八朔の収穫と施肥について
ユウコ
【九州】
2006/01/15(日) 12:23:05
八朔の苗を植えて7年余り。付く実が毎年徐々に増えて今年は数十個。
この掲示板で紹介されていた「みかん農協 かんきつ相談窓口」を見て
今年は樹なり完熟で樹上越冬させて見ました。
店頭に見掛けるまでそのままで良いものでしょうか?
又その後の手入れ、施肥についても教えてください。
Iwasaki
【近畿】
2006/01/15(日) 14:37:37
普通は八朔の収穫時期は12月下旬〜1月上旬です。
収穫した果実は 風通しの良い日の当たらない涼しい場所で完熟させます。
樹なり完熟の場合は 一旦果汁が少なくなって 再び果汁増えて来ますが 樹にも大きな負担になりますので 翌年の結実等に影響してきます。
樹なり完熟の収穫時期は 2月中旬頃以降の二度目の 果汁が増えた頃からが収穫時期です。
収穫が 少し早すぎると 果汁が少なく 味が落ちる場合が有ります。
肥料は 新芽の成長が始まる前の3月中頃迄にお礼肥を与え 5〜6月頃と9〜10月頃の年二回に本肥料(油粕等の暖効性の固形肥料等)を与えます。
ユウコ
【九州】
2006/01/15(日) 15:16:44
Iwasaki様、早速に有難うございました。
初めて樹なりの完熟を試してみました。
お教えの通り2月中旬以降収穫してみます。
お礼肥は粉末の油粕で良いでしょうか?
pinetree
2006/01/15(日) 16:15:36
横レスですが
ハッサクは比較的ストレスに強いのですが,結果量が多すぎると隔年結果して裏年の管理によっては樹が暴れます。iwasakiさんもお書きのように,樹上完熟は,果実が長く樹の上にある分負担が大きくなり,結果過多と同じ事になります。
九州の気候も様々ですし,樹の大きさや栽培環境がはっきりしませんので明確には言えませんが,とりあえず半分くらいの量に減らして試し,来年の様子を見られた方がよろしいように思います。
寒害を受けにくい品種ですが,極端な寒さではスあがりしますので,ふところの果実でやや小ぶりのものを残すようにした方が良いのではないでしょうか。
ただ,ハッサクなら,適当に作っても何とかなるとは思いますが・・・。
ゆうみく
【九州】
2006/01/15(日) 16:29:18
ウチの八朔も今シーズン(?)は例年になく沢山実がつきました。
例年なら2〜3月まで完熟させるのですが、今年はIwasaki様のおしゃられるとおり樹への負担も大きくなると思って、約半数を正月に収穫しました。(効果があるかどうかわかりません。気持ちの問題かも。)
ウチでは市販の骨粉入り固形油粕と牛糞堆肥を与えています。
ゆうみく
2006/01/15(日) 16:40:57
pinetree様とレスが被ってしまいました。 m(-_-)m
横レスで申し訳ないのですが、ウチの八朔はあまり樹勢ほうじゃないので、おっしゃられるとおり様子を見てみます。
pinetree
2006/01/15(日) 18:43:37
重ねて横レスですが
樹勢低下については先にあげたとおりですが,九州も例年になく寒いため,いつもは大丈夫でも,今年は寒害を受ける可能性があります。
寒害を受けると「ス」が入ったり,果実に苦みを生じることがあります。自分では栽培していないので何ですが,今後の寒さ次第でしょうが,寒いところでは1月末くらいまでには収穫してしまった方が良いように思います。
残す果実は,寒の当たりにくい樹冠内部に残すことです。そこまでやるかどうかは別ですが,新聞紙などで笠をかける手もあります。
>ゆうみく さんへ
別にタッチの差で私の方が早くアップされただけの話です。それに,言っていることは,同じ事です。
レスは数多い方が,質問される方の選択の幅も広がるというものです。今後も,気にせず書き込んでくださいな。
ハッサクは樹勢が強く,収量が多い樹種です。概算なら2.5m×2.5m程度の樹で80kg以上収穫可能なはずです。
いろんな考え方はあるでしょうが,家庭果樹としては,すこし「お疲れ」くらいが糖度ものって,樹も暴れずあまり大きくならず,逆に良いのではないでないでしょうか。
ただし,極端に花着きが悪かったり,落葉したり,果実に苦みが出るようなら,翌年は実の量を減らすなどして加減してあげるべきでしょうね。
収穫後の肥料については,これも考え方様々ですが,私なら,低温期ですので,効きの遅い有機肥料より,速やかな樹勢回復のために,速効性の化成肥料を使うか,有機肥料と併用します。
ユウコ
【外国】
2006/01/15(日) 21:29:52
[[解決]]
pinetree様、ゆうみく様詳しい説明有難うございました。
今年は初めて沢山の実が付いたので、嬉しくて樹なり完熟を一度
試してみたかったのです。
福岡市内の住宅の庭にあるただ一本の八朔の樹です。大きさは例に書いてある位(2.5m×2.5)、余り大きくならないように剪定しています。
とにかく説明を参考に、樹への負担が大きくならぬ様、ふところの果実を残すようにして半分位収穫することにします。
お礼肥は化成と有機を併用してみます。
皆様本当に有難うございました。
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