。葉柄が絡んでしまったところは面倒でも丁寧に解いてあげましょう。
そしてこの1〜2年は経験の年と考え、花が咲ききるまで様子を見てください。
一つるが何輪くらい咲いたら途絶えるのか、読めるようになったら蕾が少し残っているくらいで
早めに剪定すると、3番花・4番花まで咲かせられると思います。
ももこ
【関東】
2007/05/13(日) 00:16:20
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生ちゅーさん、とても詳しく、わかりやすい説明をありがとうございます。どんな本にも書いてない、まるで、うちのフルディーンを見て解説していただいたようで、感激です。
ただ、もう高いところで、葉柄が絡み合ってしまって、無理に解いて折ってしまうのも恐いので、今年はこのままにして、来年はこまめに誘引しようと思います。
また、わからないことがありましたら、よろしくお願いします。
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