ヤマホロシとヤマホロシモドキのちがい

[園芸相談センター]の過去ログです

アイノ 2006/07/25(火) 19:55:17
ナス科蔓性のヤマホロシは毎年7〜10月紫色の花を咲かせてくれています
他に蔓性ではないヤマホロシモドキも元気に育って1〜4月にヤマホロシとはちょっと形のちがう紫色の花を咲かせます。共に寒さには弱いようです。
ヤマホロシモドキは何科に属するのでしょうか、その他ご存知のことがありましたら、よろしくご教示お願い致します。

たちつ 【近畿】 2006/07/25(火) 22:35:08

花の名前は、ややこしものです。
私も、昔、ニオイバンマツリと間違って、買ってきたことがあります。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/banmaturi.html
しかし、調べてみれば、殆ど紹介されているのは、蔓性になっていますが、私の買ったのは、蔓が無かったと思います。(・・?
兎にも角、ネットで拾ったものを単純に並べておきます。

ヤマホロシモドキがググールで引っかからないので良く解かりませんが、多分、蔓花ナス(ソケイモドキ)の事と思います。
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/turuhananasu0.htm

古来のヤマホロシ(瑠璃色蔓ナス)
http://www.kenkaki.jp/photo/kyuhyokai/largeshade01501yamaorosi3.JPG
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/solanum-sea0.htm

違いの簡単な見分け方は、葉っぱの形が違う。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yamahorosi.html
詳しくは、両方育ててみれば良く解かる。これが一番です。(^^♪

以上は、つる性のブラジル原産。

日本産の蔓無しもあります。ホソバノホロシ(細葉保呂之)マルバノホロシ
http://rokkoflower.cool.ne.jp/souhon/sub869.html
http://park8.wakwak.com/~sanyaso3/06-6g/06hana6-24.html
鋸葉紫ヤマホロシ
http://www.ucatv.ne.jp/~m-kanno/yamahorosi.html
名前の混乱の歴史
http://www.tcp-ip.or.jp/~jswc3242/854.html
その後、有名サイトのヨネムラさんが、区別しましょうと提唱し、その表現文章を、間違い・誤り・誤用と解釈し、「別種に付き間違い・誤用」という言葉が、独走した。ネット社会ではよくあることです。
昔の日本は、同じようなものは、適当な呼称でも通じた。戦後教育で、適切な言葉遣い・科学的分類・西洋かぶれで教えた為に、名前だけでは、意味が解からない。名前と実物が合わない。現象が起こった。
更に、エンゲイブームで、販売促進の為に、差別化名称を適当に付ける為に、ますます解かりにくくなった。
学者も、分類分野にかんして、研究する事が無いので、更に詳しく分類し、論文を書けば、それがあたかも、改正されたと錯覚し、改正されたかのように園芸系マスコミが雑誌に書く。それを読んだ読者がサイトに書く、サイトを読んだトラベラーがブログで書く。・・・と一人歩きする。植物学会にも、派閥がある。もう出鱈目です。
大筋は同じでも、細かい事はイロイロと離合集散変転するものです。見る角度が異なるだけ。
例えば、花色などの色見本は、大体の基準は合っても、規定されていないし、農林省もネット上で公開していない。破れたパンツを穿きながら、スーツはメイドイン英国製という。電池の切れた、ロレックス的な考え方。

全て、科名 ナス科 属名 ナス属(ソラヌム属 )です。

何でも単純に考えたほうが、疲れない。

蛙の「おたまじゃくし」も、「イモリのおたまじゃくし」も、「おたまじゃくし」でよい。
イモリもトカゲもヤモリもサンショウウオもウーパールーパーも黒焼きにすれば、みな同じ。
ノホホ〜ンですよ、のほほ〜ん と「一寸そこまで」の考え方が楽。



アイノ 2006/07/26(水) 19:48:38
たちつ様有難うございました。各サイトを見させていただきましたが、園芸店にてヤマホロシモドキという名で購入したものとは異なるようです。
花が咲きましたら写真撮影してまたご教示お願いしたいと思います。


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