バラの虫害

[園芸相談センター]の過去ログです

坂井律子 【関東】 2006/05/12(金) 14:32:24
 去年からの現象ですが、うちのバラのほとんどに蕾やその首の部分にぽつんと針で刺したような黒い・があり、なんとか咲くこともありますが、その部分から曲がって首をかしげて花びらも汚く咲いたり、蕾が小さいうちにやられたものは枯れて落ちてしまったりしています。バラはみな鉢植えです。
 また、時をほぼ同じくして、庭の芝生一面に虫がはいでた堀穴があり、1.5cm位の盛り土が20〜30コほどできます。これも去年からの現象ですがなにか関係があるでしょうか。                         

R・ひろき 【関東】 2006/05/12(金) 16:16:41
 こんにちは。
 バラの蕾やその首の部分に黒い小さな刺し傷がある場合は、ゾウムシの被害であることが多いです。
 ゾウムシの被害の場合は、バラを植えて2〜3年目に急激に増えてくることがあります。農薬を週1から十日に一度くらい使っていますと、さほど被害が出ません。
 被害の度合いによっては、すべての蕾がやられるほどになることもあります。

 ゾウムシの被害跡には、汁を吸っただけのものと、産卵したものがあります。産卵されたと考えて、やられた場所は切って捨てておきます。捨てる場合は、地面には絶対に落ちないようにしてください。地面の上に、枯れた蕾が落ちていましたら、それを取って捨ててください。こうすることで、ゾウムシの次の世代を減らすことができます。
 被害時期は、4月頃から始まって、9月頃までです。ゾウムシにも何種類かいまして、被害を及ぼす時期が多少違いますが、ほぼ関東ではその時期です。

 ゾウムシの対策ですが、まず地面に枯れた蕾や新芽を落とさないこと、ゾウムシを捕殺することです。
 ゾウムシは小さく素早く、手で触れると、地面にぽろっと落ちる習性があります。地面に落ちると二度と見つけられなくなりますので、口の広いカップなどに石けん水を入れてバラの下にあてがってから、ゾウムシに触れます。すると、石けん水のなかに落ちます。これが水ですと、逃げられてしまうことが多いです。

 ゾウムシの被害かどうかについては、見づらいですが、このページの真ん中あたりに画像がありますので、見比べてみてください。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mham/byokimsi.htm
 他の被害のようでしたら、またご相談ください。


 バラの被害は、芝生の穴とは無関係だと思います。ゾウムシは1〜4ミリ程度ですので、1、5センチくらいの土を盛る力はないと思います。
 芝生につきましては、過去ログに似た件がありましたので、リンクを張っておきます。
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200604/06040130.txt

坂井律子 【関東】 2006/05/13(土) 12:05:05
 R.ひろきさん、早速丁寧なご回答ありがとうございました。紹介していただいた『バラの虫とバラの病気』というホームページ、リンクをはっていただいた園芸相談の過去ログ、たいへん参考になりました。バラの方はゾウムシ、芝生の方はジバチという結論に達しました。
 ゾウムシは、昨年藤の葉の裏に山ほどついていて、白緑色の象のような印象の口を持った体長4_位の”あいつ”だな。触れるとぽろっと落ちるところなどまさしくというかんじです。今年は、つるバラのピエール・ドゥ・ロンサールとプリンセス・ミチコは生き残った蕾の数が3個と10個とほぼ壊滅的ですが、これと木立性の方を大事に楽しみたいと思います。ところで、”農薬”は何をお使いですか?
 ジバチは、以前に一度今やっと出てきたばかりみたいな”やつ”にお目見えしたことがあります。だけど、地面から蜂?と半信半疑でした。
 『バラの虫とバラの病気』のホームページを作っている方やR.ひろきさんのように、勉強熱心でその結果身につけられた知識をみんなに公開している人を心より尊敬します。それから、インターネットってやっぱりすごい!それから、何かを発した時返してくれる人がいるってとってもうれしく有り難い気持ちです。ほんと、ありがとうございました。

ぽー 【関東】 2006/05/13(土) 12:43:33
坂井さん。疑問が解けたようで、よかったですね。ちなみに、
>『バラの虫とバラの病気』のホームページを作っている方
これは、R・ひろきさんご自身のHPですよん♪
バラの花の画像もた〜くさん載っています。おせっかいながらお知らせまで・・・(私も時間のあるときに眺めて、ため息ついたりしています^^)

新しいご質問がないようでしたら、よければ「解決」チェックをお願いしますね。管理人さんが喜びます♪(^-^)

R・ひろき 【関東】 2006/05/13(土) 22:03:41
 こんにちは。
 う〜〜ん、ホームページですが、自分のページですと書くと、誘導しているように思われても……と考えて、いつも自分のページとは明記しておりません。
 かといって、他の方のページを直接リンクするのも、ディープリンクの問題などがあって難しいこともあります。
 そういうわけで、写真を見ていただいた方がよくわかると思われる場合は、写真のあるページを直接リンクしています。

>ところで、”農薬”は何をお使いですか?

 農薬ですが、バラのゾウムシねらいの場合は、スミチオンかトクチオンだと思います。
 でも、私は有機リン系の農薬を散布できませんから、使っていません。
 ゾウムシねらいの散布ではなくても、ある程度農薬を撒いていると、ゾウムシがさほど出ないです。
 もちろん、まったくゼロということはありません。
 殺虫剤は、オレート液剤、アルバリン顆粒水溶剤、ダントツ水溶剤、ベストガード水溶剤、カスケード乳剤、粘着くん液剤、サンヨール乳剤などです。合成ピレスロイド系も使えないので、殺虫剤はこんなものです。
 
 ところで、バラにつくゾウムシは、黒かったり、背中に模様があったりします。以前、フロリバンダのゴールドバニーの蕾がほとんどやられたことがあります。

坂井律子 【関東】 2006/05/14(日) 07:56:53
[[解決]]
 ぽーさん。うれしさのあまりつい忘れていました。ご指摘、ありがとうございます。そうですか、あれはR.ひろきさんのホームページでしたか。かなり詳細で、ほんとうに写真入りだととても判明率が高いですよね。”私の庭”のようなコーナーもあったので、今度是非わたしも拝見させていただき、うっとりしたいと思います。
 R.ひろきさん。バラに関する知識といいパソコンの腕前といい、いやーうらやましいです。もうすぐお庭はバラの香りいっぱいの夢の園となるのでしょうか。めくるめく感動をホームページで少しお裾分けさせてくださいね。教えていただいた”農薬”の名前は初耳が多かったですが、”だんとつ”とか”べすとがーど”とか覚えやすいなぁと思いつつ、なぜ有機リン系と合成ピレスロイド系は使えないのかなぁなどと思いました。また、私が昨年藤で見たゾウムシと色や模様が違うのが気になりました(今年はバラ付近で姿を確認していないのでよけいに)が、是非是非参考にしたいと思います。ありがとうございました。

R・ひろき 【関東】 2006/05/14(日) 11:45:20
 こんにちは。
 ホームページを見ていただいて、ありがとうございます。
 写真枚数だけは自信があります。枚数だけですよ。

 ところで、追記になりますが……。

>なぜ有機リン系と合成ピレスロイド系は使えないのかなぁなどと思いました。

 この種類の農薬の性能問題ではなくて、私の体質の問題なのです。
 効かないとか、毒性が強いということではありません。

坂井律子 【関東】 2006/05/15(月) 14:13:13
[[解決]]
 R.ひろきさん、小さな質問にも答えていただきありがとうございました。

 ビニルハウス内の薬剤散布をされる方の寿命が短いというのを、ほんとかうそか聞いたことがありますが、ひろきさんのお話を聞きご近所の迷惑にならないよう気をつけようと思いました。

 ”薬”はなるべくと思っても、オルトランの株元散布だけではバラは守れませんよね。『美人薄命』だから、狂おしく美しいのかも。

 ありがとうこざいまいした。それでは、また。


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