つつじの高さを詰めたい

[園芸相談センター]の過去ログです

やまめ 【関東】 2005/11/12(土) 09:01:18
初めて投稿します。我が家の庭の斜面に有るつつじがが3mを超えるほど高くなり過ぎました。その為梯子も入らず剪定ができない、又花が無い時幹や太い枝ばかり目につく、等で悩んでいます。教えて欲しいのですが、背丈を低くする為切詰めたいのですが、その時の注意点と、太い枝ばかりの所に新たに枝を出させ葉や花を咲かせ目隠しにしたい。この二点、何か良い方法は有りますでしょうか。よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2005/11/12(土) 12:18:41
ツツジも沢山の種類があります。
落葉性種(大抵は縦長の立木性で横に広がり難い)は、相対的に葉枝が閑散とし易い性質があります。

花の為には、花後に直ちに剪定します。葉枝を密にしたい時には(来春の花が無い)、9月末に剪定します。

花後に剪定すれば良いかも。
好みの高さより30cm短く斬る。安全のために、主茎軸や副茎軸には、数本の小枝を残す。枝葉がないと、水揚げしないので、その茎が枯れる場合が有ります。

性質。
剪定と花芽分化(来年の花の下地・蕾みの基)には、密接な関係が有ります。花芽分化は、花後に延びた新芽が夏ごろまでに作られます。従って、夏以後に剪定することは、目に見えない蕾みを摘み取る事になりますので、花は咲かない。
新芽の出方は、頂芽優勢といいまして、天上に近いほうから、沢山出て、大きく育ちます。地下に近いほど出ません。
細い枝には、細い枝しか出ません、花も咲きません。従って極端に細い枝は全て、分岐又の際より鋭く切ります(潰したり、裂けたりしない)。太い枝からは、太い芽が出ます。極端に飛び出した枝は徒長枝といってこれも切ります。

仕立て方は、毎年徐々に剪定して、管理しないと不細工になります。
2-3年毎に株元(剪定前の横枝の真下を半径とした円周)にスコップを差し込んで、太い根を切れば、細い根が沢山出て、寒暖乾湿に耐える元気な株に育ちます。 半径は2割引と少し円周を小さくしたほうが良い。
その時に、株元(円内)を丁寧に土を穿って、土を軟らかく解したほうが良い。其の他焼き骨粉や鹿沼土とほんの少し油粕を混ぜた用土を3-5cm盛り土をすれば尚良い。
ハダニ(葉がかすれる)が発生しやすいので、農薬マラソン(一番安い)を最初は1週間間隔で3回、その後2-3ケ月毎に散布すれば良い。農薬の説明書きは使用の度に、丁寧に隅々まで、熟読する癖をつけるようにしましょう。
この機会に、家庭の常備薬や冷蔵庫の中も点検整理しましょう。常備薬等を丁寧に検査すれば、意味が良く解る。(^^♪


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