フウリンオダマキの葉が

[園芸相談センター]の過去ログです

さとりん 2007/04/14(土) 22:45:20
フウリンオダマキの苗を買ってきて、鉢に植え替え一週間たちました。
一部の葉が黄色くなってしまったのですが、どうしたら良いのでしょうか?また原因について教えてください。よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2007/04/15(日) 14:24:19

フウリンオダマキとは、最近の名前かな? 西洋オダマキの変種?
八重咲き? 出来損ない? 外輪花びらがビャーっと広がらない品種ですね。西洋オダマキの種を蒔けば、沢山の種類の花形や色の花が咲きます。交配し易いのかもしれません。

さて、ご質問の件ですが、結果論として、植え付け失敗と潅水過多と植木鉢を置いた場所が悪かった。もう一つ蛇足すれば、植え付け時期にも問題がある。いわゆる 過保護ですね。(^_^;)

栽培環境としては、高山植物ですから、排水良く、大気湿度高く、カラカラに乾燥しない土で、清涼な風土、風通しが良い良い環境が前提条件
です。
ただ一度根付けば、かなり過酷な環境(乾湿・寒暖・陰陽に関して)でも生きていきます。 これはあくまでも、根がシッカリしている状態の時のことです。
根が半ゴボウ状で、先端にチョロチョロとした生きるために必要な根が生えているだけです。後の太い根は、栄養を蓄える根? 株を支える根?
という具合に、水分や栄養を吸収する役目が無い。従って根土も崩れやすく、植替え適期を外すと枯れてしまうことも多々有ります。
といっても、苗の発売は、花が咲く直前と販売時期と植え付け時期がずれているのでややこしいものです。

植替え適期は、秋中〜晩冬初春の肌寒い時節が一番良い。
この時期の植替えは、土を全部落としても殆ど根付きます。
偶に根に白黴が生えていたりしますが、手袋でこすり落としておけば、十分です。葉も適当に、全部摘んだり、全部残しておいたり 好きなようにすれば良い。

植え替えたら、そのときに十分ビショビショに潅水したら、後は余程のことで無い限り必要ない。小さい植木鉢なら別ですが。

この肌寒い時節なら、日当たりよくても、半ひかげ木漏れ日でも置き場所は、自由にしてかまわない。

という事です。

春もサクラが咲く頃になると、植え替えしても、直射日光が当たると、結構地温が上がったり、葉からの蒸発が激しいものです。
其処に来て、根が植替えで傷んでいるので、体内水分のバランスが取れない。
更に、買った時のポット土も極端にビショビショなったり、又は直ぐに乾燥してしまって、根の先端の保湿管理が難しいこともあります。
どの花も同じですが、蕾が付いたら植替えは難しいし、植え替えたら1-2週間ほど日陰管理したり、風囲いした方が良い。
という事で、
さとりんさんの植え替え動作を想像するに、
ボットから、スポッと引き抜いて、そのときに土も崩れ(自然の成り行き)手でより崩れないようにしながら、新しい土にポンと置いて植えつけた。更に日当たりの良い場所に飾った。
その後、見るたびに潅水したりした。
徐々に変色し又は萎れてきたので、更に水を上げた。という悪循環が始まった。 このようなものかと想像する。

とりあえず、日陰に置いて、土を乾かすイメージで、管理しないと仕方が無い。葉が多少萎れたり枯れても、真ん中の新芽がシッカリしていれば、新しい葉も生えてきます。
オダマキは、買った年の直近の春に咲かせようと考えずに、その翌年に咲かせる気持ちが大切です。直ぐに花が咲けば、おまけとかラッキーと思った方が後々長持ちする。宿根草・多年草ですが、一寸違う性質があります。
多年度に渡り咲き続ける一年草のイメージで、
株分けで増えるものでもない、種で増やすもの。
種も一寸性質が変わっていて、耐用年数が短くて、早く撒く、採取したら直ぐに撒く、遅くとも翌年の春には蒔かないと、発芽率が極端に落ちてきます。生えない。
更に、日本の深山オダマキと違って、色々な花色や形の花が咲きます。
花も上を向いて咲くもの、横向いて咲くもの、下向きに咲くものなど
とにかく好き勝手に咲く。其れはそれなりに楽しいものですが。
このような、面白い草花です。


たろっち 2007/04/15(日) 19:49:35
私も買いましたが、あのなよなよした姿からは想像が付かないほど、しっかりした草です。寄せ植えで、大きな、高さが4〜5cmほどの鉢に植えて二階の風の強いところにも置いていますが、倒れたことがありません。草の高さは30センチ強です。

葉が黄色になるなら、私も加湿によって根がやられていると思います。表面の土がしっかりと乾くまでは水をあげない方が良いと思います。一度、風の良く通る、明るい日陰で養生させてあげたらどうでしょう。

きっと購入時はお花が咲いていたと思いますが、今年は根のために、今咲いているお花はあきらめて、摘んであげた方が良いかもしれません。

http://heboen.hp.infoseek.co.jp/tanensou/odamaki.html
http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/genus047.html

【東海】 2007/04/15(日) 20:29:13
フウリンオダマキは一般的なオダマキとは属が異なりますが、管理のしかたはほぼ同じです。
二色咲きのフウリンオダマキもありますが、これはミヤマオダマキとフウリンオダマキの種間交雑種です。
葉が黄色くなったとのことですが、下の方の葉はどうしてもなります。
全体に黄色くなってきたのでしたら肥料が不足しているのではないかと思います。
また、日当たりの植物ですので日陰に長い間置いてあると葉の色が悪くなるかもしれません。
今年市場流通している商品は最初のポットが苗に対して小さいと思いますので、植え替えをして正解だと思います。
なお、オダマキやフウリンオダマキの寿命は5〜7年程度だと思ってください。特に沢山花を咲かせた年は枯れることがありますので、沢山花を咲かせたときは種を採って撒いたほうが良いと思います。
枯らさないようにするには種をつけないように花が終わったら摘み取ってやると弱りません。

さとりん 2007/04/15(日) 20:44:29
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皆さん。ご丁寧に教えて下さりどうも有り難うございました。
これからも宜しくお願いします。


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