中庭に木を植える際の根本スペースの広さについて

[園芸相談センター]の過去ログです

とうこ 【関東】 2007/04/25(水) 14:13:46
はじめまして。
コンクリートで覆われた中庭に一ヶ所抜き部分を作り、モミジの木を植えたいと思っています。(抜き部分は、地面です)
ヤマモミジかイロハモミジをと考えていて、4メートル程になってくれたら嬉しいのですが、根本部分にどれくらいのスペースがあれば良いでしょうか。
漠然と60センチ四方でと考えていたのですが、過去記事を読み(桜のお話しでした)40センチ四方ではせいぜい2メートル程度にしか育たないと知って、60では狭い気がしてきました。
お分かりになる方、どなたかアドバイスいただけませんか。

南に開いたコの字型の中庭なので、春から秋にかけて、日当たりは良いと思います。
冬場は少し影になるかもしれません。
在住地は北関東です。

お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

たちつ 【近畿】 2007/04/25(水) 20:45:56

理想的には、根が浅く広がるので、高さ4mなら、直径4mの円形か4m角にコンクリートを切って、深さ1m掘って、コンクリートの破片を底に埋めて、土を解し、腐葉土を混ぜて埋め戻し、幹から60cmの空白(土)を残して、浸透性(排水性)ブロックを敷き詰めればよい。
現実的には、工事予算・体力・熱意的に、都合がありますから、できるだけ深く大きく掘って、土を解すなり、腐葉土を混ぜて、埋め戻せばよい。
注意事項。
1) 庭木は、一度植えつけると、改めて植えなおすことが無い。
2) 将来大きくなる事を忘れる。
3) 土を解せは、地盤沈下することに気が付かない。(深さの3割りは沈む)
4) 水やりは、水やりでしかないという一目的しか理解できない。(保湿のみ)水やりは、根や土の洗浄と地中の空気の換気も同時にしている。
更に、水分が蒸発するときに、土中に含まれる栄養素を濃縮し集める作用もある。
5) 根の働きは、太い根(樹木を支える)と細かい根(水や栄養を吸収する)2種類ある。細い根は外に向かって広範囲に広がる。
6) 5)に関連して、地植の苗(根が布で巻いてある。根斬り苗)は、外に根を広げる習性がある。 ポット苗・鉢植え苗は、根がループしているので、かなり広げてあげないと、中々外に広がらない。詰まり枯れやすい・早く大きくなり難い。
7) では土だけの庭に植えればどうか。この場合にも、株元を通行したりして、踏み固めれば、意味が無い。(根の成長が弱る。)
8) 穴が窪みになれば、水溜りになるし、高くすれば、土が流れて、コンクリートが汚れるし、土面積が広ければ、草取りもシンドイ。・・・その他いろいろ。

その辺を考えて、できるだけのことをすればよいと考えます。


とうこ 【関東】 2007/04/26(木) 10:17:53
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たちつ様

お返事ありがとうございました。
いただいた注意事項、とても勉強になりました。
4メートルはさすがに難しいです;
家主と相談しましたが、やはり1メートルくらいがせいぜいだろうと。
樹高4メートルは夢を見過ぎだったかと思います。あまり大きさに拘らず、健やかに葉っぱを茂らせてくれればと考え直しました。
木にとっては望ましくない環境に迎え入れようとするのですから、様子に木を配り、心を込めてお世話いたします。
…その結果不調を自力で回復してやれない時には、またこちらで助言をいただけましたら幸いです。
植え時や植え方について、勉強します。
ありがとうございました。


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