落葉、枯れ枝は、灰と、堆肥とどちらが効果大?

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まさる 【近畿】 2007/01/08(月) 21:34:32
遅まきながら、皆様、明けましておめでとうございます。
以前から、時々疑問に思っていたことを質問致しますので、よろしくお願いします。

庭に溜まった落葉、剪定した小枝、引き抜いた雑草、などは、
それぞれ、燃やして灰にするのと、
積んでおいて腐葉土にするのと、
どちらが、有効でしょうか?
または、それぞれ、用途上の適材適所はありますか?
当然、小枝は堆肥にするより燃やす方が手っ取り早いですが、・・・

たちつ 【近畿】 2007/01/08(月) 22:58:46

私は、落ち葉堆肥の方がよいと思います。
土に有機質を補充して、土の硬化を防ぐ。
といっても、針葉樹(この時節なら杉)とか、腐食し難いクスとかキンモクセイなら燃やしたほうが良い。
灰は、最短な腐食物の生成方法で、堆肥も最終的には、灰(土)になる。
灰とは、有機質の無機化物質。(水・空気・金属酸化物=土)

灰も、黒い炭状の粗く仕上げないと、白灰は、細かすぎて、土の目詰まりを引き起こしたり、セメントの働きをして土を固める性質がある。
カリ成分を補うといわれます。アルカリ物質でやや土壌中和もする。
畑用であって、花壇や鉢植えには向かない。
燃やせば、殺菌殺虫駆除にもなる。

幹・小枝は、燃やして炭状にしたほうが良い、腐りにくく黴菌・茸が生えやすくなる。時にはシロアリとか。自然界ではそれもイロイロな生物を養うのでよいかも知れませんが園芸上は、垣根・猫よけ・支柱程度の利用価値しかない。

落ち葉堆肥といっても、桜・モミジ・ニレ系は良く使います。ドングリも一寸時間がかかるものの、虫が良く食べるのでボロボロになりやすい。他の落ち葉は、量的に集め難い。
一般的な用途として、庭木の株元に捨てておくのが無難。貯まれば燃やすなり、ゴミとして廃棄処分するなり・・・・
簡単にゴミとして出すといっても、地域により、量とか、集荷指定日もある。
いずれにしても、好みと思います。


まさる 【近畿】 2007/01/09(火) 21:44:21
たちつさん、早速のレス有難うございます。
我家の落葉は、白木蓮、柿、葡萄、山桜、桜桃、栗、枇杷、茗荷など。
隣家の柿と山梨と栗。別の隣家の桐などで、合計相当量です。
そのときの気分で燃やしたり堆肥にしたりしています。
葡萄は葉や枝の状況を見て病害虫防除のため焼却することが多いです。
梅や柳、山茶花、松、泰山木、山椒等の剪定枝は焼却しています。
雑草はそのときの気分と、乾燥しているか、しめって腐りかけているかの分類で、焼却するか、腐らせるかに使い分けています。
堆肥にする雑草は、樹木の根元から少し離して積み上げるか、庭の未開拓部分のうち、やや低い箇所に積んで、塵も積もれば山となるを信じ、土地の肥沃化と平坦化を夢見ています。
燃やした灰は、山茶花の垣根のなかで、元気のなさそうな木の周辺に、花咲爺さんの気分で振りまいています。
連作障害防止のためとか、タイミングを逸して、何も植えてない畑部分にも、灰を撒いたことがありますが、なにかを植えたり、種をまいたりする前には、必ず耕していますので、今のところ、土の目詰まりしたとか、固まってしまったとかは、気になったことはありませんでした。
私が思っていた通り、アルカリ性になるとのことですので、状況により、他に適当な播き場所がないときは、畑に撒くことも続けようと思います。

まさる 【近畿】 2007/01/14(日) 21:44:43
[[解決]]
たちつさん有難うございました。
このへんで「解決」ということに致します。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


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