ワインのブドウについて
ばたこ
2006/02/20(月) 22:31:45
東海地方の海岸沿いで育てられるようなワイン用のブドウの品種ってあるのでしょうか?ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
たちつ
【近畿】
2006/02/21(火) 04:07:36
葡萄は大抵どこでも育ちますが、ワインの製造には、許認可がいると思いますよ。
焼酎につければ、許可は要りません。
簡単なワイン作りは、葡萄を皮ごと潰して、蔓茎の端っ子を入れておけば良いとか聞いたことがある。
そのこともカキコすればよい案があるかも。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/02/21(火) 07:42:01
>東海地方の海岸沿いで育てられるようなワイン用のブドウの品種
ワイン用 品種
でGoogle検索してトップに出てくる
http://www.suntory.co.jp/wine/know/knowledge_08.html
の中にある、生食用としても定番のマスカット・ベリーAがよいと思います。
>許認可がいると
製酒には酒税法による免許が必要で、大規模にやるものでないと、おそらく申請もできません。
>焼酎につければ、許可は要りません
酒税法施行令50条10項2号に基づき、次の施行規則13条3項2号で、焼酎漬けの対象物からは、葡萄は除外指定されていて、梅酒のようなことは、できません。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37F03401000026.html
>蔓茎の端っ子を入れておけば良いとか
それは、聞いたことがありません。果皮についている発酵菌を補うワイン酵母を用いた作り方が、次の本に載っています。
『国産・手づくりワイン教本』澤登晴雄著 創森社発行
この本でも、マスカット・ベリーAが、おすすめ品種に入っています。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/02/21(火) 10:21:51
次にまとめてみました。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/wine.htm
たちつ
【近畿】
2006/02/21(火) 10:34:15
>焼酎につければ、許可は要りません。
は
焼酎につければ、許認可は要りません。(・・?
に訂正
疑問符を付けるのを忘れました。<(_ _)>
なぞ掛けした心算が、本人が引っかかった。(^_^;)
正しくは、たねつりさんの報告の通りです。
最近は自由化の浪の流れに乗って規制は、緩やかになりましたが、それでも中々難しいものがあります。
極端に言えば、酒は美味しく、余り野放しにすると、酒に酔いしれて、
仕事をしなくなり、国が潰れるということから税金を掛けようということになった。これが酒屋の製造流通の専売権を独占させる結果となった。新規参入排他権。最近は自由化・簡素化・地域活性化などにより比較的緩やかになった。昔は近隣の酒屋組合等の同意書が要った。余程の縁故が無い限り、商売仇に同意するはずが無い。
これもおかしな問題があった。酒の卸小売には厳しくて、量り売り(居酒屋や夜のネオン街)に規制はなかった。同じ売ることには違いない。どこが違うのか不思議である。法律には厳格に定められないムリもある。
厳密には、違法行為ですが、健康薬酒として、山葡萄の焼酎漬けは、知ってか知らずして多くの方が作っている。
最近では、どぶろく(清酒の原料)をアヒルの村長さんでも作っていた。
尤も、製造管理が難しいとの理由で、酒造会社の熟成場所に置いてはいたが、注意喚起テロップがなかったところを見ると(聞き漏れかも)多分税金は払ってないだろうし、製造帳簿にも記載されていないだろう。
厳密に言えば、密造か横流しの疑いがある。
ワインの風味(芳香)が微妙で、天候や種類(葡萄の品種)や摘み取り時期を含む栽培管理・熟成期間を含む製造管理は別にして、農薬や肥料の関係で、破壊されるようです。良く解りませんが、ワイン通に言わせれば、瓶詰めは添加剤が入っているので、ワインと違うとかも云っている。赤いワインは甘いので、添加剤を混ぜているとか、安物のワインは、絞り粕を再発酵して、希釈したジュースとか、2等品の原種を希釈調整しているとかも言っている。私は酒が好きでないので、違いが良く解らない。値段もバラバラでどれが安くて高いのかも解らない。超有名なワインでも、ラベルも値段もバラバラ。仕方が無いのでワイン好きの酒屋へ行って、どれが上手いか
とか、店主はどれを好んで飲むのかを聞いて買っている。これが又好みがバラバラで今ひとつ解らない。一度、大昔に、ニッカから送ってもらった赤ワインは美味しかった。余りにも、美味しかったので、ぐい飲みして、瞬時になくなった。その後、いにしえの幻のワインにはお目にかかったことが無い。
未だに、ワインはニッカが世界で一番だと言っては、馬鹿にされている。ナイトスクープにでも頼んで探してもらおうかなぁ〜。
たちつ
【近畿】
2006/02/21(火) 10:49:37
はっきりとは、覚えていませんが、甲府で栽培されていて、今は絶滅品種になりつつある葡萄の木から採れたワインには、世界にない、ミカンの香り?がするとかも聞いたことがある。たまたま廃業果樹園の掃除をしていて無農薬・無肥料の自然に出来た葡萄から遊びで作ったワインが一寸違うということで、分析したら、結果的に今まで、農薬で香り成分が破壊されていたということらしい。美味しいかどうかは又別ですが。
一寸マニアックには、お勧めかも。
ハッピ−マン
2006/02/21(火) 15:13:35
たちつさんのお話しは、「貴腐ブドウ」のことでしょうかね。たしか甘口のワインができるらしい。木になったままで特殊な菌が繁殖して干しブドウのようにならないといけない。どこででも出来るとは思えないがワインを作るなら挑戦してみては・・・。
gardenfan
【近畿】
2006/02/21(火) 17:27:38
ワインの話で盛り上がっているので、ノコノコと出て参りました。
年末にネットの通販で買ったワインセラーの置き場所について家内から文句タラタラ言われています。笑い
パリでアパート暮らしをしたことがありますが、500円から800円/本程度のワインでもしっかりと美味しかったので、また知人かに決してブランドものの1000円を超えるようなものは買わないようにという指導をうけました。現地の人も毎日要る分だけを買っている人が多かったです。3日もワイン屋に常駐すればその店の顔になれます。
それにしても日本で買うワインの不味いこと。一緒に食べる食事との相性もあると思いますが、それ以外に何なのでしょうね。
輸送途中の酸化でしょうか?添加されている酸化防止剤次亜鉛でしょうか?
赤ワインで旨いとおもったのがパリのベトナム料理屋でした。ジャンの味ってメルローに結構あうんですよね。
ハッピ−マン様
貴腐ぶどうはそれなりの菌が必要なはずです。単にブドウの収穫を遅らせたからといって貴腐になるとは言えないはずです。
ばたこ
2006/02/21(火) 23:10:38
皆様、ありがとうございます。
老後地元に戻ってワインを作るのが夢だという友人がおりまして、今から鉢植えで育てておきたいというのです。酒税法のこととか、作ってもおいしいのはできないんじゃないかとか、最初はいろいろケチをつけていたのですが、夢をこわすのもかわいそうに思いまして、夢を育てるお手伝いをしてあげようと、いろいろ調べてはみたのですが、もともと知識がないのでよくわからず、こちらにおすがりしてしまいました。タネツリさんのおすすめくださったマスカット・ベリーAを教えてあげることにします。
詳しくはないのですが、私もワイン好きなんです。
フランス人のソムリエと知り合いになりまして、いろいろ飲ませてもらいました。gardenfanさんのおっしゃるとおりフランスで飲んだワインはおいしかったです。やはり、添加物がよくないのだそうです。日本でも添加物の入っていないフランスワインが手にはいります。彼の言うにはそのワインを作っている人はその世界では神さまみたいな人なのだそうです。日本でもこんなワインが飲めるのかあ〜と、しあわせな気分になります。すごく小さいワイナリーなのであるところにしかないのですが…。
たちつ
【近畿】
2006/02/22(水) 01:19:53
>老後地元に戻ってワインを作るのが夢だという友人
と
>地元=東海地方の海岸?
が重要なポイント。最初から表示されれば良かったかも。
概ね、このサイトは、プロがプロを相手に会議している訳では在りません。専門書にも載っていない事を素人がイロイロな体験を通して、役に立つだろう知恵・提案を、素人同士出し合って、お互いに発信しあうサイトと理解しています。従って、主訴や現況をある程度表現誘導してあげないと、ただ単なる雑談に終わります。
概ね事業とは、本格的に取り組み始めてから、10年1億円をつぎ込まないと成功が難しいといわれていました。最近は、期間は短く、投下資金は大きく尚且つ最初に成功することが必須条件になってきました。
中には、一攫千金で、巨額の財産を築く人も良く話題になりますが、あくまで単発的なもので、たまたま成功していた言う程度。失敗する人も多い。更に20年30年と継続している人は極めて少ない。
巨大不動になるか、潰れるか、生息嘆息で何とか生きているかのどちらか。ここが事業家とサラリーマンの違い。自動車業界でも3社しかない。うち一社は潰れて再生中。ビールでもウイスキーでも1社しか残っていない。銀行でも3社しかない、内一社は潰れかかっている。ネットでも2社。生息嘆息でも生きられれば良い。明日は解らない。零細工場団地や駅前商店街は殆どシャッターが下りている。この辺の現状は、皆さん体験上知っているしかし、他人の事と嫌なことは忘れたいということで目を瞑っている。成功した人の報道を見て錯覚している。錯覚したいと希望している。TV観ていても、食べ物や吉本お笑いや通販が多いのは、制作費が安く安易に、視聴率が取れる。逆に言えば、広告費が無い。ナショナルがストーブ事件に切り替えたのも、イメージアップというより、その方が宣伝費が安く付く。宣伝の効率見直し。高度文明とは、勝ち負け貧富の差が広がる。上下が簡単に入れ替わる。ゲーム器がまさにその通り。3-5年置きに入れ替わっている。ここにCP時代の怖さがある。表も裏も中身も同じ地位。表があって次に中身や裏が続くような秩序はない。短期的には、日銀の方針見直しの時期で、貧富の差は一段と広がる。今はまだ、サラ金多重債務破産者の低レベルですが、中産階級にも及ぶ。文化住宅郡の整理は終わったが、持ちローン家とマンション族のスラム化(殆どのマンションは修繕積立金がなくなっている)ここで息が切れる。表面化するのは15年後かな。
ワインの葡萄は、南斜面の山か畑があればよいとして、製造貯蔵は、廃線のトンネルや防空壕が安くて、保存が楽。技術習得や管理は北海道が比較的寛容的。と推測する。従ってこの方面に人的パイプを作っておけば楽かも。資金と人出は、村の町おこしと言う名目で、公的援助を受ける。
これからは、企画と管理能力を売る時代。その為には、古くて硬い頭の旧人類をターゲットするのが穴場。失敗すれば詐欺・成功すれば名士。成功すれば、さっさと利権を売って引退すること。長くつづける事業は、重厚長大分野しかない。どこを山か見極めること。次の谷で潰れる。持ちこたえられない。
と勝手に自己満足しているので、ワインの趣味が高じて、愛飲から、気まぐれで、ワインでも作ってみようかと心変わりしたのかなぁ〜と思った。とにかく職人の分野は、年季・時間がかかる。自己満足するまでに最低30年はかかる。ラーメンのスープ作りなら、1日で終わる年に365回も作れる。発酵は最低3ケ月かかるといって年に4回もできない。更に自分が良くても、相手が気に入らないと仕方が無い。気に入るか要らないかはやって観ないと解らない。後は、決断する前に、好きか嫌いかを良く考えることです。好きならいつかは成功する。時間稼ぎは、回りの協力(夫婦家族親子)がどこまで我慢してくれるか。が要ですね。愛情=犠牲。 と考えます。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/02/22(水) 08:11:48
>老後地元に戻ってワインを作るのが夢だという友人
営業としてか趣味としてなのかが、伝わってきません。前回は、趣味として書き込みました。
>マスカット・ベリーAを教えてあげることにします。
趣味の場合は、本も、教えてあげてくださいますか。
ばたこ
2006/02/22(水) 14:34:26
たちつさん、タネツリさん、ありがとうございます。
説明不足で申しわけありませんでした。友人は趣味的にワイン造りができればと考えているのだと思います。実際に数十年後に退職して、具体的に考えはじめたら「やっぱりやめた」なんてことになるかもしれない話しなのですけど、将来の田舎暮しが支えにもなっているようなので、そんな夢を描きつつ東京のマンションのベランダでブドウを育てるのも楽しいだろうと思うのです。
たちつさんにも、タネツリさんにも私の説明不足で2度手間をおかけしてしまって、ごめんなさい。でも、いろいろ勉強になりましたし、友人にもこちらを見てもらうようにします。本の紹介もありがとうございました。
たちつ
【近畿】
2006/02/22(水) 15:50:44
幻のワインを探しに、イロイロと調べてみましたが、
発酵菌も沢山あって、菌の記号までわかりませんが、一番よいのは、
気に入ったワインの原酒を貰う。貰う方法は、とぶろく(ろ過した後に、発酵を止める前の酒)を貰うらしい。中には海外旅行で持ち帰るとか。葡萄の品種も地酒のラベルに書いてあるらしい。熟成は、10-90日適正発酵温度は不明ですが、8度で繁殖が止まるらしい。発酵をとめる(アルコールの度数が上がる・酢になる)ために、温度を下げる・ブランデーを加える・XX硫酸(壜に書いてある)を入れるとかイロイロと工夫しているようです。濃縮還元でない無添加のグレープ100%生ジュースとか。問題は雑菌混入。砂糖を食べて、アルコールの糞を出すのが発酵菌の仕事で、砂糖が無いと菌は増えないし、アルコールが多いと菌は糞まみれになって溺れるらしい。
ネットで調べれば、断片的ですが可也ある。
ワインブーム・健康志向なので沢山の人がXっているようです。
中には、ワインの菌はどこで売っているのでしょうか?との問い合わせもあります。さすがにAは書いてなかった。あくまで違法行為ですから、今の法律と違って、昔の法律が適用されますから、きついですよ。
こまめにネット散策すればいろいろとある。壜のラベルとか商品の説明書きに書いてある。コナン気分になって推測すれば良く解る。
gardenfan
【近畿】
2006/02/22(水) 18:03:20
ばたこ様
ご友人にはワインにトライする前に、ビールの自家発酵をお勧めされたら如何でしょうか?
ビールキットが発売されていますので発酵の基礎技術が体験出来ます。
雑菌の消毒とかの初歩的な手法が学べますよ。
たちつ
【近畿】
2006/02/22(水) 19:38:10
gardenfanさんに感謝!
酒を飲まないから、気が付かないんだょねぇ。
なるほど、キットかぁ〜!!
「ワイン キット 自家醸造」 で1万件ヒットしました。
作り方 から 手作り道具や失敗談までイロイロ。
ワインイースト(赤用 白用)とかも売っているのですねぇ。
適当に拾い出し。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/brew/wine_making.html#juice_wine
http://tabechatta.com/tabechatta/1.1/513/#w
ワイン醸造日記。
左側のワイン自家醸造をクリック
http://www.geocities.com/rokurota3/Homebrew/homebrew.html
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2006/02/22(水) 21:34:19
>『国産・手づくりワイン教本』澤登晴雄(故人)著 創森社発行
この本には、ブドウ100%濃縮還元果汁、砂糖8%、ワイン酵母0.2%重による簡易製法も載っています。ワイン酵母の販売店も紹介していますが、パン用のイースト菌で代用できることを報告しているサイトも、見かけます。ただ、香料添加のない販売果汁を、見つけられません。
上記を加えるなどして、HPを少し直しました。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/wine.htm
ばたこ
2006/02/23(木) 18:51:24
[[解決]]
たちつさん、gardenfanさん、タネツリさん、ご親切なアドバイスありがとうございます。いろいろ調べていただいたりもして、恐縮しております。
アドバイスいただいたように、キットを購入してビールで練習してみるというのはいいかもしれませんね。
どうやら検索能力がないので、皆さんのお力を借りなければここまで情報を集められなかったと思います。時々行く図書館にリファランスの達人の無愛想なお兄さんがいまして、なにか聞くと即座に答えが返ってくるのでかっこいいなあ〜プロだなあ〜。と感心しているのですが、ここでもそんな気分になりました(無愛想というのはおいといて)盛り沢山なので、友人にはここを見るように伝えます。本当にありがとうございました。
gardenfan
【近畿】
2006/02/24(金) 23:35:54
たちつ様
ビールキットは昔からあるので知っていたのですが、ワインキットまであるとは知りませんでした。
バラの芳香添加のワインなんて面白いかも...
でもキットも保温と消毒エタノールゆ煮沸 結構難しくてコンタミ対策大変なんですよ。
園芸相談掲示板@園芸相談センター