ペチュニアの冬越し

[園芸相談センター]の過去ログです

くりん 2006/09/05(火) 15:49:08
ペチュニアらしき花の差芽を貰ってきて植えました。良く咲いています。
園芸本で調べたら、フロストバイオレットという品種に色や柄が似ているけれど、八重咲きなので違うかも知れません。
これの種を採ろうと思ったけれど、他のペチュニアの様な種ができません。
くれた人は種から撒いたというのですが、F1とか云うのでしょうか?
もし種が駄目なら温室で差芽、差芽とつないで冬を越し、春になって増やすことは可能でしょうか?
その際、枯れない程度にするには何度ぐらいにしたらよいでしょうか?
お尋ねします。

cactus 2006/09/05(火) 20:00:42
植物によって冬越しの温度が違うので、もう一度だけ図鑑などで調べら
れた方がいいと思います。持込が可能であれば、園芸店や園芸センター
で聞かれると判明しやすいかと思います。

水瀬葵 【関東】 [URL:http://id1.fm-p.jp/9/ICIJOU/] 2006/09/05(火) 23:29:11
品種がわからないとはっきりはわかりませんが、株そのままでも越冬はできるかと思います。(品種によってはある程度の保温は必要ですが関東で屋外越冬できるものもけっこうあります。)挿し木ポット苗を暖かい場所で管理して保健を作っておくのも忘れずに。
親株はどのみち連作障害を避けるため春に植え替えします。

たちつ 【近畿】 2006/09/05(火) 23:58:54

>温室
って、?
加温温室?・無加温簡易フレーム? 問題は栽培地の最低夜温と昼夜の温度差ですね。
凍結しない程度なら何とか、霜・積雪のない陽だまりで冬越しできますが。当たり外れがある。10度もあれば、大抵の植物は越冬します。
ただ、冬越し株は、老化しているので、夏越しに弱く、枝張りも弱いので、春にもう一度挿し木して、株更新したほうが良い。

種の有無は良く解らない。F1は種ができないというより、株の安定性がない。育ってみないとどのようなものが咲くか解らないの意味。
一般消費者に対して、わざわざ表示する必要があるかどうか疑問ですね。生産農家用に種を卸すのなら必要でしょうが。
やはり、種(F1一代目)の種(2代目)を蒔いたら、ぜんぜん違う花が咲いたとクレームが入るのだろうか。(・・?

主な園芸品種
http://www.smartgarden.co.jp/special/052001/pechinia4.html
管理の仕方
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/petunia3.htm



くりん 2006/09/06(水) 01:44:51
皆さん、レスありがとうございました。
温室は色々試みています。
以前は芽だしなどに、熱帯魚の装置を使っていました。去年はビニールトンネルに電気コンロを持ち込んで保温しましたが、異常な寒さには参りました。
今年は室内にヒーターマットを敷き、その植えに発泡スチロールで作った箱を置き、ガラスで蓋をしてみようと思っています。
当地は銚子なので、春先は温度が低く、ゴーヤや草花の発芽が大変遅くなりますので。
昔、亡き兄がランの栽培に小型の石油ストーブのような物を使っていましたが何処で入手したか聞くすべもありません。

くりん 2006/09/06(水) 02:13:49
教わったホームページからペチュニアの写真をプリントして見ました。
あまりにも品種が多い(8ページ、約百種)のに驚きました。
しかし私の育てている,濃いピンクで縁が白いのは見当たりませんでした。
品種改良が盛んな様ですね。

ぽー 【関東】 2006/09/06(水) 04:22:56
ペチュニアの耐寒温度は、一般に5℃くらいと言われます(実感としては大半が0℃くらいでももつ気がします)。ただ、株の体力や品種によって、多少は違ってくるでしょうね。

ここの掲示板の過去ログを「ペチュニア 冬越し」で検索すると、たくさん情報がヒットしますし、その真髄は水瀬葵さんが簡潔にお書きです。が、少々補足してみますと・・・
・冬越しは、「親株のまま越冬」「秋に挿し芽したチビ苗で越冬」どちらもできます。
・親株のほうは、南関東なら、軒下の陽だまりでほぼ問題なく戸外越冬できると思います。体力のないチビ苗は安全策として、多少の保温対策を。
・関東でも北関東は、南とはだいぶ気候が違うので、親株でも簡単な保温対策をしてやったほうがいいと思います。
・銚子は、ちょうど北関東と南関東の境目って感じで、ちょっと悩みますね〜。ただ、寒さでダメにするよりは、過保護ぎみでも保温して無事に冬越しさせたほうがいいので、北関東なみの寒さだと仮定して・・・。

【親株の越冬】
耐寒温度ぎりぎりの場合、ペチュニア(に限りませんが)はなるべくコンパクトに切り詰め、また乾燥気味に管理することで越冬しやすくなります。
具体的には、11月になったら大きく剪定し、根元から元気な新芽を出させるようにします(剪定する場合、葉のないところまで切ってしまうと枝ごと枯れることがあるので、必ず元気な葉を2〜3節残して切ること)。

新芽が展開してきたら、霜の時期になる前に、冬越し体制に入ります。枝は根もとの若葉を残してコンパクトに切り詰めましょう。(無理に切らなくてもいいんですが、そのほうが春からの生長が早いので・・・)
保温対策は、
・室内なら、日当りのいい窓際だったら暖房は不要。
・戸外なら、無加温の簡易ビニール温室にいれるか、プランターだったらビニールトンネルのような形ですっぽり透明ビニール袋をかぶせる・・・など、簡単な保温対策を。置き場はなるべく軒下の陽だまりに。
・なお、数がたくさんあれば、鉢から掘りあげて根も切り詰め、プランターにギューギュー押し込んでも大丈夫です。
・春になって新芽が動いてきたら、新しい土で植え替えてピンチしながら育てます。

ちなみにうちは同じ千葉ですが、東京寄りの東京湾沿いなので温度があり、ほとんどのペチュニアはベランダ放置越冬です。たまに雪をかぶったりしますが、それで枯らしたことはありません。
去年はためしに6〜7株、無加温ビニール温室に入れてみたら、冬の間もぐんぐん生長を続けるので2度ほど切り戻ししました。4月には花が咲き出し、あわてて植え替えたほどです。やはり多少なりとも保温してやったほうが、早い時期から楽しめるのは確かですね。
銚子だとそこまでいかないでしょうが、越冬は十分できると思います。

【挿し芽苗の越冬】
親株が越冬できれば、春に親から挿し芽すればいいんですけど。親株が万一・・・とご心配なら保険用の挿し芽苗をつくっておくと安心ですね。
挿す時期はいつでもいいんですが、今から挿せばある程度大きく・体力のある状態で冬越しできるでしょう。
室内の日当りに置いておけば、それ以上の保温対策は必要ないと思いますよ。
(玄関のような無暖房のところで、夜は凍りそう・・・なんて場所だと対策が必要でしょうが、人が暮らしている部屋なら大丈夫ですよ♪)

くりん 2006/09/06(水) 11:04:29
[[解決]]
ぽーさん、詳しく御教示ありがとうございました。
お陰さまで越冬に自信が持てました。
なお、銚子の気候は特異で、夏30度に達するのは4,5日、冬は殆ど雪は降りません。


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