単体原料の特長とか教えてください。

[園芸相談センター]の過去ログです

かえでちゃん 2007/03/29(木) 19:17:19
いろんな種類の原料ありますが、それぞれ特長とか何に良いとかいろんなことを教えてください。たとえば赤玉と鹿沼の特長とか違いとか、ピートモスとココピートの違いとか何系の植物はこんな土がいいとか、ごめんなさい。初心者で一杯書きすぎちゃった。

たちつ 【近畿】 2007/03/29(木) 20:55:15

用土・土の働き(植物にとっての土とは)と考えて
併せて、根とは・根の役割も考える必要があります。
一般的な植物の根の働きは、水分・酸素・栄養素(金属イオン)を吸収しています。(人で言えば、口の働き) 又根は、植物を支える役目もしています。そこで根の成長をよりよくする為の、
良い土とは、通気性(酸素を取り入れ、メタンを排気する必要がある)・保肥性(肥沃な栄養を含み、長期間保ち続ける必要があります)・保湿性(含水・乾燥・排水を程よく保つ必要があります)その他pH(植物に適した酸度を持っている=金属を溶かして水溶性の金属イオンを作る) その他色々な要件もあります。
そこで、栽培する植物に併せて、色々な土を混合して、良い面(単用土の欠点を補完する)を伸ばし、欠点を少なくするように配合します。

概ね、赤玉土7割り腐葉土3割りを混合すれば、どの植物でも栽培できます。無難な土といえます。欠陥として、栽培数が多ければ高く付く。
私は、リサイクル土とか庭土・畑土の粉土を取除いて、腐葉土3-4割り混ぜている。(安いから)

挿し木用の土としては、鹿沼土100%が無難ですが、高いということと、
植物により、根が生えるもののその後の成長が著しく落ちるものもある。私は、河砂を半分混ぜている。(安い・発根と成長が良い)

主な単体土の性質と内容のサイト
http://www.forex-mori.com/soilraw.html

野菜畑・花壇・植木鉢の土は、全く異なります。植物によっても異なります。肥料との兼ね合いも合わせて考える必要があります。
私個人として、常に推奨している事は、肥料は与えるものではない。プラスするものではない。という事です。
肥料に関しては、足らなくなった・不足している養分(金属イオン)を補え・マイナス分を加味しなさいと言っています。
腹が減ってから食え・美味しいからといって食うな。時間が来たからと言って食うな。ひもじくなってから食べなさいと言っています。腹8分目ですね。
そうすれば、努力してまで、ダイエットしなくて良い。理想の体重になります。理想体重と理想体型は又別の問題ですが。
私は62kg以下で疲れやすく(スタミナが無い)65kg以上で、身体が重たい。63kg+-1kgで30年間維持しています。1kgの変動で大体の体重の感覚がわかります。植物も同じと割り切っています。
それと、袋包装の注意書きをよく読むこと(無料の百科事典と思え) 宣伝に惑わされるな。とも良くいいます。
実験として、コカコーラを冷やして飲むのと、暖めて炭酸を飛ばして飲むのと、甘さは全く異なります。極端に異なります。という事で、先入観で判断しない。体験・実感で判断する事が必要ともいいます。

という事で、土など適当で良い。テキストに拘る必要も無いということです。半端な知識より、たった一つの体験の方がより大切です。そのうちに判るようになってきます。
最近一寸した機会があったので、造園屋さんとか、国土開発試験場へ見学に行っていますが、色々なヒントが見つかりました。テキストだけでは判らない部分がある。


ぽー 2007/03/29(木) 21:12:46
こんにちは。
いろんな土の基本を勉強したい、ということですね。
でしたら、よそのサイトですが、初心者さん向けのヤサシイエンゲイさん
http://yasashi.info/index.html
ここの下のほうにある「基礎・基本から覚える」、このなかの「栽培の基礎」の「土のコツ」をご覧になってください。
よく使われる土それぞれの特徴や使い方が、やさしくまとめられています。
これを読んだうえで、まだ知りたい・わからないことがあったら、追加で質問してくださいね。
(ちなみに「水について」「肥料について」も、きっとかえでちゃんの参考になると思いますよ^^)

上の「土のコツ」で基本を理解したうえで、お育ての植物にはどんな土がいいか知りたいときは、上のURLにある五十音表で植物名を探してみてください。500種類以上の植物の育て方が掲載され、それぞれ向いている土の配合も掲載されています。(ただ残念ながらツツジ・サツキは出てないんですけど・・・)

>赤玉と鹿沼の特長とか違い
どちらも多くの植物の基本用土として使われます。
いちばんの違いは、赤玉土はほぼ中性なのに対して、鹿沼土は弱酸性という点。なので、ツツジ・サツキのように酸性を好む植物には鹿沼土がよく使われます。

>ピートモスとココピートの違いとか
ピートモスは上のサイトにあるように、水生植物などが堆積してできた土で養分(腐食質)に富んでいるので腐葉土と同じような使い方をします。腐葉土よりも軽いのでハンギングなどに、また清潔なので室内で育てる観葉植物の土などに利用します。
ただ、強い酸性を示すので、酸性を嫌う植物(ほとんどの植物は酸性を嫌います)に使うときは、「酸度調整ずみ」と明記してある商品を使うのが無難です。
一方ココピートは、ココヤシの実の繊維を園芸用土として加工したもの。ピートモスより安価・ほぼ中性・しかも資源量に限りがあるピートモスを使うより地球環境にやさしい・・・などの理由で、よく見かけるようになりましたね。
ただ、ピートモスほど腐食質に富んでいないので、肥料などで養分をプラスしてやる必要があると思います。

やよい 【北陸】 2007/03/29(木) 21:17:43
>いろんな種類の原料ありますが、それぞれ特長とか何に良いとかいろんなことを教えてください

こういったことはわざわざ聞かなくてもご自分でも調べられますよねぇ〜
たとえばたちつさんご紹介のサイトや下記サイトなど
http://okahide.hp.infoseek.co.jp/kiso/tuti.htm
その他検索すればいくらでも出てきますよ。

ぽー 2007/03/29(木) 21:17:55
あ、もたもた書いている間に、たちつさんからも返信が。
基本的な性質などを理解したうえで、実際の作業としては、たちつさんがお書きのことが役に立つと思いますよ〜。(^-^)


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