薔薇のハダニ
キルタンサス
2007/02/19(月) 14:54:06
こんにちは、
昨年から薔薇にハダニが付いて困っております。
特に蔓薔薇、ミニ薔薇に蔓延しました。
暖冬の今年、芽も例年より大分膨らんできております。
石灰硫黄合剤1ヶ月程前に散布しましたがハダニにはマシン油が効果があるとお聞きしました。
いかがなものでしょうか。
gardenfan
【近畿】
2007/02/20(火) 19:04:23
マシン油は膜で覆って窒息死させる。
石灰硫黄合剤は強アルカリで細胞そのものを溶かす。
ですからダニやカイガラ虫にも石灰硫黄合剤が散布されていればOKだと思います。1月経てばマシン油を散布しても良いのではないでしょうか?私も今年はそうしています。ウドンコとアブラムシが発生しました。
逆はダメだと思います。マシン油の膜で石灰硫黄合剤が弾かれる可能性があると思います。
くれぐれも両者を混合するのは絶対ダメですよ。
R・ひろき
【関東】
2007/02/21(水) 07:48:20
こんにちは。
つるばらにハダニ、大変だったですね。
なるべくハダニの増殖を遅らせたいものです。
マシン油乳剤と、石灰硫黄合剤は、バラには適用外です。(というと、またまたバラをやる人は五月蠅いと言われてしまいそうですが、法律上のことなので、いちおう書いておきます。)
以前に使った範囲と、ミカン等、他の適用植物に使った範囲では、ハダニについては、どちらかというとマシン油のほうが効いたかなという感触はあります。
石灰硫黄合剤は、展着性能が悪いため、ハダニが越冬する根元付近に塗布しても、うまくくっつかないことがありまして、そのせいかもしれません。点々が残るような散布方法では、くまなくハダニの越冬卵等に当たっているとは言えないのかも。
石灰硫黄合剤とマシン油乳剤の前後関係と間隔については、各々の瓶に書いてあると思うのですが、
・マシン油乳剤を先に使う場合は、散布後、一ヶ月ほどしてから石灰硫黄合剤を使う。
・両方を混用しない。
ということに気をつければと思います。
ところで、ハダニは、冬場に庭の卵等を退治しておいても、春先になってくると、近くの雑草等から歩いてくる(飛んでくる)こともあります。両方で殺虫しておいても、その年、必ず出ないということはありません。
冬場に殺虫しておく理由は、ハダニ増殖のスタートを少し遅らせるということと、抵抗性のついた(かもしれない)ハダニを冬に一律にやっつけておくためです。
その年のハダニ防除が少ししやすくなると思います。
また、あまりにハダニが酷い場合は、以下の点もご留意ください。
・常用するとハダニが増えやすくなると本等に書かれている殺虫剤もあります。
・ハダニが越冬しやすい稲藁等のマルチングを使っていて、それを初冬に鋤き込んだりしていないかどうか。
・夏場、草むしりをして、むしった草をそのまま乾かしていないかどうか。
・殺ダニ剤の回数オーバーをしていないかどうか。
キルタンサス
2007/02/23(金) 20:34:23
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gardenfan さん、R・ひろきさん
こんばんわ。お返事を頂いておりましたのにお礼が遅くなりました。
重装備をして薬剤散布の作業、
ついつい億劫になって気が付いたらハダニが蔓延・・・
嵌ってしまった薔薇、HT、ER、ORともう増やすまいと
思いながら本数も3桁を超えてしまいました。
暫く続くでしょう薔薇熱、・・
私もいろいろ調べてみましたら、
この石灰硫黄合剤とマシン油、特効薬ではないのですね。
でも薔薇が咲いて暑い時期にハダニの殺虫剤を躍起になって
薬剤散布をするより少しでも予防が出来ればと早期に
風の無い日をみて散布してみます。
R・ひろきさん、
時々サイトで参考にさせて頂いております。m(_ _"m)
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