もやしのホルモン剤

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

もやし 【九州】 2006/01/23(月) 14:51:02
もやし等に使用するホルモン剤のうち、残留農薬ポジティブリストに記載されているものは何がありますか?
教えて下さい。

たちつ 【近畿】 2006/01/23(月) 20:59:25
農業出荷か 趣味か によってきます。

 実務的には、農協か 県の食品薬務課か 中央市場の検査課に出向いて聞くか や 取引先の安全照明要望書によります。
検査項目が多く、検査料高いので切がない。必要最低限度に抑えましょう。其れと、農薬などの使用記録と顛末確認欄を確実に付けましょう。
事故が有れば、マスコミが喜ぶ。売れないフリーレポーターは、誇大して面白可笑しく書く。言論表現の自由とPL法がある以上どうしょうも無い。まるでパンツを上げたり下げたりと忙しいグループである。鉄道の脱線事故もその後沢山起こっていても、飽きたので、隅っこにほったらかし。
しかし正月のたかが一軒の火事の報道は、しつこかった。一週間以上も続いた。レポーターも正月休みで記事がなかったのでしょうね。(^^♪

趣味なら、自然栽培に努めましょう。

としか言いようがない。

ハッピ−マン 2006/01/24(火) 11:04:15
もやしさん、こんにちは。残留農薬ポジティブリストの制度は今年から始まる新しい制度ですね。この制度は、受益者負担の原則にあわせたものですが、見方を変えると、行政の責任放棄とも言えるところがありますね。分析機器もない当事者に押し付けて、他人任せの現状は困りものですが、たちつさんのお話のように、人の口に入るのですから農薬などの使用記録はしっかりつけましょう。

もやしさんのお答えにはなりませんが、余談として・・・・。
植物を栽培する時、生育を自然にまかすのではなく、薬剤を使うことによって人為的に草丈を縮めたり、また伸ばしたり、休眠している芽を出させたり、挿し木を早く出させたり、花を早く咲かぜたり、また遅く咲かぜたりするごとなどが多くの植物で可能です。

こうした薬剤は植物成長調整剤と呼ばれて農薬の種類に分類されています。これを上手く利用すると、家庭園芸のように割と狭いスベースで草花や花木を栽培する場合には草丈をあまり高くせずコンパクトにつくることができます、またべランダでコンテナ栽培や鉢植え栽培をする場合も威力を発揮します。花の数や大きさを変えないで草丈を短く作るのば比較的簡単なのです。 これは、本来の植物の姿を変えることで、自然の摂理に相反することですが、園芸店に並べである鉢物の中には植物成長調整剤を使ったものがかなりあるのが事実です。中でも背丈を短くする「わい化剤」を使用したものは、キク、ハイドランジア、ボインセチア、キキョウ、コリウス、ホクシャ、ストック、キシギョソウ、ユリ、べゴ二アなどがあげられます。

わい化剤を使って小さくしてある植物は薬剤の効果を持続させないと薬が切れれば元の姿に戻るので注意が必要です。悪い意味で麻薬と同じです。 植物を購入するとき、わい化した植物である場合は、品種改良によってわい化させた品種なのか、わい化剤使用物なのかを確認し、わい化剤使用であれば買う時に薬剤の種類を確認しておくと後の管理がし易いでしょう。でも、このようなことを認識して販売している良心的なブ口のいる園芸店は滅多に無いでしょう。特にHCなどの店員には、このような技術的なことを聞いてもダメでしょうね、聞かないほうがマシ、でしょう。

さて、このような植物成長調整剤はホルモンなどという言い方をする場合が多いのですか、気をつけなければならないのは、普通の農薬と違って、ほんのごく微量で大きな効果・影響がでることです。家庭園芸が広がって一般の趣味園芸家の間に、この植物成長調整剤が広まっていかないか、と薬品会社の期待が高まっています。先日、大阪でシンポジウムがあり、潜在的な市場価値は大きいのではないかという議論がなされていました。

植物成長調整剤は使いようです。そして使い方を間違えれば植物は死にます。ここにお集まりの方々は、かなりの知識と経験をお持ちで、農薬に関してもそれぞれに色々なお考えを持っておられます。わたしは、植物成長調整剤を含めて農薬は極力使わない主義なのですが、植物栽培の入門である肥料の世界でも、施肥を述べる場合に、一握りだとか、ぱらぱらと撒くとか、具体的な計量とは縁遠い状況が現実ですので、こうした薬剤の普及に危惧を感じています。

牛肉のBSE問題で、20ヶ月までの牛はOKということで輸入が開始され、脊髄混入でふたたび禁止されましたが、消費者がお店で販売されている牛肉を見て、生後何ヶ月目の牛の肉であるか判断する技量がないということが潜在的な問題でした。それに比べると植物・野菜の場合は、身近で経験もあって見当がつきますが、薬剤処理された野菜かどうかを見抜くのはかなり難しい技量です。

これから植物成長調整剤をお使いになろうとお考えのかたは、従来以上に使用方法を厳格に守って下さい。

長い文章になってゴメンナサイ。

もやし 2006/01/24(火) 14:32:18
皆さん、ご回答ありがとうございます。
農薬などは、減らせるものなら減らすべきだとは思いますが、いきなり栽培中のもの全部減らすのは、怖いです。
いろいろな情報を元に徐々に取り組んでいくつもりです。(せめて形が悪いだけなら、買っていただけたらとも思います。)
さて、植物成長調整剤の具体的な名称を知りたいです。(ジベレリンとか...)良いサイトご存知ありませんか?

mutin 2006/01/24(火) 15:17:59
ポジティブリストの最終案は、労働厚生省のサイトにアップされていますが、ポジティブだけあって量が膨大。自分で探すのが無理なら、誰かが分類するのを待つしかないでしょう。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/zanryu2/050603-1a.html

ハッピ−マン 2006/01/24(火) 18:45:48
ポジティブリストを見て、これが仕事の役に立つ情報開示だと誰が思うのでしょうね。お役所仕事の辻褄は、たちつさんにお任せしていましたが・・・ええかげんにせい! と言わせていただきます。誰かが分類するのを待つしかありませんよね。

三毛猫 2006/01/26(木) 18:12:17
>誰かが分類するのを待つしかないでしょう

すでにまとまってますよ。
たとえば↓のサイトとか。
http://m5.ws001.squarestart.ne.jp/zaidan/search.html
まとめてあっても、分かりにくいものです。

もやしにホルモン剤を使うとは思えないのですが・・・

もやし 2006/01/27(金) 11:42:41
[[解決]]
皆さんいろいろとありがとうございます。
もう少し勉強してみます。
ありがとうございました。


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