藤棚の剪定
北川 紀代美
【近畿】
2006/09/24(日) 10:01:07
こんにちは。3年前に藤を植え藤棚のお陰で西日でカンカン照り台所が
とても涼しく快適になりましたが、剪定の仕方が分からず葉だけがグングン伸び花はあまり付けてくれません。剪定の仕方を教えて頂けないでしょうか?
たちつ
【近畿】
2006/09/24(日) 16:08:05
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http://fujinosato.at.infoseek.co.jp/sodate/diary.html
このサイトを参考にしてください。
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たちつ
【近畿】
2006/09/24(日) 16:09:47
http://engeisoudan.com/lng.cgi?print+200609/06090132.txt
同じですが、こちらからも。
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マックスパパ
【関東】
[URL:http://www.geocities.jp/e55amg_sinagawa/index.html]
2006/09/25(月) 20:02:07
こんばんは!
たちつさん紹介のサイト、お気に入りに追加しました(笑)ありがとうございます。
私の場合は、公園に植えてある藤棚ですので、樹齢10年以上の大きな藤のメンテナンス立場から少し・・・
竹等の棚の上に寝ている藤の剪定の場合、一般的には東西南北の角地に植えてあると思います。
その角から対角線の角に向かって寝ている藤の枝振りを真上から見た感覚で、樹形を整えればOKですよね?
昔、講習会で多かったケースは・・・
竹を組んだ隅から隅までいっぱいに伸ばした状態で剪定を完了する。
この場合だと、開花後から冬までに枝が伸びて垂れる。下を通れない。
夏に1〜2回、垂れた枝を切るようになってしまう。
開花後から夏の間は、出来るだけ切らないようにする。
つまり冬の剪定で、組んだ竹棚より30〜50cm程度、中に引っ込んだ状態で剪定を完了させることがポイントになります。
垂直に伸びた幹が棚の上で水平になりますよね?
対角方向に一般樹木と同じ感覚で左右対称に枝を残してあげます。
さて、実際の作業ですが・・・
大きな棚になれば下からの作業は無理で、棚の上に登って剪定を行ないます。
幹の元側から枝先に向かって進んでください(逆に向かうと枝が折れる場合が多くなります)
今年の一年生枝がメチャクチャ絡まっていますので、それを先に切り落とします。
芽や枝ぶりを気にしないで、バチバチ切って処理します。
無理に引っ張らないで。元の枝が折れたり切れたりしますから。
すると樹形が見えてきて、どのように剪定するか?作業しやすくなると思います。
ここからが大事で、花芽を多く残したいですよね?
芽と芽の間が長ければ葉芽の場合が多く、花芽は枝の途中から出ている短い枝で、その短い部分に沢山の芽をつけていると思います。
いくつか開花していますので、昨年の開花した跡が残っています。
その枝は切らないように、そして折らないように覚えておきましょう。
一般的な剪定書物には「5〜7芽残して」と言われています。
若い樹木は別として、一般に大人になった藤の場合、はっきりと花芽、そして葉芽がわかるのあれば、一概には言えません。
花芽を残し、葉芽の枝は芽を少しでも残せば良いのです。あまり多く芽を残せば、開花したときに葉が茂り、見え難くなってしまいます。
開花しない藤の場合・・・
若くてまだ開花しない藤の場合、多少強めに切り詰めます。
何本かの枝から数年後に1本だけ開花した場合、開花しない枝は元から詰めたとして・・・
開花した枝を残そうとしても長すぎて困る場合があります。
出来るだけ元で開花してくれれば、その枝を伸ばしながら花を楽しめて樹形も好みに仕立てられると思うのですが・・・
仲間の作業員も何度か落ちています(笑)
棚の上での剪定作業は気をつけてくださいね?
仕事が一段落した1月に、棚の竹交換と一緒に行なっています。
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