ツルバラの手入れと仕立て方
ユウコ
2006/08/27(日) 12:58:11
前回の質問で教えて頂いた通り、各バラの夏の剪定を済ませました。
あとは今年アーチに仕立てたいと思って植えたアイスバーグ・クライミングをどの様に扱ってよいものか迷っています。
根元から沢山出ているツルは何本くらい、どの様にアーチに誘引すれば良いでしょうか？剪定はどの様にすべきでしょうか？
宜しくご指導ください。
Ｒ・ひろき
【関東】
2006/08/28(月) 07:50:21
こんにちは。
つるバラの場合は、剪定は、冬に行います。剪定というよりも、枝の交代という感じです。
（夏に枝の交代として、古い枝を根元から切り取る方法もありますがふつうは冬に行う作業です。）
つるばらの誘引という言葉は、ふたつの意味で使うことがあります。
１．春から秋にかけて、出てきたシュートをまっすぐ上に留めておく作業。
２．冬に剪定したあと、残した長い枝を横に留めておく作業。
１の作業は、来年のために、まっすぐな枝を伸ばすために行います。
２の作業は、育ててきたまっすぐな枝を横にし、花を多くつけさせるために行います。
>根元から沢山出ているツルは何本くらい、どの様にアーチに誘引すれば良いでしょうか？剪定はどの様にすべきでしょうか？
根元からたくさん出ている蔓（新しければ今年のシュートといいます）は、今のところ、なるべく脇枝が出ないようにまっすぐ上にとめておきます。
剪定は、枯れた枝を切る程度です。
つるアイスバーグは、小枝が出やすいですので、上に留めにくいかもしれませんが、なるべく留めておいてください。
冬になりましたら、留めた紐をほどき、古いつる（幹）を根元から切って、新しいシュートを、アーチに誘引します。
誘引方法は、枝のしなやかさにもよりますが、Ｓ字型にしていったり、大きく波うつようにしたりします。
図解等、詳しい情報は、
つるバラの庭 村田晴夫のバラの庭作り (入門編)と（応用編）村田晴夫 ブッキング 2004
つるバラ 村田 晴夫 日本放送出版協会 2000
等をご参照ください。
※なお、今回、つるばらについて、一般的な方法を書いてみました。
個々人で、基本に則らない方法でやっておられる場合もあると思います。たとえば、はじめから適当に斜めに誘引するなどです。
いったん、園芸相談ですので、基本編として書きました。
ざぼ
2006/08/28(月) 08:29:41
＞つるアイスバーグは、小枝が出やすいですので、
＞上に留めにくいかもしれませんが・・・・・
という事は、特別無いと思いますよ。
ブッシュタイプと間違ってるんじゃないのかな？
Ｒ・ひろき
【関東】
2006/08/28(月) 11:32:18
こんにちは。
まず、こちらの過去ログをお読みください。
とくに、二番目と四番目の、実際に育てているかたの書き込みをご覧ください。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200608/06080035.txt
> つるアイスバーグは、小枝が出やすいですので、上に留めにくいかもしれませんが、なるべく留めておいてください。
というのは、上記のような意味合いです。
以上、補足として書き込みします。
なお、植物の育ち方は、同じ品種でも、庭により、育ち方が違うことがあります。
>ブッシュタイプと間違ってるんじゃないのかな？
ということはありませんので、ご安心ください。
※この件について、ざぼさんと議論したいとは思っておりませんので、ご了承ください。
ざぼ
2006/08/28(月) 17:18:45
Ｒ・ひろき さんのコメントを読んで、
つるアイスバーグを育てたことが無い方だな・・と思ったので、
書いただけです。
過去ログを見ましたら、Ｒ・ひろきさんの書き込みが
非常に沢山ありました。どこかの、バラの先生でしたか・・・。
失礼をお許しください。
私はただの素人です。
ユウコさん、こんにちは。
つるアイスバーグをアーチに仕立てたいというご質問でしたので、
ついつい書き込みしてしまいました。
私も今年10才になった、つるアイスバーグを庭で育てています。
上記で、Ｒ・ひろき さんが紹介されている本は、
３冊ともとても参考になります。図書館からでもお借りして、
直ぐにでも読んでみることをお奨めします。読めば判りますが、
村田晴夫さんは、アーチにはブッシュタイプのアイスバーグを勧めています。実際、肥料をほとんど与えていないの我家でも、植えて5年もすると持て余してしまいました。それで、アーチ以外にも
誘引できるところを確保しました。細枝でも、花つきが良いので、
誘引は失敗が少なく容易い品種です。
少しでも参考になれば幸いです。
※この件について、ざぼさんと議論したいとは思っておりませんので、ご了承ください。
もう二度と、こちらには書きませんので安心してください。
Ｒ・ひろき
【関東】
2006/08/28(月) 18:18:02
こんにちは。
回答者同士で、なにかあり、多少スレッドが荒れ気味になりますと、質問者の方が、お返事を書きにくくなることがあります。
何回かのレスの応答を経て、質問の答えが見えてくるケースもあり、質問者の方が、再度書き込みやすくしたいと思っています。
そのため、個人的に、回答者同士の議論に発展するようなことは、避けようと考えております。
以下は、その範囲でお読みください。
ざぼさんへの個人攻撃ではありません。
>※この件について、ざぼさんと議論したいとは思っておりませんので、ご了承ください。
> なお、植物の育ち方は、同じ品種でも、庭により、育ち方が違うことがあります。
この点、自分で書いていてなんですが、とても難しい部分です。
今回、二回目のざぼさんの質問者さんへの書き込みは、いろいろな育ち方の一例として、参考になるのではないかと思います。（べつに偉そうに言っているわけではありません。率直にそう思います。誤解のなきように……。）
ただ、自分の庭や、プロの本がすべてではなく、他の育ち方をする場合もあります。質問者さんのお庭では、どうなっているかわかりませんから、最初から自分の庭のものと同じと考えて答えるのは、多少危険でもあります。
質問者さんのお庭では、「根元から沢山出ているツル」とありますので、細いタイプのシュートが、まだたくさん出るような若い状態とも考えられます。
とすると、上に向けておくには多少やりにくいことがあります。それでも上に向けておけば、来年あたりには、強いシュートが出てくるでしょう。ということを推測しながら書いています。 つるアイスバーグに限らず、ややシュラブ系の血が入っている場合は、最初のうち、なかなか思ったようにシュートがあがってこず、フロリバンダじゃないかと思うこともあります。あるつる品種には、２種類あり、伸びて返り咲きしにくいものと、返り咲きしやすくそれほど伸びないものがあります。つるバラのバリエーションは、自分が育てているそれだけではなく、他にも存在します。若いうちのシュートの出具合は、苗の善し悪しにもよります。
ということで、いったん、最初は太い枝が出にくいものとして答えておき、質問者さんから、そんなことはなく、太くて困る ということでしたら、よく伸び始めているということで、次のレスを書きます。レスの応答をしながら、いちばん良い枝の留めつけ方を考えてみたいと思っていました。
他の人の回答を封殺しようと考えているわけではありません。
最初の太い枝が出にくいかもしれない……という意味の部分を、頭からフロリバンダと間違えている と指摘されましたので、前回の書き込みでは、間違えていない根拠を書き込みしました。その上で、庭によって育ち方が違う品種の話を、何回か応答しながら、しようと思っていました。
私はこの掲示板の管理人でもありませんし、一利用者に過ぎません。
栽培品種数が異常に多く、めちゃくちゃに凝り性なのは認めますが、プロなわけがありません。
私のような者に何か言われても、あまり気にしないようにしてください。書きたいことは、周りなどは気にせず、たくさん書けばよいのです。
いろいろな育ち方をするということが、二回目のご発言のように、分かる内容なら、それはとても実りのあることではないでしょうか。
>もう二度と、こちらには書きませんので安心してください。
無理にお引き留めはいたしませんけれども、私も遠からず、ここを去る時がくると思います。そのとき、また気が向きましたら、復活して書き込みをお願いします。
ユウコ
2006/08/29(火) 00:11:07
[[解決]]
Ｒ・ひろき様 ざぼ様、詳しく回答して下さって感謝しています。
バラを育てるのは難しいと言われる所以がよく解りました。
アイスバーグでもブッシュタイプとつるアイスバーグがあり、
育てる条件によっても人によっても違いが出てくる等、
一様にはいかないのですね。
我が家のアイスバーグは6月に千葉のグリーンバレーからネットで購入
したもので Iceberg CL と書いてありました。
今はケロリン55 さんの書いていらっしゃるのに良く似た状態です。
でも上に向けておけばこれから強いシュートが出てくのとの事なので
何とかそれぞれを止めてみました。
それぞれ試行錯誤、苦労してバラを育てていらっしゃる愛好家の皆様が
いつもこの掲示板で教えて下さるお陰で、初心者の私も少しずつ違う
株を増やしていけます。
本当に有難うございます、そしてこれからも宜しくお願いします。
村田晴夫さんの本を探してみます。
白石道子
【関東】
2006/08/29(火) 03:28:01
解決済みなのに御免なさい。
ひろきさんには、バラのことを無知状態から質問を繰り返しお世話になりました。感謝しています。
基本他、経験を基にした多くの知識をお持ちで、今もバラの質問の回答を欠かさず見て勉強させて戴いて居ります。
何冊ものバラに関する本を読みますが、私のバラの先生はひろきさんだと思っています。（何のお礼もせずに。他に回答戴いている、たちつさんや植木やさん他の方々にも感謝、感謝です）。
一応の事をお教え戴いて、狭い庭ですので木に、庭に合わせて貰うしかないと、バッサバッサと枝を切ったりしています。
アイスバーグ（F）？が鉢植えから地植えにしたら2M近くになり、枝、葉が込み入って広がり過ぎて困るとの相談でアドバイスをいただき、現在オベリスクで何とか収まっていますが、風通しが悪いので適当に枝を切っています。村田先生のブッシュがアーチに良いとは、家のを見ている限り思えないなー。本を買います。
私も質問を繰り返した時に、恥ずかしくなって自分で解決としたこともあります。が本等で調べても正反対のことが書いて有ったりで、ここでのアドバイスが、即・解決になる方が多かったように思います。
ケロリン55
【東北】
2006/08/29(火) 11:27:16
解決済みなのに、ごめんなさい。
ケロリン55 です。
家のつるアイスバーグについて、その後の報告です。
根元からのシュートは出なくなりました。ホッ？
でも、自由気ままに伸びだしていて、これからの台風対策(あまり来ないが)として、ベランダから麻紐を何本もたらして、主流になるらしいシュートを吊り上げ(？)方式の誘引をしました。ずいぶん葉が込み合って風通しの悪くなった部分にイヤーな黒点が出てしまったからです。
お盆のバラ手入れを怠ったせいです。
が、その後の手入れで病葉が広がることもなくピンピン・サワサワ育っています。
私も、冬にどうこれを仕立てたら丈夫なバラになるか考えていたので、参考になりました。
お互い、バラの種類の数と状況と天候と時間の数だけ 悩みは尽きないものですが、がんばってバラを愛好していきましょう！！！！
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