酢橘の越冬

[園芸相談センター]の過去ログです

レイク 【関東】 2005/11/16(水) 10:04:50
こんにちわ。初めて質問させていただきます。
3年前から酢橘を庭に直植えしていますが、2年前は沢山実を付けてくれましたが、今年は冬に葉が落ち、花も咲きませんでした。越冬の際に霜よけなどの必要があったのでしょうか?特に風が当たる方の落葉が多かったのです。また、肥料は寒肥として油粕を与えました。宜しくお願いします。

ハッピ−マン 2005/11/16(水) 18:31:28
レイクさん、いまの木の様子はどうですか? スダチは寒さに弱いほうですが、それ以上に夏の乾燥に弱いです。夏場に土壌がよく乾燥するようなことはありませんでしたか? 植えたときからの木の育ち方はどうですか? 

レイク 【関東】 2005/11/17(木) 07:31:40
ハピーマンさん、早速のご返事有り難うございます。夏場はこまめに散水していましたが、去年、今年の猛暑で多少乾燥したことは有ったかと思います。また、ここ2年で木の育ち方は2倍(80cmから1.8m)に成り、元気そうです。ただし、今年の夏に枝の先の方の葉が少し落ちる事がありました。宜しくお願いします。

pinetree 2005/11/18(金) 17:51:58
 スダチは育てておりませんが、かんきつ類の一般論として

 まず、寒風害ですが、これは乾いた季節風による乾燥害でもあります。こもやトレリスなどを利用し、被害を生じるようであれば、防風(寒)対策は必要と思います。

 お尋ねの件は、人間でも同じ事です。人の場合、風速が1m増すごとに体感温度は1℃下がります。また、体力のあるなし、空腹か否かで受けるダメージも変わってきます。
 かんきつでは、沢山の果実が着くと細根が少なくなり肥料吸収が困難に、翌年に回す貯蔵養分も少なくなります。そのような場合、葉色が薄くなり、冬場の落葉が増え、かん水不足や寒風で、すぐに葉が巻いたりするものです。

 寒肥としての油かすが適正かどうかは別にして、秋口にきちんと肥料吸収できていないと樹は弱りやすくなりますし、落葉も増加します。
 油かすを使いませんのでよく解りませんが、仮に発酵油かすであっても、それほど早く効くものではないでしょうし、低温期に向かいますので、多分、効いていないのではないでしょうか。量が不足すればなおのことです。
 お書きの状態は、例えば、夏に働きづめで胃腸を壊した人に、生のモチを持たせて冬の旅に出させるようなものと思います。

 効くかどうかは解りませんが、葉色が淡いようでしたら、暖かい日を選んで、尿素500倍での葉面散布、そして液肥をお奨めします。
 もちろん、風対策は必須ですし、今後を考えると、肥料のやり方、特に晩秋期に速効性肥料を与えるなど検討された方が良いと思います。
 そしてなにより、果実を着けすぎない(過重労働にしない)ように、きちんと摘果する事です。(こちらは、いろんな考え方があるでしょうけど)

レイク 【関東】 2005/11/20(日) 09:46:27
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ご丁寧なお答え有難う御座いました。
早速、実行してみます。
本当に有り難うございました。


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