ばらの花が咲かない
Viana
【東海】
2006/07/11(火) 09:41:46
3月に鉢植えのミニばらをもらってからばらを育て始めました。ちゃんとした鉢にも植え替え、他の色のばらも、と思って現在4種のミニばらを育てているのですが、葉が落ちて丸坊主になっては新芽をつけ、の繰り返しでつぼみがつきません。一度アポロに不思議な花が一輪咲きましたが、それ以降4種とも全く咲かなくなりました。お花用の液体肥料も1ヶ月に2回やり、水も乾かないように2日に1度ほど、そして病虫対策として薬も10日に一度ぐらいやっています。くもの糸のようなもので葉が覆われたことがありましたが、現在はなくなりました。何をすればお花が咲くようになるのでしょうか?
たちつ
【近畿】
2006/07/11(火) 12:32:42
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日当たり良く・風通し良くすれば、それなりに花は勝手に付いてきます。
花芽は、新芽が伸びれば、新芽の穂先に咲きます。花数は、新芽の数に比例して沢山咲きます。
暖かくなる(涼しくなる)・・・新芽が出る・・・蕾が出来る・花が咲く。
新芽には2つあります。
一つ目は、既にある茎枝の葉跡(節)からでて、成長し花が咲く。
二つ目は、株元から出て、元気すぎる茎葉でシュートとも呼ばれています。これは将来の骨組みに使用しますから大切です。通常は花が咲きません。そこで芽先を摘んで、棘から、新芽を出すと花が咲きます。
芽先摘みの時期は、出来るだけ充実させた跡が良い。
その他3ツ目は、接ぎ木苗の台座から生える、下部もとのコブ(接ぎ木跡)の下から生えてくる芽で、これは全て取り除きます。観賞用のバラ本体を枯らしてしまいます。
蕾が少し色付けば、葉も日当たりも無くてもそれなりに花は咲きますが、次の花が育たない。
ミニバラは、夏場の高温多湿に弱い。夏場は、木陰のイメージで、涼しく、優しい日差しと風通しを良くした方が望ましい。
5-6月と10-11月をターゲットにして、育てましょう。
植え替えは、根付けばいつでも良いようですが、バイオリズムもありますから、芽出し前の晩秋が良いように思います。
葉は健康のバロメーターで、葉(歯)の健康は、体の健康につながります。
ということでしょうか。
。
ふ〜
2006/07/11(火) 12:59:42
ミニバラが葉を落とす原因を探る必要がありそうです。
葉を落とすにはいろいろな原因があります。
一番多いと思われるのは黒点病、うどん粉病、ハダニなどの病害虫。
その次には肥料の与えすぎ、水の多すぎ、少なすぎ。特にいったん水を切らしてからからにしてしまうと弱ります。また逆にいつもじゅくじゅく湿っていると根が傷みます。
病害虫の場合、まず、通風と日照をよくすること(戸外でお育てですよね、もちろん。室内では難しいですよ)。
枝をすかして、込み合わないようにする、隣の鉢ともある程度感覚を空ける、が必要です。
くもの巣に覆われたように・・・これはハダニにやられた可能性がおおきいですね。
繰り返しハダニにやられていると、花をつけるどころではありません。
水も、2日に1度、という機械的なやり方ではいけないですよ。
土の表面が乾いたら、たっぷり与え、そこから出た水は皿にためないのが基本(出てこないようではたりない)。
肥料も、新芽が伸びてきたのを確認して与え、蕾がついたら与えないのが普通(花が正常に咲かない原因となる)。
どのような育て方なのかが具体的に?なので、一般的なことしかわかりませんが。。。、
R・ひろき
【関東】
2006/07/11(火) 14:00:37
こんにちは。
バラの花は、早咲きのもので、45日に一度、遅咲きで60日に一度ほど咲きます。
葉を何回か落としますと、なかなか花が咲くまでに至らないことが多いです。
また、丸坊主になってから、芽を吹くには、株が持っている力を消費しなければならないため、何回か丸坊主にしますと、枯れてくることもあります。
落葉の原因は、みなさまがお書きですが、
(1)日照不足
ミニバラについてきた説明書きなどに、出窓など、窓際で管理してくださいという説明書きがあっても、屋外で日光が当たる場所のほうがよいです。
(2)土
ミニバラ用で、かなり過湿になりがちな土もあります。それを使ったときは、定期的な水やりはせず、よく観察して、乾きかけたときにやります。もちろん、普通の土でもそうなのですが。
水やり目安が、1〜2日に一回と書いてあっても、それは目安ですので、乾いているかどうかをみてから、水やりしてください。
(3)ハダニ等と農薬について
使っておられる病虫対策のスプレー剤の効能に、ハダニと書いていない場合、ハダニには効かないと思ってください。また、ハダニと書いてあっても、十日に一度、もし同じものを連用しているとしましたら、だんだん効かなくなっていきます。
また、AL剤ではなく、スプレー缶の場合は、遠くから噴霧してください。近いと冷害が起こることが多いです。
(4)液肥について
希釈倍率を守っておられると思いますが、丸坊主のときには、なるべく薄めにしてください。葉が少ないときや、調子が落ちているときも、徐々にあげるようにしてみてください。
たしかに、花の時期も気にせず、一週間から十日に一回、液肥をやりましょうと書いてあるものもあります。しかし、品種によりましては、花が変形することもありますから、蕾が色づいたら、いったん液肥はやめて、花が終わったら与えるようにします。
(5)病気
黒点病などでも落葉します。これも、同じ農薬を使い続けない方がよいです。
葉が茂っている期間が長ければ長いほど、花を咲かせる力がついてきます。
何回か丸坊主になっているとのことですから、もし、蕾がついてきても、すぐに全部は咲かせず、二ヶ月ほどは、葉を茂らせるほうに重点を置かれてみてはと思います。
Viana
2006/07/11(火) 16:01:43
色々な情報ありがとうございます。
まず、最初に育て始めたアポロは、葉を落とし始めた頃にもらった状態のデコレーション用の木箱から普通の鉢に植え替えをし、屋外で育てています。土はばら用のものを使用しています。午後に日が当りますが、午前中は明るいものの、日は当っていないと思います。水やりは一応土が乾いているかどうかを確認してからやっていますが、最近は大体2日に一度の頻度になっています。数日前に一部ハダニ?にやられ、霧状の薬を吹きかけました。葉の色が薄くなり、ちょっとくすんでいますが
あまり落葉はしていないと思います。
もう一鉢はやはりハダニ?と思われる症状を起こし、一度丸坊主になりましたが、今朝見たところ、少しですが新芽が吹いていました。
別の鉢は特にハダニと思われる症状はないのですが、何故か葉が落ちてしまい、これもまた丸坊主になりました。新芽が出てくるのを待っている最中です。
最後の一鉢は落葉するのが早かったのですが、新芽が出てきました。
4鉢とも同じベランダで育てています。
他に注意すべき点があればご教示頂きたく、よろしくお願い致します。
R・ひろき
【関東】
2006/07/11(火) 20:00:25
こんにちは。
お返事の範囲では、ハダニ用の農薬を使われているかどうか、十日にいっぺんの薬は、同じものをずっと使っておられるかどうか、よくわからないので、なんともいえませんが、ハダニが原因というふうに思えます。
ハダニの場合は、強い水流で吹き飛ばすなど、農薬以外の方法を併用していきませんと、なかなか難しいです。
過去ログのほうに、バラのハダニ被害について、いくつかありますので、参考にされてはと思います。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200607/06070011.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200603/06030040.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200505/05050103.txt
>別の鉢は特にハダニと思われる症状はないのですが、何故か葉が落ちてしまい、これもまた丸坊主になりました。
品種によっては、葉表にカスリが入るような症状が出ずに落葉することもあります。葉裏をルーペで見ると、確実です。ハダニっぽい鉢の近くに置いていましたら、ハダニが移ることもあります。
また、黒点病等の斑点があったかどうかがわかりませんが、もし、黒い斑点が出て落葉していましたら、黒点病です。
そのほか、根腐れなどで落葉する場合もあります。
環境の変化でも落葉することはありますが、すべての葉がなくなるというほどにはならないことが多いです。
さらら
2006/07/12(水) 00:53:46
わたしも今の時期、ベランダで育てているミニバラにかなりハダニがでています。
簡単なハダニのチェック方法は、
葉を親指と人さし指ではさみ、そのまま葉の裏をこするようにスライドさせます。そうすると、指に茶色のスジがついたら、ハダニです。(ハダニがつぶれて指に残ります)
どうしても、ハダニがつきやすい株というのもあって、とても苦労するのですが、今の時期ならこまめに上記方法でチェックして、葉の裏に水を吹きかけ、ハダニを落とした後、ハダニ用の薬品を葉の裏にかかるようにしっかり吹きかけます。ただ、これでも3日もするとハダニがでてくるので、こまめにチェックが大事かと思います。薬品を使い過ぎるとせっかく出てきた新芽に薬害が出てしまうこともあるので、こまめにチェックして、水を吹きかけ落とすのがいいかもしれません。ほんと、ハダニっていたちごっこでやになっちゃうけど、がんばりましょうね〜。
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