ハーブがどんどんだめになっていきます

[園芸相談センター]の過去ログです

みぃちゃん 【近畿】 2006/07/30(日) 17:25:02
はじめまして。皆さんのお知恵をお借りしたく、投稿させていただきます。

マンションのベランダでハーブを育てています。はじめのうちはハダニがはびこっていたのですが、いろいろ対処したところ、葉裏を見てもハダニらしきものはほとんどいなくなりました。しかし葉はどんどんすすれた感じになり、枯れてしまうものまで。どうやら「アザミウマ」にやられているようです。(細長い小さなすばしっこい虫がいます)
現在の対処は、ニームの濃縮液を希釈し、霧吹きで散布していますが、即効性がないので効き目がわからず、このまま「全滅が先か撲滅が先か」状態で続けていくべきか、思い切って農薬を一度使うか悩んでいます。農薬を使うにしても、「アザミウマ」は種類によって、使う薬が違うらしく、私には種類が特定するのは不可能なので、何を使うか判断出来ずにいます。(「オルトラン粒剤」を考えてみましたが)

出来るだけ農薬には頼らずにと思ってやってきましたが、もう限界です。
どうか皆さん、助けてください。よろしくお願いします。

wow 2006/07/30(日) 21:57:36
農薬を使いたくないというお気持ちは、よくわかります。メーカーも無害な農薬を研究に力を入れているようで、最近すこしずつ増えています。たとえば、デンプンでハダニなどを葉にくっつけて身動きができないようにしてしまうもの、ベーキングパウダーとほとんど同じ成分のうどん粉病の薬などがあります。しかし残念ながら、今のところそうした無害な薬品だけで植物の病虫害を防げるような状況にはなっていないようです。

アザミウマを駆除するための薬品については、下記のページにあります。
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu02.html

もしも私だったら、被害が少なければオルトラン顆粒を散布しますが、虫が多くどんどん被害が広がっている場合には、オルトラン顆粒に加えてスミチオンかマラソンを散布します。オルトラン顆粒は効きはじめるまでに少し時間がかかるので、即効性がある薬剤を併用するわけです。
少しずつ、だらだらと殺虫剤を使い続けることは、いろいろな意味でいいことではありません。一気にやっつけてしまうことが大切だと思います。

ばんざいうさぎ 2006/07/30(日) 22:01:51
ベランダの環境が苛酷でハーブが丈夫に育たず虫が繁殖してしまうのか
土を使いまわししたりはないでしょうか?

風が強い、乾燥しすぎる、コンクリートに直接鉢を置いているなどないでしょうか?
水遣りは何時どんなようにあげているのでしょうか

生育環境の改善をすればハーブは丈夫なのであまり虫も付かなくなると思うのですが

どんな感じで育てているのかの情報が欲しいところです

みぃちゃん 2006/07/31(月) 14:55:53
wowさん・ばんざいうさぎさん、ありがとうございます。

生育環境ですが、確かに植物にとってマンションのベランダは劣悪だと思います。
ベランダは10階で、手すりはコンクリート立ち上げ。
現在の環境ですが、木製すのこやウッドパネルを敷いて鉢を並べています。
水遣りは、日光が当たらない時間(朝か夕方)に、表面が乾いているものは鉢土に指を入れてみて、ハーブの種類によって水の与え方を考えてやっています。鉢の周りに打ち水もしています。
土はすべて新しいものを使いました。

苗は近くでは手に入らないので、ハーブを育てている所から、送ってもらいました。(通販で、3箇所から)その中に、怪しいのが入っていました。直接手にとって選べたら、そんなのは選ばないんですが。

こんなところです。よろしくお願いします。

クライマー 【近畿】 2006/08/06(日) 01:36:15
>ベランダは10階で、手すりはコンクリート立ち上げ

私も階は違えど同じ環境です。
10年以上住んでて分かったことは湿度が上下でやたらと差がある「摩訶不思議空間」であるということ。
手すりより下の湿度はかなりのもので、シダ類がよく育ちます。
ところが手すり内側に掛けたプランターや壁側の棚の上段は非常に乾燥するのです。
うちはラベンダー類・バジル・セージ・ローズマリーがいますが手すりにかけたプランターでまったく薬を必要としたことはありませんでした。
ベランダ地べたは例えすのこをしいたとしても湿度が高すぎるのではないでしょうか。
薬での対応は私はわかりませんが、手すりの高さより上で育ててみたら・・
ハーブ類は基本的に弱らなければ虫も病気も余り来ません。

まさる 【近畿】 2006/08/06(日) 22:32:35
ただ単に、直射日光や、照り返しに負けたのではありませんか?
どんなハーブか記載がないので解りませんが、私が写真で質問しているハーブは、庭の砕石の上に繁茂していたのに、最近は、頭のてっぺんが剥げて、周りの毛がふさふさしているどこかのおじさんの頭髪みたいになっています。
我が家のハーブはいろいろあって、せいが高くなる、茎の固い、葉の多いハーブで、根でも種でも繁殖できるタイプは、それぞれ元気ですが、

ぽー 【関東】 2006/08/07(月) 03:10:57
みいちゃんさん、
そもそも、お育てになっているハーブの種類は何でしょう?
とくにお困りのハーブ名は?
風通しが悪く照り返しのきついベランダは、たしかにやや環境に難アリですが、
うちみたいに日照が確保できないベランダよりは、まだ対処法がありそうに思います。
夏場以外は順調に育っているのでしょうか?

みぃちゃん 2006/08/07(月) 13:47:16
皆さん、ありがとうございます。

ベランダだから育たないのではなく、完全に、害虫被害なので、アドバイスいただきたいと思ったのですが。
毎日、アザミウマの幼虫を手で駆除している状態です。
虫が付きながらもがんばってるのもいます。
今まで、ハダニやアブラムシは経験がありますが、アザミウマは初めてです。

deepsea 【東北】 2006/08/07(月) 21:04:52
ハーブは、クレソンくらいしか経験がないですが...

ハーブってそもそも原産地では雑草みたいなもんです。害虫を取り除かないと育たないとか、そういう類いのものじゃないです。基本的に水さえやってればあとはほったらかしでいいんです。

基本的にはクライマーさん仰るのが正解だと思います。
うちもそうですが、ベランダというのは、作りによっては植物にはものすごく
過酷な環境なんですよ。

私だったらスノコは使いませんね。高さが分かんないですが、ベランダの床面からさほど距離(高さ)はないでしょ。ということは、蒸してるのと同じですな。一般的なプラ製の3段くらいに鉢を並べられるもので十分だと思います。見栄えは悪いけど。

> ベランダだから育たない

なんて、誰も仰ってないでしょ。良く皆さんのアドバイスをよんでほしいですね。

> 完全に、害虫被害なので

できるだけ農薬を使いたくない。そのお気持ちは分かります。
でも手作業で何とかなるほど甘くないですよ。

私だったら、他へ蔓延する前に、株を処分してベランダを完全消毒してからやり直すでしょうね。

R・ひろき 【関東】 2006/08/07(月) 21:52:42
 こんにちは。

 対処方法としては、
・薬剤散布や捕殺で何とかする。
・全部捨てて掃除してやりなおす。
 等があると思います。

 私はバラを中心に育てておりまして、花につくタイプのアザミウマが何種類か庭にいるようです。かなりしつこいです。
 ハーブでは経験がないのですが、バラでやっている方法としては、
1.アザミウマ用のシートを吊す。
 黄色や青色のシートがあります。
 これを説明書き通りに吊します。
 商品名は、「ペタットブルー」です。ただ、アザミウマ以外もいろいろ引っかかってしまいます。
2.地表の掃除
 バラにつくアザミウマは、地面で蛹から成虫になり、飛び立ちます。(幼虫と成虫は花に)
 地面を掃除したり、少し削いで捨てたりします。
 多少は発生が少なくなりますが、決め手にはならず、他の手段との併用が必要です。
3.アザミウマが集中した花を捨てる。
 これは葉物では難しいかもしれません。捕殺するのと同じような感じです。
4.薬剤散布
 バラに適用のある農薬を使います。一種類ではなく、何種類か輪番します。アザミウマの同定は、とても無理ですが、どれか効きます。本当は同定した上で使った方が良いのですが、とても素人にはできません。

 お育ての植物が、ハーブということで、詳細の種類がわからないので、いったん、バジルと仮定し、大分類「野菜類」で、使用できる農薬を探してみました。
 施設栽培のものがほとんどですが、露地野菜類でも使えるものは、「ボタニガードES」です。私は使ったことがありません。(バラなので)
 この農薬、非常に特徴的です。検索してみてください。小規模な場所ですと、使いにくいかもしれません。
 そのほか、しそ、はっか、バジルの場合は、「スピノエース顆粒水和剤」が適用されています。これも小さい瓶はなかったように思います。
 パセリの場合は、定植時一回ですが、アドマイヤー1粒剤があります。

 ……というように、「ハーブ」というだけでは、野菜類の農薬しか検索できません。
 「ハーブ」のなかの何なのかが分かれば、個別に使える農薬を探すことができます。
 なお、適用のある農薬を探すときは、独立行政法人農薬検査所のホームページか、ルーラル電子図書館のホームページを見てみてください。

もひとつ 2006/08/07(月) 22:29:00
ええと、まずは

1.植物が元気になると、害虫もいなくなることがある。

2.浸透移行性(植物に取り込まれて、その植物の葉を食べたり、汁を吸って効果が出る)薬剤は、食用には向きませんよ。

というのを確認しておきましょうか。

 多くの方が、ベランダなどの環境や、水遣り・日よけ等について書かれているのは、1.のような理由からです。
 人間でも、夏バテしていたり、体調が良くないと、ただの風邪でもこじらせたりしますよね?植物も同じで、普通なら多少虫がついても、そう大きな被害にはならないのですが、弱っていると、そこにつけこまれて害虫が繁殖することがあります。それで、まずは植物が元気になれる環境を整えましょう、という事です。

 次に2.ですが、「ハーブ」と一口に言っても、食用にするものから、蚊などの不快害虫を遠ざける役割を目的とするもの、分類的には「ハーブ」に入るけども、ただ花や姿かたちを楽しむために栽培しているもの…、と様々です。

 例えば、ラベンダーなどは、匂いや草姿を楽しむので、浸透移行性の薬剤(オルトランもこれに含まれるかな?)を使用しても、あまり害は無いと思います。
 しかし、バジルのような食用目的なら、これらは避けた方が良いでしょうね。

 それで、もしよろしければ栽培している植物の名前をもう少し詳しく書いて頂けると、アドバイスする側も的確な回答をし易くなります。「大麻」をハーブと言い張っているなら別ですが(笑)。

 話が逸れましたが、葉が縮れたりかすれたりするのは、水遣りの不手際(多くは乾燥)に由来することもあります。土壌は湿っていても、空中湿度の関係で(エアコンの室外機など)、葉が痛むことがありますよ。

 何はともあれ、やはり一つの命、できるなら処分してやり直すのではなく、なんとか持ち堪えさせて元気にしたいですよね。確かに全て処分して消毒してやり直すのも、手っ取り早くて有効な手段の「一つ」ではありますが、回答者の皆さんも初心者の頃の純粋な気持ちを思い出して、ここは是非ともどうやって回復させるかで方法を考えてみませんか?

薔薇と鳥 2006/08/07(月) 23:00:09
こんにちは

わたしもバラですが、毎年アザミウマには困っていました。
ところが、今年の春からアグリチンキ36を使い始めたところほとんど気にならなくなりました。
薬剤散布は、今までとあまり変えていないのでやはりアグリチンキ36の効果かな?と思っています。

みぃちゃん 2006/08/08(火) 13:18:51
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たくさんの回答、ありがとうございました。


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