外来生物法について(オオキンケイギク)

[園芸相談センター]の過去ログです

ヒミ 2006/05/26(金) 15:35:22
今年、1/24から特定外来生物指定の「オオキンケイギク」がありますが、
オオキンケイギクとは特定の1品種のことでしょうか?

商品名「コレオプシス・フライングソーサー」で買った苗があり、
増えたので花仲間にお分けしようとしたのですが、
外来生物法にひっかかるのではないか?と思い、
メーカーに問い合わせてみました。

どうやらメーカーの人は、「外来生物法」を知らないそうで、
知っている限りで私が説明したのですが、

それで、コレオプシス・フライングソーサーはその法律に引っかかると言うんですか?
その名前が指定されているんですか?
引っかかると思うんなら、人に渡さないほうがいいんじゃないですか?

・・・とのご回答でした(汗
うん。たしかにその通り。
好きな花なので、欲しい人がいたらお分けしたいと思うのですが、
「オオキンケイギク」=「コレオプシス」でしょうか?
相談できる人もいなくて、マジ困ってます。

外来生物法についての参考URLです↓
http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html

削除依頼。 2006/05/26(金) 16:23:51
[[解決]]
質問スレを立てておいて、大変申し訳ないです。
環境省に問い合わせてみました。

オオキンケイギクは、学名をCoreopsis lanceolata といい、
特定外来生物指定なのは、この1種類限定だそうです。
ハルシャギク科の似たような花は規制の範囲ではないとのこと。

私の苗は、5年くらい前に買ったのですが、
そのときについていたタグの学名で検索してもらったところ、
今まで通り栽培して問題ないとのこと、・・・安心しました。

管理人様。皆様。
無駄なスレを立ててしまって、本当にゴメンなさい。

たちつ 【近畿】 2006/05/26(金) 16:48:58
厳密に言えば、管理義務についての手続き許可が要りますね。


      種類名証明書の添付が必要な生物
      ハルシャギク属の全種

ハルシャギクの仲間。
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=12012&data_id=
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=2967&data_id=
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=2966&data_id=
http://plantdb.ipc.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=2968&data_id=
他。

学名もしくは、代表名詞がはっきりしないと、移動禁止かどうかわかりませんね。商品名は、自由なので当てにならない。
陸上動物とか、大型の魚やNEWSで話題になっているもの、身の危険を感じさせるようなものでない限り大丈夫ですよ。
ましてメーカーでも解らない様な植物なら別段問題にならならない。
文句言われれば、あぁそうですか、ご自由にどうぞと納得すればよい。
大麻・麻薬でない限り、罪にはならない。罪と迷惑防止やマナー・モラル・良識とは別の問題です。駐車違反や空き缶のポイ捨てのようなもの。

ただ、渡す相手には、一言「私は良く解らないけれど、新しい法律で、別の場所への移動植栽について(現状維持は問題ない)、管理届けがいるかもしれない。没収や注意があるかも知れませんよ。それでも良いですか」といっておけば良いのでは。
それと「他人には上げないほうが良いですよ。将来もめますよ。」
はいっておかないと、相手は、貴方に不信・不満を持つようになる。
人間の気持ちとは、都合の良いときだけ集まり、都合が悪くなれば、相手に責任を押し付けるものです。野次馬根性の塊。防衛本能。解決する方法を知らないので言い逃れする。明日の人の気持ちは解らない。
ということです。
「ダメ」とはっきり云っても、日が経てば、「良い」といったと言い出す。はっきり「移動栽培は、法律違反です」といわないとダメですよ。

しつこいようですが、人とは、同じ事を6回云わないと、理解できないらしい。せめて2回は確認しておいた方が望ましい。

私なら、相手を選びます。
 苗としてあげる人、切花としてあげる人、あげない人。
差別・迫害はダメですが、その人の能力に応じて区別はしています。
切花としてあげたほうが無難なのでは。そこで独り言「挿し木でも根付くようですよ」とか何とかさりげなく。

私は、一重咲き。二重咲き。八重咲きを持っていますが、草丈高く・大きくなるばかりで、大した花ではない。良く似たものは他に沢山あります。他人の花は奇麗に見えたし、丈夫そうなので挿し木繁殖させたのだけれど、花壇に植えれば大きくなりすぎる。し、倒れる。一斉に咲き誇るので、近所では人気がある。奇麗ですねぇと声はかけてくれますが、余り好きではありませんね。鉢植えで草丈50cm程度に育てた方が望ましい。 私はコンパクト派ですから、面白くない。
私は、未練はあるものの、何か他の花があれば、始末する心算です。場所をとりすぎる。
3株で3畳も占領している。花後に直ぐ株元で刈り込んでいますが枯れない。 (^_^;)

たちつ 【近畿】 2006/05/26(金) 16:51:30
ありゃ 終わってしまった。 
納得してよかったですね。 (^^♪

ヒミ 2006/05/26(金) 17:20:07
たちつさん。
詳しいレスありがとうございます。

おかげさまで、今まで名前の分からなかった「黄色い花」の名前も知ることができました。
感謝です +.゜( ̄  ̄人)゜+.゜

我が家のコレオプシス、手持ちのタグでは、
Coreopsis grandiflora‘Flying Ssucers' となっています。
前半分が学名かと思ったのですが、ただの品種名という可能性もあるのですね。

ちなみに登録品種で、営利目的の増殖は禁止という注意書き。
増やそうと努力しなくても、勝手に増えるんだけど(心の声)

環境省の方には、種類名証明書は輸出入の際には必要だけど、
国内でやり取りする分には不要と言われ、安心していましたが、
やはり誰かに押し付けるのも注意が必要ですね。
増えても捨てられない自分の性格をナントカしないと(爆

たちつ 【近畿】 2006/05/26(金) 19:19:54
暇にまかせて、余談も含めて。

>環境省の方には、種類名証明書は輸出入の際には必要だけど、
国内でやり取りする分には不要と言われ、
ここが良く解りませんね。 (・・?
確かに、輸出入に関しては、色々と有るでしょうが、外来生物ですから、動物も植物も区別していないはずですが、動物では良くNEWSで許認可の話題になりますが、私自身が、ワシントン条約の関係と混乱しているのかもしれません。

>登録品種で、営利目的の増殖は禁止という注意書き。
も良く話題に上がりますが、良識とかモラルは別にして、商売にしたり、同じ名称で大量繁殖し不特定多数に有償・無償で配布する以外なら良いでしょう。例えば、駅とか・植物公園・展示会での退寮配布はダメ。
知人同士でのやり取りや交換は趣味の範囲内。もちろん自分の畑一杯にして楽しむとかはOK。ここが工業製品と異なる。
工業製品にしても、日本企業製品よりも、外国製品が殆ど。外国に対するゼスチャーとしか思えない。外国企業も法律万能主義で、直ぐに日本国に異議申し立てする。外国の商業省とか外務省もうるさい。日本の政府は、外国には何も言わない・いえない。モッパラ内地企業の取り締まり・指導のみしか能力が無い。外国の首相とか、大統領は、自国の製品を売っている。商売人。日本の大臣は、外国へ寄付に回っている。これでは、何ぼ税金をあげても足らない。公務員なんて、コンピューターが入ったのだから、1000分の一に減らしてもやれると思いますが、勝手に趣味的な、仕事作って遊んでいる。
年金支払い免除で最近は、マスコミも鬼の首を取ったように騒いでいますが、今に始まった事ではない。30年前からしている。それをしないと、所長の能力が無いという事で、地区の全体会議のときに、椅子の順番が下がる。将来の出世と、転勤先が悪くなる。これが理由。当然部下の全体会議や講習会の椅子の位置も下がる。これが屈辱的らしい。暇なのだ。3つの条件があるらしい。後の2つは忘れた。当時はこの3つをちらつかせれば、何でも無条件で通った。被保険者証の発効日すら遡れるのだから、これはこれで便利な制度です。昔は被保険者本人と扶養家族とでは、医療費の自己負担や休業補償の有無がぜんぜん違った。貰うのと払わなくても良いというのでは、給料数か月分の値打ちがある。
話はもどして、グレーゾーンとして、自分の畑で沢山繁殖させ、入園料や切花を売る場合。 同名で苗や種を売るのはダメ。

例えば、サントリーのサフィニアを、「ペチュニア 紫花 匍匐性」と書けば問題ないように思いますが・・・「ペチュニア同等品」は良くない。尤もナーサリーからクレームが来てから考えれば良い。
大げさに・裁判沙汰になったのも今までに2-5件程度と実行力が無い。どちらかといえば、付加価値・値打ちを上げるための法律。「特許申請中」のようなお題目。売れないと思えば、取り下げて印紙代をケチる人も沢山居る。中には、申請時に印紙も貼らずに、郵送して、(発信主義の権利先取り)ほったらかしにする人も居る。(補正の乱用・印紙不納付。)
尤も趣味の範囲内で、銭のやり取りは好ましくない。志か実費程度ですね。
その点を考えて(警戒して ? )、サントリーの青い薔薇の苗木は販売していないし、切り花も予約制になっている。(^_^;)
一度どのようなものか観たかったのですが、バラの展示会の日が雨になりそうだったのと、開催日が終盤だったので行かなかった。
 というところでしょうね。

ヒミ 2006/05/29(月) 22:51:17
たちつさん。貴重な余談をありがとうございます。
レスがつかないと思っていたので感謝しています。

ただ、行間の空気がイマイチ読めないので、半分くらいしか理解できませんが(爆
あぁ。文章をそのまま読めと怒られそう。ドキドキ。

マーちゃん 2006/05/30(火) 07:18:35
オオキンケイギクがそんな風になっているとは、思っても居ませんでした。草をはやすより花のほうが良いと思い、用水路で花を咲かせています。理由は何ですか。何も知らないので教えてください。

ヒミ 2006/05/30(火) 20:07:54
マーちゃん様
http://www.env.go.jp/nature/intro/9list.html
の、キク科コレオプスィス属オオキンケイギクの項をご覧くださいませ。
一言で言うと、生態系に影響があるから。とのとこです。

オオキンケイギクが、他の植物を駆逐する勢いで増殖するところにあるようです。
花に罪はないのですが(哀

余談ですが、私の地域では、数年前に土手一面に植えられたものの、
環境が合わなかったのか、今ではどこに行ったやら(「・・)?
現在はススキ原になっています。

たちつ 【近畿】 2006/05/30(火) 22:25:24
解決済みですから、余談として、(勘違いもある。想像としての部分も多い。)

想像ですが、この法律は、「生物」外来生物のうち、ブラックバスやブルーギル系等魚を主なターゲットにしているようです。
その他タニシ等の淡水貝・背赤蜘蛛やクワガタ・カブトムシ等昆虫やサソリ・タランチュラとそれに寄生するダニ等の昆虫・爬虫類両生類。
それにアライグマ・野うさぎ・オオネズミ等の哺乳類。等も規制したかった。(未確認の為指定されているかも知れません)
ところが本来の、危害や繁殖・環境生態系破壊からかけ離れて、(他の法律や自由権・利害関係・煩雑さなど)適当に作られたようです。
過去に進入し、繁殖しすぎたものは、今更駆除できない。更に、元々外来生物の繁殖は、政府が政策としてしてきたものなので、今更締め付ける訳にはいかない。役人もそ内に目先的に、功績があるような政策とも思えない。低開発国の外貨獲得ということもあるので主なものを数点掲げて、やったことにしておこうと言う考え方。消極政策。
だから、駆除絶滅というより、現状凍結ですね。
オオキンケイギクも道路に花でも植えようかといって植えたもの。だから高速道路沿いに多い。
第一に、セイタカアワダチソウやセイヨウタンポポ・ワルナスビが含まれていない。(・・?
不法入国者も含まれていない。いずれも、取り締まる能力が国に無いので取り締まれないし、給料が高いので、面倒なことはしたくないし、する必要も考えない。所詮、人の金を使うことですから、関係ない。予算もないことですから。ということです。しいて言えば、別件逮捕の材料の一つ程度のもの。琵琶湖にピラニアが住んでいるんですよ。そのうちに、温泉街の川はビラニアや南洋ナマズの天下になりそう。偶に子供が噛まれてNEWSになっている。仕方が無いですね。 (^_^;)
それと、遺伝子交配の制限管理との兼ね合いでできたのかもしれない。
これも、研究機関が少なく、研究するのに、莫大な費用が掛かるので何とか管理できそう。いずれも国際的世論・条約があるし、国民が不安を抱くので、何とか体裁を整えようかという消極的なもの。規制をきつくすれば、国際的に技術の発展が出遅れる。今のコンピューターの様に外国に基本特許を押さえられる。とか色々と有って、一つの目的だけでは完全な法律ができ難い。国土が狭く・資源もなく・人口が多すぎるのでこれも仕方が無い。 ということでしょうね。
生態系被害防止法で、外来する加害生の物絶滅駆除法ではない。ということ。被害が認められてから考えようということで、被害があれば直ちに駆除に取り掛かるというものではない。ということで余程悪質な行為をするか、余程世間で騒がれるか、何度注意勧告を受けても改善しょうとしないか、何か別の事件の立件のための別件逮捕に利用するかしか役に立たない。第一に犯人がわからない。解ったとしても調べる気にもならない。現実的に、例えばハリネズミを大量に捕まえても、殺せば、動物愛護団体や博愛団体が騒ぎ出す。といって施設もなく莫大な経費も掛かるので飼えないい。ということは捕獲駆除できない と考えられます。学校でカエルの解剖もできない状況で駆除なんてできない。
サラリーマンや都会人が楽しんで、農家や田舎の住人が苦労するだけの話。ということです。田舎の人は先祖の田畑・屋敷を維持するだけで精一杯、老齢化と後継者不足に、資金が無い。第一にそのような考えもない。開発するのは、都会人と銀行資金・政府機関しかない。

とどのつまり、キャッチ&リリースで移動しなければ良い。移動とは、道路を横断しない・生存区域・場所から人為的に移動させないということです。動植物が勝手に移動するのは仕方が無い。ということです。
死滅しているものは、自由にして良い。
本来は、細かい種別は、市町村条例で決めればよい。境界線は、近隣市町村合同条例で決めればよい。輸入制限は国が決めて、駆除の実施は市町村が決めて、金は、国と府県と市町村が等分負担する。駆除係は、地域住民で、捕獲数とかトン数で市町村が買い取ればよい。捕獲道具は自治会に与えるとか、市町村が貸し出せばよい。これで円満に解決。事故怪我は自己責任。(^^♪
昔はこのような便利な制度もあった。


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