石灰硫黄合剤について

[園芸相談センター]の過去ログです

D2 2007/01/30(火) 11:51:16
本日、石灰硫黄合剤を桃にハケ塗りました。そこでお聞きしたい事があります。ハケで塗る際に100円ショップのゴム手袋を装備し、ハケ塗りを行いましたが、これは正しかったのでしょうか。幸いにゴム手袋に石灰硫黄合剤の原液・7倍希釈液が手袋に付着する事なく、塗り終えましたが、ゴム手袋で大丈夫かな?と疑問に思いました。また希釈液は半分以上も残ってしまい、処理に困っています。これはどう処分したら、よりのでしょうか。よろしくお願いします

D2 2007/01/30(火) 11:55:34
もう一つ。
今回、希釈するにあたって金属製のスプーンを使用しましたが、石灰硫黄剤には金属を腐食させるとありました。本来はどんな素材の物を使用するべきなんでしょうか。

R・ひろき 【関東】 2007/01/30(火) 13:49:41
 こんにちは。
 ゴム手袋を使ったことがないのでわからないですが、私はスーパーで売っている普通のビニール手袋を使っていました。とくに不都合はありませんでしたが、使い捨てしていました。ミカン等のトゲで傷つくと手までしみこむので、できれば手袋は二重にしたほうがいいと思います。

 希釈液が余った場合は、絶対に酢などとは混ぜず、庭に穴を掘って埋めていました。その場合も、近くに配管などが無い場所を選びました。
 計量には、園芸店で販売しているプラスチックの1リットル計量カップを使っていました。薄めてそのまま塗れるので便利でした。養命酒等についてくる計量カップ(30ccまで計れるもの)を使い捨てにしたこともありました。

Iwasaki 【近畿】 2007/01/30(火) 17:38:21
こんにちは
ゴム手袋と言っても色々な種類が有るので,薬品等を取り扱う場合は、耐薬品性の手袋が安全です。
一般家庭用のゴム手袋は、耐水性のみの使用に成っている為、薬品の種類によっては化学反応を起こし溶けた物が、皮膚に付着する等の危険性をはらんでいます。
又、耐薬品性のゴム手袋は、スーパー等では販売されていませんが、農薬を取り扱っている所等では、販売されている事も有ります。
この他に、農薬の種類によっては、ビニール手袋着用の指示が書かれている者も有ります。
使用済みの手袋の処分方法は、一般的には焼却処分をします。
家庭の場合では、一般の燃えるゴミに出しても差し支えないと思います。
この場合は、ビニール袋に入れて、密閉した状態で出す方が良いです。
次に、薬品の計量ですが、液剤等の場合は、ガラス製の計量カップ若しくは、ガラス製のメモリ付きピペットが良いです。樹脂製のカップやスポイドも良くホームセンター等の農薬売り場に陳列されていますが、薬剤の種類に因っては、変質してしまい、一回で使用出来なくなる物も有ります。
ガラス製の計量カップは、料理用の物でも良いです。
ガラス製ピペットの販売店は、見つけ難いと思いますが、ネットでの通販は在るようです。
私の場合は、写真薬用のガラス製500ccメスシリンダーを使用しています。

Iwasaki 【近畿】 2007/01/30(火) 17:47:39
すいません、訂正してください。
ピペットではなくて、ガラス製のケミカルスポイドです。
ピペットの使用は、取り扱いを間違えると危険ですからスポイドの方が、安全で良いと思いまして訂正します。

gardenfan 【近畿】 2007/01/30(火) 21:24:29
薬剤の計量は、石灰硫黄合剤のように高濃度の場合はガラス製のメスシリンダー、普通の薬剤1000倍とかのものは使い捨てのポリエチレン製のスポイトを使っています。使い捨てスポイトといってもPEですのでほとんどの薬剤に侵されることはありませんので洗浄して再利用できます。
手袋は綿の薄い手袋の上に同じくPE製の使い捨て手袋を使っています。1箱100組入りでもそんなに高価ではありません。
実験用器具の取り扱い会社をご存知であれば簡単なのですが...
白髪染めに付いている使い捨て手袋はお勧めできません。

希釈液が半分以上も残ったとか。ちょっとずつお風呂に混ぜて温泉気分を味わう...なんて書くと顰蹙を買いますね。笑い
有機溶剤の処理と同じで新聞紙に含ませて自治体の焼却炉で焼いてもらうのが一番環境には良いと思います。ようするに生ゴミに出すと言うことです。
決して下水に放流されないようにお願いします。

gardenfan 【近畿】 2007/01/30(火) 21:29:59
実験器具でネットで検索すれば沢山の個人向け通販会社がヒットします。会社で購入している価格よりもチョット高いですが...

R・ひろき 【関東】 2007/01/30(火) 21:50:07
 こんにちは。

>手袋は綿の薄い手袋の上に同じくPE製の使い捨て手袋を使っています。

 わ〜〜、これ、危ないです。
 トゲのある植物に塗る場合などは、一番上の手袋に小さい穴があいたのに気づかないでいると、作業しているうちに、石灰硫黄合剤の湿布になってしまうことがあります。

 先ほどの発言に書き忘れましたが、二重にする場合、内側も薬剤がしみこまないような手袋がいいです。

D2 2007/01/31(水) 07:25:20
[[解決]]
R・ひろきさん、Iwasakiさん、gardenfanさん 

10年ほどブドウの栽培をしていますが、今まで一度も農薬を使用した事が無かったので、どう使ってイイのか、どう希釈したらイイのか分からず、使用後もこれでよかったのかな?と不安でしたが、来年は皆様に教えて頂いた、手順で希釈・装備して、石灰硫黄合剤を使用したいと思います。

また残った希釈液は食酢を入れ、新聞紙に染込ませ、燃えるゴミに出したいと思います。住宅地なので、下に何がどこに埋まっているか分からないので。耐薬性のゴム手袋はネット通販店で耐薬性のゴム手袋が安価に売ってあたったので、それを購入したいと思います。有難うございました。

R・ひろき 【関東】 2007/01/31(水) 08:07:48
 取り急ぎ……。

> 希釈液が余った場合は、絶対に酢などとは混ぜず、

 ここを読んでください。

>また残った希釈液は食酢を入れ、

 これはやめてください。

 理由は、Wikipedia等で、石灰硫黄合剤の項を見てみてください。
 注意事項の一番下の項目です。

 代案として、10号深鉢に土をきつく詰め、薬液を入れることを提案します。
 量にもよりますが、1リットル以内でしたら、なんとかなると思います。

D2 2007/01/31(水) 09:01:11
[[解決]]
R・ひろきさん

有難うございます。読み違えていました。食酢はダメ・・・だったんですね。食酢で処理!!って勘違いして読んでいました。

今Wikipediaを見てきました。Wikipediaには「酸性物質と混合すると有毒ガスの硫化水素を発生するので非常に危険である。」とありました。食酢を入れて処分する前にもう一度、確認に来てよかったです。まだ処分していません。残った希釈液は100ccほどです。1lまで大丈夫との事であらば、その方法をとりたいと思います。それと土地に流した後は水等がかからない様にビニール等をかぶせるべkぢえしょうか?

R・ひろき 【関東】 2007/01/31(水) 11:25:47
 こんにちは。
 間に合ってよかったです。
 肝を冷やしました……。

 10号以上の植木鉢に土をきつく詰めて、なかに穴を掘り、100ccくらいなら中に入れ、上からまた土を詰め込んで、一年くらい置いてみてください。本式の処分方法ではないですが、今回はなんとかなると思います。(上からも下からも滲み出てこないような感じで。)
 埋めた後、とくに蓋をしたことはなかったです。ひっくり返さないように、何かに掘られないように置いておけばいいかと思います。

>土地に流した後

 たぶん、「(鉢)土」と「土地」の打ち間違いだと思いますが、土地には流さないようにしてください。

gardenfan 【近畿】 2007/01/31(水) 11:52:32
ひろき様 D2様

>手袋は綿の薄い手袋の上に同じくPE製の使い捨て手袋を使っています。

誤解されやすい書き方ですみませんでした。あくまで計量作液での話しです。分厚いゴム手袋ではメスシリンダーやスポイトは扱い難いので綿手袋の上にディスポのPE手袋を使っております。
散布の時は、さらにその上に有機溶剤を取り扱う時の手袋をしています。
市販のゴム手袋はアルカリでボロボロになりやすいのでIwasaki様も書かれていますが、最低でも耐薬品性の表示のあるものをご使用下さい。
処分方法は有機溶剤廃液と同じように少量ならば、新聞紙に含ませてPE袋で密閉して生ゴミ(ゴミの分類からいうと雑ゴミ)として焼却処分してもらうのが一番簡単で問題ないと思います。

たちつ 【近畿】 2007/01/31(水) 12:33:49

残った希釈液は、100-1000倍に薄めて、何も植えていない場所・人の通らない場所・乾いた土に広げて撒いて置けばよい。一寸臭いかも。
埋めるとか、少なければそのまま蒸発させても良い。

  石灰硫黄合剤に関してだけ・・・他の農薬はダメですよ。

絶対に、排水路・雨水では流さない。魚が浮けば新聞種になる。
家庭の排水口・トイレもダメ。パイプが腐食する。

不要な瀬戸物の丼茶碗にいれて、少ない目少ない目に希釈する。
ハケ・筆で攪拌すればよい。割り箸でも良い。一度経験すれば、同じ過ちはしないと思います。100円の大きい計量カップが取っ手が付いているので楽。計量カップは、すべり落としやすい。器は、後で濯いでおけばよいし、そのまま乾かしても良い。

ゴム手袋をしても、しなくても良い。ただ衣服・金属・皮膚に付けば、腐食変色するだけで大した事は無い。一番危険なのは、泡沫が目に飛び込む・悪臭で酔う・気分が悪くなるので注意。強風にも注意。メガネは必需品。何が起こっても慌てない事。(落雷・にわか雨)

利き手で無いほう(器を持つ方)に、ゴム手袋の上から、軍手を嵌めれば滑り止めになる。ゴム手袋は濡れれば中々乾かないし、滑りやすい。
布が希釈液を吸い込むので、希釈液が滲み込むのが少なく遅い・早く気が付くので便利。

私は、殺菌剤・除草剤などの、浸透性農薬を使うときには、神経を使います。それ以外は、比較的無頓着な方です。
・   

R・ひろき 【関東】 2007/01/31(水) 15:41:37
 こんにちは。

 石灰硫黄合剤ですが……皮膚についた場合等々の中毒事例も知っておりますので、

>ゴム手袋をしても、しなくても良い。ただ衣服・金属・皮膚に付けば、腐食変色するだけで大した事は無い。

 これはダメですね。手袋はしてください。Iwasakiさんのおっしゃるような、手袋を。
 皮膚についても、たいしたことがないということはありません。皮膚にはつかないようにしてください。衣服は弱り、金属につくとなかなかとれません。

 別の回答者さんの答えに何か言うのは良くないのですが、安全に関わる部分については、大変申し訳ないですが、指摘させていただきます。
 公開の掲示板でありますし、たちつさんの発言を見たどなたかが危なくなることもあります。

 D2さん、石灰硫黄合剤で検索すると、幾つか過去ログがあります。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200612/06120121.txt
 ご参考までに。

バラの妖精 【関東】 2007/02/18(日) 15:45:03
家では、地下水を使っている(キッチンも含め全部)のですが、庭の植木の消毒に使用した場合地下水に影響があるんでしょうか?

gardenfan 【近畿】 2007/02/18(日) 17:36:35
バラの妖精様

今時 地下水をそのまま飲用にもお使いとは驚きです。
汲み上げているレベルが低くて粘土層がその上にあれば問題ないと思いますが、年に1度は検査されることをお勧めします。
井戸って確かなんかの検査があるはずですよね。
保健所の管轄かと...不確かですが。

できれば他のスレでの追加質問は避けて新しく質問して下さいね。


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