パキラの種の入手方法

[園芸相談センター]の過去ログです

deepsea 【東北】 2006/07/07(金) 16:37:37
皆さん、またまたお世話になります。

園芸店でパキラを見ていると、何だか大抵が幹を切って挿しているようで、実生のものはあまり見当たりません。あ、これだ!とみつけても結構お値段張りますよね。

それで種からなら、...と思ったのですが、どなたか種を通販しているところをご存じないでしょうか?以前見つけた小笠原父島のところはサイトが行方不明になってしまっていました。

はやと 【九州】 2006/07/10(月) 16:52:37
パキラは途中で切らないとどこまでも伸びてしまうので、見た目と運びやすさなどから、剪定で調節されていて、ある程度大きさが決まっていますよね

また、幹をぶった切った状態で外国から輸入して、日本で挿し木で根や葉を出していることもあるそうです

種からでなくても、手軽に買える安い(300円くらい?)もので、まだ幹ともいえない緑色のひょろっとしたものを探せば、deepseaさんの理想に近い樹形にすることが出来るかもしれませんね

ウミユスリカ 2006/07/10(月) 17:13:13
deepseaさんのご希望は、実生苗だけに見られる、株元が壷状に肥大した姿で育てたいことにあるのではないでしょうか。たまに植物園で開花結実に成功したという話は聞きますが・・・。

はやと 【九州】 2006/07/10(月) 17:46:04
そうですか〜失礼しました

deepsea 【東北】 2006/07/10(月) 18:53:59
[[解決]]
はやとさん、ウミユスリカさん、こんばんは。
コメント有り難うございました。

私の目的はウミユスリカさんの仰る通りです。

実際にやってみましたが、挿し木苗は根元が太りません。
上を詰めてある訳ですから、幹の横に出た枝が伸びるだけで、成長すればするほど見た目もバランスも良くないです。かといって三つ編みにしたいとかそういうわけでもありません。樹形をあれこれどうしいとかいうのではないです。

色々調べていくうち、パキラは実がすぐ腐ってしまう(一週間ほど)ため、種が日本にはなかなか入ってこないようです。海外の卸業者が注文を受けつけても忘れてしまって、調べたら腐っていた、なんて事がままあるらしいです。
幹では多少ほったらかしても問題ない(船便でも良いらしい)ため、園芸業者は通常丸太の状態で輸入し、適当なサイズでぶった切って挿し木する、ということのようですね。

種については、ある方のアドバイスで、輸入を扱う業者をみつけましたので、一応解決とします。ただその業者さんからも今のところ確実に入手できる訳ではないようなので、取り敢えず何処の業者さんかは伏せておきます。

マイケル 2006/07/11(火) 00:53:42
deepseaさん、こんばんわ。
期間限定ですが、こちらのサイトではパキラの種を扱ってますよ^^
一応は国内ですので鮮度も悪くないと思います。
次の販売は9月になるみたいですけど利用されてはどうでしょう?
あと、私もそうなんですが実生を趣味とされている方たちのサイトでは
掲示板でのやり取りで譲っていただける事もありますのチェックして
みてください。それでは^^
http://www.h3.dion.ne.jp/~kuikui/jahana.htm

deepsea 【東北】 2006/07/12(水) 18:08:23
マイケルさん、有り難うございます。早速コンタクトとって見ました。

ちょっと変わったシステムですが面白そうです。他の実も試してみたいのですが、ここ東北では冬越しが難しそうな気がして迷っています。

マイケル 【関東】 2006/07/12(水) 23:59:02
deepseaさん、こんばんわ。
確かに冬越しが難しそうですね↓
私は関東なのですが、冬越しに不安があったので、水槽を用意して
その中で保温しながら発芽させた事があります。そのときは60cm水槽に
ピタリ適温2号というヒーターを側面に貼り付け20℃〜24℃の間で保温しながら、2灯式の蛍光灯で光合成させていました。
ただ、実際はこれらの器具を揃えると、それなりの出費になって
現実的ではないかもです。汗 それに他にもっといい方法があるかもしれませんし・・・。
実生を本格的に楽しまれるのでしたら植物用の温室を購入した方が
いいかもです^^;

deepsea 【東北】 2006/07/13(木) 01:00:15
マイケルさん、アイディアをどうもです。

水槽等はアクアリウムをやっているので用意できます。
置く場所をなんとかしないといけませんが(爆)

ちなみに、その場合のセットのし方はどのようになさっているのか、よろしければご教授くださいませんか。

1.土もしくは砂はどのようなものを入れるのでしょうか?何cm位の厚みでしょうか

2.種は土からどのくらいかぶせるのでしょうか

3.水位はどうしていますか

すみませんが、よろしくお願いします。

マイケル 2006/07/13(木) 15:22:01
deespeaさん、こんにちは!私の方法は
水槽に土を入れて発芽させるのではなく、種をまいた鉢を入れました。
冬という季節を考えると乾燥が怖いので水槽底面に水を3センチ程張り
レンガを入れてその上に種を蒔いた鉢を置きます。さすがに腰水にすると
まずいですからね^^:
それから種は2センチくらいの深さで蒔いてあげれば問題は無いかと。
後は水槽側面にフィルムヒーターを貼り付けて蛍光灯と温度計をセットすれば完成です。蛍光灯は必ず2灯以上の物がいいです。
あとは毎日温度のチェックをして対処していけばOKです。
ちなみにフィルムヒーターはピタリ適温という商品があるので
お勧めです。これはドコのペットショップでも置いてあると思うので
店員さんに詳しく聞いてみてください^^
一応、商品説明のリンク貼っときます!
http://www.e-kuwa.com/01item/list_cat_10x12_1.htm

deepsea 【東北】 2006/07/13(木) 21:11:40
マイケルさん、たびたび有り難うございます。

まず照明の蛍光灯は、自分で製作するので問題有りません。
今回は蛍光灯型白熱球を使うかもしれませんが、光量は18W×2と同等にするということですね。←60cm水槽の場合

3つほど疑問が有るのですが、よろしいでしょうか。

1.フィルムヒーターの存在は知っていますが、水槽内に砂を入れないのであれば、熱帯魚用ヒータでもよいのではないでしょうか?←沢山有ります(爆)

2.水を3cm。これはOKです。レンガですが大きさまちまちですね。
鉢の底に水がかかっては駄目ということでしょうか。

3.私は通常、アクアリウムではオープンアクアなのですが(できるだけ光を当てるため)、この場合はふたをしたほうがよさそうに思いますが、どうでしょうか。(光量は約1割犠牲になりますが、湿度も保てるかと)

マイケル 2006/07/14(金) 00:08:09
deespeaさん、こんばんは^^
蛍光灯を自作とは凄いですね!自分は電気の扱いが怖くて出来ません。汗 でも、自作なら蛍光管の増設も簡単ですよね?もし、出来るなら
4本がお勧めですね。
1についてですが確かに熱帯魚用のヒーターでも出来るんですが、
このヒーターだと湿度が高くなりすぎてしまって春先に外に出すとき
水槽内と外の湿度差が激しいので注意が必要なんです。
自分も熱帯魚用のヒーターで大丈夫だろって事でやったことが
あるんですが、外に出したときに葉が乾燥して調子が悪かった事があります。
もちろん、直射日光には当てずに日陰で管理していたので湿度が原因
ではないかと。熱帯魚用だとサーモも使えて温度管理が楽なんですけどね^^;
2のレンガの事ですが、鉢を置ける台であれば何でもいいです。
あと、鉢の底に水が浸かってる状態だと発芽した後も水槽内で育成する
事を考えると根腐れを起こしてしまいます。要は鉢土が水分過多では
ダメという事ですね。ある程度の乾燥と湿潤が根の発育には重要です。
アクアテラリウムの感覚だと、鉢での栽培では難しいです。
3については、そうですね。蓋をしたほうが良いかと。ただ、空気が停滞すると光合成が不活発になるので、一日に一回以上空気の入れ替えを
してあげた方がいいと思います。

deepsea 【東北】 2006/07/14(金) 14:38:27
マイケルさん、再三再四、有り難うございます。

照明の自作は別に難しくないです。蛍光灯用のソケットがこちらでは入手難だっていうくらいですね。

アクアリウムでは2灯の製品が殆どなので、仰るようにできれば4灯欲しいわけです。でもそうするとユニットを2個置くので意外と高価になりますし、場所も取ります。それだったら作った方がいくらか安いんです。またインバータ化によって光量が1.3倍くらいとれるので、4本付ければ実質5本分の光量です。

熱帯魚のヒータで湿度が問題になりますか。
温室化して湿度を保つのがいいのかと思ったんですけども...

言質からは、鉢は水から浮かせる状態になるようですが、では水は何の為に入っているのかしら。ただ水がはいってるだけで蒸発に任せるだけ、ではそれこそ水が腐らないですか?

マイケル 【関東】 2006/07/15(土) 01:55:06
こんばんは、deespeaさん^^
そうなんです。水を張るのは温室化して湿度を保つというのが目的なんです。
ただ、ポイントとしては適度な湿度という事なんです。
乾燥しすぎては植物の育成に問題がありますし、湿度が高すぎても
前回説明したとおり問題があります。
植物は環境に応じておおげさな言い方ですが葉の性質を変化させます。葉の表面にはワックスのような物が湿度や光の強さに応じて覆っているのですが、
湿度が低ければ葉からの水分の蒸散が大きいのでワックスを多めに、
湿度が高ければ水分の蒸散が少ないのでワックスが少な目の葉を出します。
コレは葉から水分が逃げないようにするための適応という事になります。
ただ、ワックスが多目の葉を出しても湿度が低すぎれば葉はカサカサに
なってしまいますし、ワックスが少な目の葉で湿度の高い環境に適応している植物を外に出すのは乾燥に無防備な状態で湿度の低い所(高湿度の水槽内に比べて)に置くという事になり、調子を崩してしまいします。この事を考えたときにこの内容のセッティングになったわけです。それと、水が腐るかという点ですが、水中に生体が入っていなければあまり心配しなくてもいいのでは?と思います。私の場合は腐りませんでしたよ^^
でも、アクアリウムでおなじみの水面に沿って出来る白いカルシウムの
結晶が出来て汚く見えるので頃合いを見て掃除するのもいいと思います。
こんな感じでいかがでしょう?
私自身、説明下手で文章がおかしい部分が多々あり分かりづらいと思うので他に分からない事があったら、また質問してください^^

deepsea 【東北】 2006/07/15(土) 13:09:16
[[解決]]
マイケルさん、変な質問にイチイチ丁寧に答えてくださって有り難うございます。

葉の表面のワックス分の状態については納得です。
確かに(別に温室で育てなくても)環境で大分、葉の表面の脂分というか、ワックス分が違いますね。普通に鉢で土で育てているロブスターを見ているとよく分かります。

湿度のキープがポイントで、張っている水は特にそれ以上の意味がないのも、わかりました。実生苗の育成が最重要だということですね。

疑問はほぼ解決できました^^ あとはやってみるだけです。
あまり意味はないかもしれませんが、また解決マークをつけておきます。
マイケルさん、あちらのBBSにもそのうち顔を出すようにします。
その節はよろしくお願いします。


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