葉が病的な黄緑色になったサザンカの処置

[園芸相談センター]の過去ログです

まさる 【近畿】 2006/10/28(土) 18:24:03
垣根のサザンカのうち数本が、ところどころ最近伸びたような感じで、しかし、やや病的な黄緑色に、つやがあり、葉の厚さも少し厚めに見え、よく見ると、1oあるかなしかの黒っぽい虫のような、あるいは虫の糞のような物が、黒いすりつぶした煎り胡麻をふりかけたように、くっついています。

数年前に、葉が唇のようにはれぼったくなる病気になり、最初は1本の木の数枚の葉だけだったのに、数年間であちこちに飛び火したみたいです。

見付次第、病変下葉っぱの付いている枝を、付け根から剪定して、焼却炉にて焼却していますが、今年は、一旦無くなったと思っても、また違うところに出てきます。
関係あるかどうか判りませんが、夏頃から、薄水色の羽のある虫(危険を感じると、素早く横に歩いて、枝の裏側に隠れるか、飛んで数メートル離れたところに止まる)が増え、たくさん見つけた時は、やむなく殺虫剤で退治しています。
とくに被害の多い木は1本ですが、もともと弱い木で、一時は枯れそうだったのを、2年か3年かけて、ようやく、他の木と同じくらい濃い緑色の葉になるようになっていたのに、今では、その木だけ20%以上の葉が変色しています。
サザンカの垣根自体は、まだ未完成ですが、できあがっている部分の一番西端にあり、これから、季節風が強くなる時期なのに、最悪の位置にあります。
今年は、垣根を、西に向かって、あと5mほど、延長しようかと思っていますが、病気の木の隣に新しい苗木を植えて良いか、心配です。

この木は、思い切って抜き、垣根の延長も、今年は見送る方が良いでしょうか?

まさる 2006/10/28(土) 18:29:26
訂正&補足

見付次第、病変下葉っぱの→見付次第、病変した葉っぱの

できあがっている部分の一番西端にあり→その木は、垣根としてできあがっている部分の一番西端にあり

1oあるかなしかの黒っぽい虫のような→(夏頃には白っぽい粉のようなものでしたが、いまくっついているのは白い)

りっこ 【関東】 2006/10/28(土) 19:58:50
もち病のようですね。春先にときおりでますので当初は種が大きくなって割れたのかなあと思ったこともあります。黄色くなったり、唇のようないろで厚く、やがてミイラ化して落ちます。白い胞子がとびますので症状がでたら直ちに撤去し、焼却かビニールに包んで可燃ごみとしてだしたほうがよいです。(できれば発生した枝ごと取るのが一番よいのですが)黒っぽい虫は別の問題だと思います。この時期茶毒ガは無いように思いますがどうでしようか。

まさる 【近畿】 2006/10/29(日) 18:01:25
りつこさん、早速のレス有難うございます。
モチ病と、黒っぽい1oぐらいの虫のようなものとか、夏ごろに見かけた白っぽい1oぐらいの虫、空色のカボチャの種ぐらいの大きさで、危険を感じると蛾のように飛んだり、蟹のように横歩きして枝の裏に隠れる虫とかは、別の物ですか?
モチ病は、3年ほど前に、垣根から10mくらい離れたサザンカの成木(樹高3.5M、直径2.5Mでピンクの花が咲く)に発生し、唇のような分厚い葉っぱが出て、驚いたのが最初の感染源でした。
以後、見付次第、怪しい葉っぱの付いている枝を、付け根から切り取って、その都度焼却しています。
黒ゴマのすりつぶしたものの様な物は、今度虫眼鏡でよく調べてみようかと思いますが、モチ病に罹ったまだ小さい葉っぱに、よく集まってくっついているので、モチ病を媒介する虫かと思って、ベニカ○スプレーを掛けて退治しています。
夏頃居た白っぽい小さな虫は、葉っぱに集団で集まっていて、時にはクモノスのような、綿菓子のような物が、その葉の付け根の茎や枝に巻き付いていました。そして、その付近に「カボチャの種ぐらいの大きさで、横歩きの得意な、空色の羽のある成虫」も、数羽居ることがよくあったので、目の敵にして、退治していましたが、完全除去は困難でした。

りっこ 【関東】 2006/10/29(日) 18:50:46
ワタ虫、ワタアブラムシ、チャノミドリヨコバイも付くようです。当方の山茶花には付いたことがありません。画像掲示板に投稿すれば結構助言があるかもしれません。お役に立てず済みません。

まさる 【近畿】 2006/10/30(月) 10:35:40
りつこさん、ご親切なレス有難うございました。

モチ病であることは、判っていますが、
そのあたりに好んで集まっている虫が、ただ単に食べやすい(柔らかいなど、)ので、集まってきているのか、
それが、集まるから病気が移るのか、(卵が先か、鶏が先かではなく、蚊に刺されると伝染病に写るのか、膿が出ている傷口に蠅が集まるような感じなのか、それとも両方同時に作用しているのか)確かめたいのです。

この質問が、最下段に移行するまでに解決しなければ、一旦解決にして、別の設問を立ち上げる予定です。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2006/10/30(月) 16:15:57
こんにちは。

サザンカに「綿状のものを分泌する虫」、「薄水色の羽のある虫」、「1oあるかなしかの黒っぽい虫のような、あるいは虫の糞のような物」の三種類が付いているということですね。
はじめのふたつはアオバハゴロモ(幼虫と成虫)ではないでしょうか?
ツバキやサザンカにはよく付きます。
最後のものはちょっと分かりません。
アオバハゴロモが大量に発生すると、新しい葉が縮れたようになることはあります。
しかし、昆虫がもち病を媒介するということは聞いたことがありません(もち病は胞子で伝播します)。
またアオバハゴロモがもち病の葉を好むということも聞きません。
ですから「虫」と変色した葉との間には、やはり因果関係がないように思えます。

ところで変色した葉は、本当にもち病なのでしょうか?
> 数年前に、葉が唇のようにはれぼったくなる病気になり、最初は1本の木の数枚の葉だけだったのに、数年間であちこちに飛び火したみたいです。
↑この症状は間違いなくもち病のようです。
現在も同じ症状が出ているのですか?
もち病は5月くらいにはよく発生しますが、この時期にそれほど頻発するというのも不思議な気がしますね。
今回はこれとは違った症状が出た、というふうにも読めるのですが、いかがでしょうか?
まるで斑入りのように、葉のところどころが色が抜けたような状態になっているのではありませんか?

そうであるなら、これはウイルスによる症状だと思います。
いったんウイルスに感染した株は、残念ながら治すことはできません。
ただしこのウイルスはさほど悪質なものではなく、通常であれば樹勢にもさほど影響を与えないようです。
白い部分があまりにも多くなってしまうと問題ですが(その部分は光合成をしないので)。
我が家にも同様の株がありますが、枝全体が真っ白にならない限りは何もしません。
感染力もさほど強くないようで、接ぎ木などをしないかぎりはほかの樹にうつることもあまりないようですね。
星斑のツワブキ(これもウイルスによる斑入りです)と同様、問題なく栽培できると思います。
ちなみにツバキ・サザンカなどにおいて、ウイルスは園芸的に重要な役割を果たしています。
いわゆる斑入りの花(赤やピンク地に白い斑点が入るもの)の園芸品種は、すべてウイルスによって花色の発現が部分的が抑えられたものです。

以上、詳しい症状が分からなかったので、想像を交えて書かせていただきました。
「画像掲示板」の方に写真を投稿していただくと、もう少し確実なレスも付くかもしれませんね。

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2006/10/30(月) 16:23:05
追伸です。

葉の裏に付く黒っぽいものは、こすると落ちますか?
簡単には落ちなければ、「小黒脂病」の可能性もあるかもしれません。

まさる 【近畿】 2006/10/31(火) 17:33:23
Aquiyaさん、りつこさん ご親切な助言を頂き有難うございます。
ここ数日、めちゃくちゃに忙しく、返事を書く暇がありませんでした。
写真も日の暮れる前にやっと撮ったが、50KB以下のサイズに修正している最中に突発の用事が再三割り込んで、「画像掲示板」に載せるのは、もう少し後にさせて下さい。
なお、先日、殆どの怪しい枝を付け根から剪定して焼却し、その際、虫眼鏡を用意しないと黒っぽい虫だか糞だか見分けが付かなかったものについては、一緒に全て焼却されたので、今日は、全く見当たりません。
白っぽい1oぐらいの虫と、白っぽい綿菓子状の物は、夏に見かけたが、最近は発生しません。
空色っぽい、横歩きの特技と飛翔力のある虫は、殺虫スプレーを局部的に
狙い打ちして、大部分をやっつけたが、過去の経験では、全滅させることは困難で、逃げ延びたのが再度集まってきたのですが、今日写真を撮ろうとして探したところ、僅かに1匹が、寒さをこらえるように、身動きもせず止まっていました。(殺虫剤をかけなくても、時期的に死に絶える季節になったのかもしれません。
あとで、これも写真掲示板に載せます。
>葉の裏に付く黒っぽいものは、こすると落ちますか?
葉の裏というより、葉の表に居たような記憶があります。(両面にいたかもしれ、ませんが)

Aquiya 【関東】 [URL:http://aquiya.skr.jp/] 2006/10/31(火) 23:14:06
こんにちは。
写真掲示板の方は写真がダブってしまったということなので、こちらに書かせていただきます。

問題の昆虫はやはりアオバハゴロモのようですね。
黒いものはよく分かりませんでしたが、アオバハゴロモか何かの糞という可能性はありませんか?
(アオバハゴロモの糞の形状は記憶にないのですが)
小黒脂病の場合は葉の裏だけに黒いものが付きます。

そして写真に写っている「色が薄くて厚ぼったくて水気の多い葉っぱ」は、まったく問題のない健康そのものの新芽のように見えます。
少なくとも私には「もち病」のようにはまったく感じられません。
またウイルスに感染している兆候も見られません。
春先に伸びるサザンカの新芽を思い出してください。
それと同じように見えませんか?
ツバキやサザンカの新芽には、ちょっと不自然なくらいの光沢がありますよね。
この時期にこのような新芽が伸びるのを不思議に思われるかもしれません。
しかし、アオバハゴロモが大量発生して生長点が傷付いたり、時期はずれの剪定を行ったりするとこのようなことはよくあります。
新芽は柔らかいので、アオバハゴロモがたくさん付くことが多く、おそらく悪循環に陥っているのだと思います。

あまり剪定を行わず、アオバハゴロモ対策だけに注力なさってはいかがでしょうか?
(園芸店で聞いたり、ネット検索すれば対策はすぐにお分かりになるかと思います)

りっこ 【関東】 2006/11/01(水) 00:01:31
画像拝見しましたがAquiyaさんがご指摘のようにモチ病では無いと思いますね。モチ病は厚く他の葉と比べてすぐ分かります。この時期にはあまり見ませんし、茎の色からして新芽と思います。当方のも先日3芽ほど開花していますが、なかには同じように新芽が高く伸びているのもあります。背丈は3mほどなので他の背丈より30cmくらい飛び出ています。春に剪定です。アオバハゴロモは良く分かりませんでした。実生のユズにおなじようなのが付いたことがあります。

まさる 【近畿】 2006/11/01(水) 11:05:58
[[解決]]
Aquiyaさん、りつこさん
早速のレス有難うございます。
変に薄い色の不自然なぐらい光沢のあるみずみずしいふくよかな芽や葉は、ただの新芽でしたかぁ!

そうとは知らず、春先から、目の敵にして枝を付け根から切り取って、燃やしていました。
わっ!また急用がでて、続きを書けなくなりました。

どうも、有難うございました。m(_ _)m
植え木たちにも、謝っておきます。<(_ _)>
皆さん今後ともよろしくお願いします。


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