盆栽の育て方

[園芸相談センター]の過去ログです

(^o^) 2007/02/23(金) 15:53:25
盆栽の事は
全くわからないんですが
どうやって
上に大きくせず
幹を太らせて 小さくても見栄えよく
育てるんでしょうか?
種から育てて切り戻しを頻繁にするんでしょうか?
興味があるので教えてください

たちつ 【近畿】 2007/02/24(土) 02:33:02

1)盆栽 又は 鉢植えを買って、植え替える・仕立て直す。・・一番楽。

2)好みの枝を取り木する。・・・・早く大きくなる。すでに大きくなっている。(大きいとは、茎が年代ものとか茎が太いの意味)

3)接木する・・・・好みの基本枝ぶりが出来る。古い?年代ものの茎?に
新しい茎を併せ接ぎをする。極端な表現すれば、2本の木を用意して、X状にクロスしてひっつける。2本の木には其々根があるのが、一般の接木と異なる。

4)挿し木・種蒔きなどから育てる。
5)山に入って探してくる。過酷な環境条件の山。崖とか、常に風が一定方向から強く吹いているとか、岩肌の割れ目に生えているとか。雨が多く根がむき出しになりながら生えているとか。一番危険で、シンドイ方法。又木の性質を知らないと採取時期・入山時期・見つけ方のコツ・掘り方のコツ・植え方のコツがわから無いと枯らす。

後は、小さい植木鉢に植えて、小さく切り刻めば、年月が経てば、株元が太くなる。
剪定・葉摘み・植え替え・根キリ・針金かけは、必ずいる。針金掛けの必要のない仕立て方とか、嫌う仕立て方もある。

針金を巻いて茎枝を曲げるとか、木肌に傷(皮を焼く・削る・磨く・剥ぎ取るなど)をつけて古く見せるとか、いろいろな技法流派がある。

元々、旅行が気楽に出来ない時代に、自然の荒々しい姿を手元で観賞したいことにあった。大きく再現したければ、日本庭園(城庭とか武家屋敷。豪商の庭)であり、小さければ内庭であり、其れすらなければ、或いは、好きなときに弄くりたい・再現したい・移動させたいとなって、
盆栽に成った。庭園は、職人が始末する。盆栽は、暇人?弄くりたい人が始末する。ここが違う。盆栽には、コンパクト(一人で移動できる重さ・大きさ)の中に、自然の姿を再現するという理屈がつく。ここが一般の鉢植えと異なる。又盆栽には、いろいろな付属物(石・苔・器・台等)とのバランスも重要な要素と成る。其処には、人工物の存在を否定する方向に組み合わせる。最近は、本来の自然事体が無いので、自由。
鶴亀の飾りを置いたり、怪獣から人形まで、何でもあり。「風流・風情・侘びさび」から「楽しい・夢がある」に変わってきた。小さい箱庭ですね。小さい箱庭の中に、大きな自然を創造するものともいえる。 又本来は、一鉢一鉢に、個別のテーマが有るのですが、2つ3つ組併せて、一つのテーマを構成するのも流行。
中国盆栽は、只単なる自然の再現の他に、思想が入っている。漢詩とか、人生訓?とか、風水とかイロイロ。
西洋盆栽は、東洋の文化を手近い置きたいことにある。どちらかといえば、古典盆栽に近い。

このようなものと、理解しています。


(^o^) 【北海道】 2007/02/24(土) 03:57:18
長く丁寧にありがとうございます(^o^)
ちなみに種子から育てて
成長点が一部(一番
上にしかない物いがいで
木化してない時
部分をバッサリ 切っても大丈夫なんでしょうか?
木化してからするんですか?

らんちゅう 【関東】 2007/02/25(日) 17:03:18
みなさんこんにちは

範囲が広すぎて回答に困ります
ちなみに草物盆栽という範疇の物も有ります

たちつ 【近畿】 2007/02/25(日) 17:42:37

植物名を書くか、画像投稿しないと想像がつきませんね。
状態も事詳しく。(いつ種を蒔いて、茎・枝の有無・高さとか)
概ね、枝茎に若葉を2対程度残せば、切っても良い。葉が無いと枯れる場合も多い。



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