枝分かれ
jんjm
【北海道】
2006/09/26(火) 11:36:27
どうして木は枝分かれするの
たちつ
【近畿】
2006/09/27(水) 08:38:46
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普通、草花(植物は) 根と茎(くき幹みき)と葉と花(種たね果実くだもの)でできています。
そのうち、葉は、お日様の助けにより、栄養(えいよう)を作っています。
その栄養で、子供を作ります。そのためには、たくさんの葉が必要となります。たくさんの葉を育てて、たくさんの光を集める為には、たくさんの枝が有った方が便利です。
私たちも、手や指が多いほうがたくさんの物が持てます。あまり多いと邪魔(じゃま)になります。さらに手や指を守り、育てる栄養も必要になりますから、それぞれがちょうどよい大きさ・数・長さを持っています。赤ちゃんがグローブのような大きな手やお相撲さんのクツをはいたら歩けない。
枝に限らず、根も葉も花もたくさん枝分かれしているものもあります。
又、根のない植物もあります。(ヤドリギ・ナンバンキセルなどの寄生植物キセイショクブツ) タンポポのように茎のない植物もあります。
タケやササのように、めったに花の咲かない植物もあります。種のできない植物もあります。
鳥のように手がなくて羽に変わった動物や魚のように手足のない動物もいます。生きているものは、どのようにすれば、より便利に生きていけるか、子供をたくさん育てられるかをいつも考えて生活しています。
そこで、体をより便利なように改造進化させています。
その他、葉は栄養を作るとともに、呼吸(こきゅう酸素さんそを取り入れて、炭酸ガスをだす)したり、栄養を作る為に炭酸ガスを取り入れて酸素をだしたり、水蒸気を出して、根や葉から水分を取り入れたりします。このために、寒い地方の植物は、落葉させたり、土の上の部分を枯らしたり、葉を細くして寒さから自分を守ります。砂漠などの水の少ない植物は、葉を細くしたり葉や茎や根に水筒を持っています。
あるいは、半年は雨が多く、半年雨が降らない地方や雨の少ない場所の生える植物は、球根になりやすい。高い山に生える植物は、風が強く寒いので、高さが低く育つ。風が一方向から吹く場所では、樹が斜めに生える。うすくらい場所・日陰の植物は、葉が薄く葉の大きさが大きい。
深い海の底の海草は赤いものが多い。それぞれには、大切な意味があり生きる為の形には、なにもムダなものはない。
まとめ。
枝は、たくさんの葉をつけて、たくさんの日向ぼっこする為に、枝分かれする。たくさんの葉は栄養を作る為に必要である。しかし、生える場所など(環境かんきょう)により、色々な形を持つ。
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