ばらの赤さび病にはどの薬が?

[園芸相談センター]の過去ログです

アンジェラ 【関東】 2006/07/02(日) 15:22:51
地植えの夢乙女(4年目)にかなり大規模な赤さび病が発生したため、6月初めの剪定時に地上部分をすべてばっさりと切り落として対処しました。その後、シュートがたくさん出てきましたが、新葉にもところどころ赤さびがでるため、葉っぱを次々と摘んでいますが、追いつかない状況です。
薬剤散布をしたいのですが、自分で調べたところ、「ばらの赤さび病にはコレだ」というものをいまだ見つけられません。
どうか、経験者の方々のお知恵を拝借させていただきたく、お願いいたします。
ばらは、主にヘキロ・緑豊で育てており、農薬散布の経験はありません。近くに植えてあるアンジェラの葉にまで赤さびが見られてとてもショックを受けています。

R・ひろき 【関東】 2006/07/02(日) 16:26:39
 こんにちは。
 バラでは、サビ病というのはよく本等に載っています。登録農薬もあります。
 今の時期に、葉裏を見ると、サビ病の場合は、オレンジ色の粒々があると思います。一度、マダムビオレに出たことがあります。

 赤さび病というのは、麦ではよく聞きますが、もう少し赤いのでしょうか。
 赤さび病ですと、バラ用の農薬はないのです。
 もう少し、症状を教えていただけないでしょうか。

アンジェラ 2006/07/02(日) 20:09:17
R・ひろき様
返信ありがとうございます。
勝手に赤さびと呼んでしまいましたが、症状はまさしくオレンジの粉をかけたような状態です。葉裏だけでなく、葉表や茎にもついています。
剪定した夢乙女は、粉状からもっと盛り上がった感じの、まるでオレンジの実がついているような悲惨な状態でした。
夢乙女は黒星病などとはまったく無縁な強健種でしたので、今回のことでは慌てふためいています。

R・ひろき 【関東】 2006/07/02(日) 22:08:37
 こんにちは。
 オレンジ色の粉状のものは、胞子で、繁殖源ですから、今まで通り、摘みながら薬剤散布をしてみてください。
 葉などが落ちていましたら、掃除をして、マルチングを取り替えてみてください。

 その上で、マンネブダイセンM水和剤(400〜650倍)または、ジマンダイセン水和剤(400〜600倍)に、500ccあたり1〜2滴の展着剤を入れて、葉の表裏に散布します。
 かなり多発していますので、できれば、バイレトン乳剤を購入して、マンネブダイセンM水和剤またはジマンダイセン水和剤と交代で、1週間隔で2〜3回散布します。2000〜3000倍で使ってください。乳剤なので、展着剤は要りません。

 これから夏になり、さび病にとって繁殖しづらい季節になります。発病した葉を摘みながら、散布をしていきますと、4〜6週くらいで、かなりおさまってくると思います。

 秋になりましたら、また気候が繁殖に適してきますので、発病してくることがありますから、9月、涼しくなり始めたら、マンネブダイセンM水和剤、またはジマンダイセン水和剤を使ってみてください。

 農薬を使うのは初めてということで書きますが、とにかく、瓶や説明書きにある通りに使ってみてください。

アンジェラ 2006/07/02(日) 23:12:32
[[解決]]
R・ひろき様
ご丁寧な説明をして下さり本当にありがとうございました。

近くのホームセンターでマンネブダイセンM水和剤を入手できそうですので、早速実行してみます。

今回の原因と反省なのですが、冬に石灰硫黄合剤を散布したことがないことが大いに関係ありそうです。後悔先に立たずですね・・・。
教えていただいたことを実行して、病気を越冬させないように頑張りたいです。
それにしても、R・ひろき様のような方に育てられているバラたちは幸せですね!


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター