土の殺菌について
ゆきんぼ
【近畿】
2006/07/25(火) 11:12:51
この季節、よく日日草の苗を買ってきて鉢植えにしますが、時々立ち枯れてしまいます。たぶん土の使い回しによるものだと思います。太陽に当てて消毒しているつもりなのですが、夏だと2時間位で土がカラカラに乾くので、それで終わりという時もあります。だいたいどれ位太陽に当てておけば殺菌効果が期待できるでしょうか?
deepsea
【東北】
2006/07/25(火) 11:39:55
殺菌をしてくれるのは太陽光というよりもそのうちの「紫外線」なので、紫外線が強いときなら2日もあれば十分だと思います。
それよりも、使いまわしている土は大分、有機質が減っていると思うので、紫外線殺菌の後、消石灰か苦土石灰で更に消毒して、堆肥や腐葉土を足してあげましょう。
ニチニチソウのように夏にばんばんと花がつく場合は、一般的な8−8−8−の化成肥料でいいので、元肥も入れて土作りしたほうがいいでしょうね。
立ち枯れは、どれだけ殺菌しているかは不明ですが、やっていることはやっているとしたら、土の中の雑菌や病気は考えにくいですから、鉢の中の温度が高すぎたり、水分がすぐ切れてしまうのが問題ではないのでしょうか。
鉢にひさしをつけるとか、土に若干ピートモスを混ぜて水もちをよくするとか、バークチップでマルチングするとか、色々手は有りますのでやってみてください。
wow
2006/07/25(火) 14:59:57
土の殺菌ですが、一番手っ取り早いのは電子レンジでチンです^^;;
これは妻に見つかるとしかられるので、いない時こっそりやります^^;;;;
一般的なのは、真夏の炎天下に黒いビニールの袋に入れて放置する方法です。私は10日くらい放置しておきます。掲示板などを見ていると、皆さんは1〜2週間やっているようです。
VITA
2006/07/25(火) 20:49:33
ゆきんぼさんは、どのように殺菌なさっているのでしょう?
シートの上に広げて太陽に当てる?ビニール袋に入れて太陽に当てる?
たぶん前者ですよね?
前者は紫外線による殺菌効果を期待したもの。
後者は高温による殺菌効果を期待したものです。
紫外線による殺菌の場合ですが、紫外線は遮蔽物があると効果がさえぎられます。
なので、なるべく薄く広げて満遍なく日に当てないと、ただの天日干し乾燥です。
紫外線の到達距離は甘めに考えても数ミリでしょう。
大き目の赤玉などは、裏側は殺菌されていません。
何度も切替しつつ、薄く、がよろしいかと思います。
高温による殺菌の場合、水分がないとうまくいきません。
温度だけではなく、蒸すことで効果を期待するものなので。
水分が多すぎると温度が上がりにくいですし、少なすぎても
うまくいかないのが悩みどころです。
ビニールの口はしっかりと閉じて、なるべく表面積をとるように
薄くしたほうがいいでしょう。
なので、夏場温度が上がりやすい時期に有効な方法です。
電子レンジも同じですね。
水分を与えて蒸すことで殺菌します。
マイクロ波による殺菌効果もあります。
少量でしたら有効な方法です。
精神衛生上・食品衛生上、問題なだけ(笑)
また、ゆきんぼさんは再利用する土はふるいにかけたりしてますか?
ふるいにかけると、見た目も成績もグットよくなると思いますよ。
ゆきんぼ
2006/07/26(水) 11:31:55
deepseaさん、wowさん、VITAさん、有り難うございます。deepseaさん説明不足ですみません。8割位が古土で後2割は新しい腐葉土・赤玉土と化成肥料や堆肥少々入れて使用しています。もしかしたら鉢の中の温度が高いのかもしれませんね。wowさん、VITAさん土の量が多いので電子レンジでチンはやっていません。以前黒ゴミ袋に入れて5個位数日置いてたら、家の者にゴミ屋敷のようで汚らしいと言われた。シュン。それからはシートに広げるやり方です。
紫外線殺菌と高温殺菌の違いが良く解りました。ありがとう。
ふるいにはかけた事ないです。(ズボラ人間なもんですみません)いつも古い根取って乾かして生ゴミと混ぜて堆肥にしたりして適当にやってます。なぜか日日草は立ち枯れしやすいです。
wow
2006/07/26(水) 15:27:23
私も古い土を使っていますが、ふるいにかけて細かい粉を取り去らないと、
鉢の底水がたまり根ぐされすることが多くなります。
細かい粉が底にたまって、底石の隙間をふさいでしまうからです。
病気を疑う前に、鉢が詰まっていないか確認されてはいかがでしょうか?
deepsea
【東北】
2006/07/26(水) 15:35:19
あー、それですね。忘れてた。
有機物を混ぜる前に、細かいものは取り除かないと。
まさる
【近畿】
2006/07/26(水) 22:07:40
私の場合、古くなった鉢植えの土や、プランターの土は、庭のどこか低いところ、「この辺にもう少し土があったらいいな」という所に。逆さまにぶちまけ、空になったプランターや、植木鉢は、数年(最低1年)日干しにしておきます。プランターとか、植木鉢に植えたいような苗がある場合、それらの古い容器の中から、適当なのを選んで、中には新しい、市販の腐葉土や、鹿沼土や、赤玉土や、鉢底の石や、プランターの土などを入れます。これらも、前に使った半端が有るので、足りない物だけ、科致します。(たぶん参考にならないでしょうね)
まさる
【近畿】
2006/07/26(水) 22:10:03
変換ミス訂正(科致します→買い足します)
たちつ
【近畿】
2006/07/27(木) 03:34:45
・
私個人的には、天日干しにせよ、電子レンジにせよ、殺菌効果は、しな
いより、したほうが、随分と違う(良い)程度にしか考えていません。
より完全を考えるのなら、10分程度煮沸する とか、ベンレート殺菌希
釈液に一晩漬け、その後乾かすのが良いかも。
細菌は、一度休眠状態にはいると、少々の温度では死滅しない。害虫の
卵も同じ。又害虫にせよ、悪玉菌にせよ、自然調和の観点から、両方と
も、必要と思います。害虫や悪玉菌の、過剰繁殖がダメと思う。
理屈
電子レンジチンだけでは、カブトムシのダニが死ななかった。
尤もカブトムシについていたダニが後から、繁殖したのかも解かりませ
んが。
良く、湿らした土を黒のビニール袋に入れ、太陽熱で暑くすると紹介さ
れていますが、これにも疑問があります。下半分は冷たいし長い事置い
ておけば、雑草が生えている。
アスファルトに溜まった土は、暑くなって、微生物はいる。
いずれにしても、たとえ殺菌しても、浮遊菌や付着菌で、細菌も繁殖し
だしたら早い。食中毒芽萌菌は、30-80度で成長し、毒素排泄物を出
す。この毒素で、発病する。ここに料理は、暖めなおして食べる事に
は、危険となる。早く食べる・早く冷ますのが料理の定説。
私は、気休めで、駐車場のアスファルトの上に、薄く広げて、天日干し
しています。当然時々かき混ぜます。この目的は、大型微生物を追い出
す。軟体動物なら、脱水させる。ムカデは死なないし逃げない。少し土
があれば土にもぐる。したがって手で取るしかない。
副次的に、紫外線殺菌や太陽熱殺菌や酸素殺菌も兼ねる。
乾燥させることが一番と考えます。
堤防のミミズは、雑草が枯れるほど、晴天が続けば、逃げ出して、下の
アスファルトの道路に干からびて沢山死んでいる。いくら真夏とはい
え、枯れた雑草の生えた堤防の土が高温になるとは考えられない。
乾燥が一番。天日干ししないよりはしたほうが望ましい程度。
ニチニチソウは、突然死があるので、保湿管理・遮光管理・予備苗保持
が望ましい。特に、鉢土の高温・株元に直射日光が当たるのはよくな
い。大抵は、種ができる直前に良く枯れる。葉の色艶が無くなるとか、
葉が丸まればおしまいなので諦めることの方が楽。
・
ゆきんぼ
2006/07/27(木) 14:06:11
[[解決]]
wowさん、deepseaさん、ありがとうございます。やっぱり細かいのは取り省くようにしますね。
まさるさん、ありがとうございます。1シーズンに鉢植えは10鉢近くあります。
以前は赤玉土や腐葉土を買っていたのですが、古土がたまるばかりで使い回しするようになりました。庭の片隅に寝かしておくというやり方もいいかもしれませんね。
たちつさん、ありがとうございます。いろいろ教えていただき、とても参考になりました。
こちら京都市内は昨日から、やっと夏らしくなりました。暑いー。
みなさま、熱射病にはくれぐれもご注意下さいませ。
園芸相談掲示板@園芸相談センター