もみがら。米ぬか
キャンキャン
2005/12/09(金) 07:10:41
昨日、生ごみ処理をしようと思って、JAでもみがらと米ぬか(時期的にもち米)を買ってきました。そこで茶を栽培されている方と話すきかいがあり、もみがら、米ぬかを処理しないで畑にまくと、根がいたむと教えていただきました。あちらも急いでいたので、どうしてと聞くことができませんでした。なぜそのまま蒔いてはいけないのか、また処理の仕方はどのようにすればいいですか。ちなみにもみがらはただで米ぬかは15kで100円でした、安いのでいろいろと使ってみたいとおもいまして。よろしくお願いします。
たちつ
【近畿】
2005/12/09(金) 08:34:40
沢山混ぜなければ、問題ないですよ。籾殻なら3割り以下(ガサツク・ゴワゴワになる。)・米糠なら0.5割り以下(ベタベタになりったり、糊になったり、ハエ蛆虫が湧いたり、土壌が酸性化したり、醗酵熱に因る地温の上昇があったり、土の働きが著しく落ちる。)。
通常は、前処理して使います。
籾殻は燃やす。結果的に燃えて灰にないので、燻製した炭になる。・・・・籾殻燻炭
米糠は醗酵させて、ボカシ堆肥として、使います。・・・醗酵ですから、色は白く良い香り(アルコール)がする。失敗すれば、腐敗して、悪臭がする。最近は、失敗しないようにしたり、醗酵期間を短くさせるために、EM菌などを混ぜるようです。
いずれも、地植用・野菜向きの肥料です。モミガラ燻炭は、キク等鉢植えによく使います。
作り方は、「ボカシ堆肥」「ぼかし堆肥」で沢山ヒットします。
イロイロな作り方
http://www.kyoto.zaq.ne.jp/mopage/main.html
完熟・簡単な成功のテスト例
http://mie.ecodes.ne.jp/fellow/ikudo/taihihtm/taihi04.htm
ついでに、米のとぎ汁に付いて、鉢植えには、使わないほうが良い。
鉢底に、カスが堆積し、糊状になって、根が腐る。
地植なら良い。と云っても程度によります。朝晩・毎回・同じ場所に撒くのは好ましいことではない。土が詰まる・蝿が沸く・ドロドロになったり、乾けは糊となりカチカチになる。
使い残しの保存は、ビニール袋を2重3重にして、密封して保存しないと、蝿や穀像虫其の他の不快虫が湧いたり、悪臭がする場合がある。早く使い切る事ですね。
たちつ
【近畿】
2005/12/09(金) 08:40:29
訂正 <(_ _)> 6行目。
燃えて灰にないので、燻製した炭になる・・・・>
燃え難くて灰(白い粉)にならないので、燻製した炭(黒い塊)になる。
ハッピ−マン
2005/12/09(金) 08:45:45
キャンキャンさん、おはようございます。モミガラは稲の種子(お米)を守る入れ物ですからけっこう頑丈で微生物による分解に時間がかかります。ということで、多量のモミガラを土中に埋め込むとモミガラを分解する微生物が呼吸する酸素が必要になるために酸素が不足する場合がおこるので植物の根の成長に障害が起る場合がありますよ。モミガラは土の表面でマルチング材として使用されています。モミガラを蒸し焼きにした燻炭はモミガラが無機質化するので微生物による分解のための酸素はそんなに多く必要にはなりません。ぬかも栄養価が高い分モミガラと同じことが起ります。ぬかそのものは植物の栄養にはなりません。ぬかが分解されて栄養素が水に溶ける状態になってはじめて役に立ちます。ぬかをたくさん土中にいれると土の中が酸欠みたいな状態になる場合があるからです。
キャンキャン
2005/12/09(金) 11:19:35
ご返事ありがとうございます。なるほどと納得できました。ところでお茶の栽培をされている方は、15k袋を120個持っていきましたが、どのように使うのでしょうか。
ハッピ−マン
2005/12/09(金) 15:23:59
堆肥の原料にされるのだと思いますよ。ぬかだけで堆肥も作れますが、たとえば落葉樹の葉にぬかを少し入れて堆積するとかです。
モミガラ燻炭は水はけ良化とかマルチングにとか、使用用途は多いですが、燃やしてしまうと灰になりますから、作るのにはコツがいります。山に積んで煙突を立て内部に火種をいれるか、燃えかけたモミガラを埋めるようにして山にして内部から焦がすようにして作ります。
りっこ
【関東】
2005/12/09(金) 17:40:32
籾殻燻炭器(円錐状の穴のあいたブリキ製で、上部に煙突をつけたもの)ですが、HCで1300円前後で売っています。ドラム缶の利用よりも簡単ですが、どちらも煙がでますので住宅地では使用が難しいかもしれません。当方は田舎の海辺なので遠慮なく使用できますが....あとはやはりマルチ資材としての利用がお薦めです。乾燥や寒さ防止の効果があり、雑草防止にもなります。
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/12/09(金) 21:03:53
米ぬかを追肥として露地野菜に使っています。ウッスラ以上に撒いて、表土3cm程度をかき混ぜています。団粒化も狙っています。
たちつ
【近畿】
2005/12/10(土) 02:49:14
籾殻は焼かずに、其の侭、植え替え時に、土を選別した微粉末・埃砂に、半分混ぜて、種撒き用土に使っています。土のリサイクルと、毀れ種の発芽狙いと団塊化狙い。
又、腐葉土を鋤き込む値打ちの無い、荒地の痩せた、固い土を軟らかくするのにも、籾殻を半分程混ぜて使っています。藁が有れば一番良いのですが、藁が手に入らない。落ち葉は嵩張るし、枯れ草は雑草が生える。思い出した、今年の冬こそ、葦の茎を集めてこよう。鉢底石の変わりに使えば、可也軽くなると思う。今まで、枯葉を混ぜて使っていたのですが、地盤沈下する。増し土するには、葉茎が邪魔になる。発泡スチロールは、目に滲みるし、軽石は、高い。同じ散財するのなら、苗を買いたい。兎に角、通行料金(特に、橋とトンネル代)と水と園芸資材(土と器代)や野菜(葱とほうれん草代)に散財するのには、納得できない・腹が立つ。都会生活は、何でもお金がかかる。都会から、田舎に引っ越した友達は、TV代が要いるといって嘆いていた。(電波障害の為、有線放送) (^_^;)
最近は、プランターが、嫌に重く感じる。(^_^;)
NY
【関東】
2005/12/10(土) 10:29:26
さらにいい情報を追加しますと、米ぬかは、買わなくても手に入れることが出来ます!米ぬかの倉庫・・・無人精米所です。うちは結構活用してますので、これをお勧めします。無人精米所がどこにあるかわからない!という人は、コチラから。http://www2.neweb.ne.jp/wd/fuu/seimai.html
Iwasaki
【近畿】
2005/12/11(日) 06:42:50
キャンキャンさん
籾殻に付いて書いてあるサイトがあるので此処にアドレス載せておきます。
参考にしてください。
http://www.ruralnet.or.jp/gn/200511/kant.htm
キャンキャン
2005/12/12(月) 06:04:25
皆様いろいろと有難うございます。四,五日前に枯葉と一緒に、もみがらと米ぬかを入れて少し水を蒔きましたが、ぬかが醗酵して熱をもつと聞きましたが、まだ熱はもっていません、置き場所にもよるでしょうが、どれくらいで熱をもてきますか。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/12/12(月) 11:12:47
翌日か翌々日です。
米ぬかが少なすぎるからかと思います。次に載せてあります。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/f_taihi.htm
M2
【中国】
2005/12/13(火) 03:11:01
ども、遅れながらですが参戦させてもらいます。
米ぬかは最近混ぜないで撒くだけ方法も在る様です。この方法は栽培が終わればもちろん混ぜることもあるようですが、ほとんど不耕期に近い様です。利点は直接根に当たらないこと、マルチの様になること、ヨトウ虫にも効果?(ちょっと疑問、糠の方に行くらしい上ヨトウ虫が腹を壊すとか)が有る様です。いきなり多くすると蛆がわいたり・・・とたちつさんの話の様になりますが、少しずつ増やしていけば大丈夫にはなりますが、気の長い話にもなります。(これは土地が米ぬかに合って来ると土がというか土も一緒に発酵させている状態になるようです)ですのでそこまでなると蛆の心配ないようですが、湧いても発酵熱なんかで死滅する可能性が大。ですので、まず慣らす事が先決です。そこで私のお勧めは、(私のまた自分で出来る様になったときのためのプランの1つです)ぬかと敷き藁を畝の上に置く事です。下から畝・糠・藁の方が良いかも、最近は物によっては(場合にもよるかも)肥料混ぜるほうが良くないことが大そうと言うか自分としてメリットが少なく感じているこのごろです。(根を痛めたり、発酵が土の中でうまくいかなかったり)最も(場合の部分ですが)動物(猪や鼬や猿やら犬もすることあるかな?)が出てきて荒らすようでしたらこの方法は使えませんが。そのときは等間隔で穴を掘り、(10センチから30センチくらいの所にある様に)そこに肥料を入れるという方法も採らざる得ない事も有るかも知れませんが・・・・・。
ハッピ−マン
2005/12/13(火) 18:27:25
わたしは山際に住んでいますので落葉が無尽蔵に手に入りますのでそれで堆肥や腐葉土を作っています。ところがここ数年丁寧につくることをしないで手抜き?でやるようになりました。それは、土に埋めながら積込むのではなく、肥料のポリ袋に落葉を入れ、ヌカを入れ、油粕を入れ、水を入れて袋ごと積んでおく方法です。月に一度ぐらいの割で袋をさかさまにしたり入れ替えたり、水を足したりします。この方法は腐葉土化、堆肥化するのに長時間かかるのが欠点ですが、袋単位で使用できるので便利ですし、犬やネコにかき回されることもありません。
キャンキャン
2005/12/14(水) 07:48:49
[[解決]]
有難うございました。袋単位で作るっていううのはいいですね、活用させていただきます。これからもよろしくお願いします。
園芸相談掲示板@園芸相談センター