キーウイや栗の太枝を一周して囓る幼虫の予防法は?

[園芸相談センター]の過去ログです

まさる 【近畿】 2005/11/12(土) 22:13:36
前の地主(農家)のかたから引き継いだ、樹齢少なくとも15年以上のキーウイ(雄雌各2本、今年も200個ぐらい実があるようです)の太めの枝の一部が、濃い茶色のドーナツ状に膨らんで、さわると、ぽろぽろと落ちて円周状の木肌が見える。このようなことが、おおむね毎年起きています。4本のキーウイは幹や枝がたくさんあり、相互に入り交じって、ジャングル状になっているので、このような部分の少し根元寄りから、ばっさり切って別のところで焚き火して処分することにしています。
このようなことには、無農薬だからしょうがないと、あまり深刻に考えないで居たら、植えて3年目の栗(森早稲1本)(去年はペチャンコの実が成り、今年はまともな実が成ったが、虫に食われたり、猿に盗られたりして、人の口に入らなかった)の枝にも同様の現象があり、伸ばしたい枝まで切らねばならず残念です。
虫にやられた部分をほじくって退治する方法では間に合わないようですし、やられた枝を切る方法では、幹や、伸したい主枝を切ることになり、理想の樹型になりません。
出来れば無農薬を続けたいのですが、最低限・最小限の農薬で退治する方法はありませんでしょうか?
サザンカの花の蜜を吸いに来る鳥や、南天の実を食べる鳥や、柿を突っつく鳥は居ても、虫退治をしてくれる鳥が居ないので、がっかりしています。
もともと、キーウイの植えてあるところは周囲より凹んでいて、雑草も生え放題で、年に2回ぐらい草刈りしますが、雑草天国、虫の隠れ家に成っています。

たちつ 【近畿】 2005/11/13(日) 01:34:48
対処方法は解りませんが、樹皮センチュウが沸いているのではないでしょうか。皮屑を丁寧に穿り集めて、篩に載せて、電球に近づければ(10cm程度)、暑い・眩しいので、30分程度で下に落ちる。それを虫眼鏡で調べる。と良いかも。
とにかく、原因たる害虫を特定しないと仕方がない。
農薬にも、残存期間の長いものや木や果実に吸収されずに、乾けば数日で分解されるものもあります。
農薬=人体に危険 と 考えずに、良く理解して選ぶ事が大切です。

まさる 【近畿】 2005/11/13(日) 19:33:23
たちつさん 早速のレスポンス有難うございます。
細くて短いウジ虫がたくさん潜んでいるらしいです。
手元にあったムカデ退治用の殺虫スプレーをその部分にたっぷり吹きつけ、ついでに予防のため、地面から地上1m付近まで、幹と太枝にまんべんなくスプレーしました。日が暮れる間際に作業したので、虫自体は、まだ確認していません。
こんな症状を発生させる虫は、何という虫かと、園芸店の人に訊いたら、「鉄砲虫」だとのこと、ブドウの幹に食い込んで、中をトンネルのように掘り進むのも、鉄砲虫と呼ばれているので、キーウイや栗の幹や枝の周りを指輪状にぼろぼろにする害を与える虫も、ブドウの太枝の中を刳り抜いて進む虫も同じ「鉄砲虫」ですか?と訊いたら、そうですとの返事ですが、本当でしょうか?(両方の虫をよく見ておけばよかった。今後の宿題です。)

やまと 2005/11/13(日) 20:35:20
>濃い茶色のドーナツ状に膨らんで、さわると、ぽろぽろと落ちて
>円周状の木肌が見える

との事で「コウモリガ」による食害ではないかと思いました。

http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/kaju/2410.htm
http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/navi/gaichu12.html

「テッポウムシ」は一般にゴマダラカミキリの幼虫を指すものです。
しかし、テッポウムシの名前のいわれが樹幹に穴を開けて食い進むので食われた跡がテッポウのようになるからと言うことですので、幹に穴を開けて食害する害虫は全てテッポウムシという事になるのでしょうね。

タネツリ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/13(日) 21:09:15
栗はヒメコスカシバ
http://www.jpmoth.org/Sesiidae/Sesiinae/Synanthedon_tenuis.html
キウイはキクビスカシバ
http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/jyouhou/15/toku0307.pdf
のように思えます。

まさる 【近畿】 2005/11/13(日) 22:38:52
皆様どうも有難うございました。
完全無農薬は、残念ながら、無理のようです。
それと、キーウイ以外の果樹の根本には、雑草を抜いたあとの枯れ草を(周囲の雑草を含めて)積み上げて肥料にしていたのが悪かったようです。
今日、栗(1本)とサクランボ(3本)と南高梅(1本)の幹の周囲半径約60センチ以内の草引きしました。
白加賀梅、小梅、柳、その他諸々の木々は、元々枯れ草を盛っていません。
虫が木に付かないよう、果樹については、葉が枯れてから、暇をみて、虫のいやがる薬を刷毛で塗るつもりです。

まさる 【近畿】 2005/11/14(月) 10:32:02
[[解決]]
参考になるご意見を戴き、有難うございました。
解決チェックを入れさせて頂きます。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター