野菜がうどん粉病にかかったみたいです。

[園芸相談センター]の過去ログです

【関東】 2005/11/06(日) 19:40:56
ベランダで育てている野菜がうどん粉病にかかったみたいなのですが、
これってちゃんと洗えば食べても大丈夫なのでしょうか?
教えてください。

タネツリ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/08(火) 07:35:35
 野菜の種類は何ですか。
 小松菜でしたら、白さび病です。
http://www.afr.pref.osaka.jp/zukan/117.htm
 植物に出る病気が動物に害があったという話は、聞いたことがありません。
 販売品にも少々発病したのが混じっていて、知らずに食べていると思いませんか。
☆YuukisaikaTanetsuri☆Suginami*TOKYO☆

pinetree 2005/11/08(火) 12:53:07
 専門家でもありませんし、あくまでも個人的な考え、意見ですが

>植物に出る病気が動物に害があったという話は、聞いたことがありません。
 麦類に発生する麦角病などでは、毒性が認められているようです。
http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/myco/mycotoxin.html
 植物病害のすべてが、人畜に無害のように書かれるのは、あまりにも安易な様に思います。

 菌類が植物や人畜に及ぼす影響は、菌類自体が直接に引き起こす害と、生成する毒素によって二次的に引き起こされる害があります。
 また、熱(調理)による分解(無毒化)も、毒素の種類によって異なるはずです。急性毒か慢性毒かによる違いもあるでしょう。
 真理は、その道の専門家でないと解らないと思います。

 うどんこ病なら、ひどいものはともかく、食べてますけどね。ただ、生で食べる事はありませんが。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/08(火) 18:40:32
pinetree さん ご指摘、ありがとうございます。
 以前、多分1年以内だったと思います。どこかの掲示板に、同様の質問があったと思います。ここで検索しましたが、見つかりませんでした。
 ムギ類以外の生きた植物に出る病気で、人に毒性を持つとして問題になった例がありますか。
 なお、病名について前回は、「白サビ病又は白斑病」とレスしておりました。

やまと 2005/11/08(火) 18:46:57
タネツリさん

↓これの事ですか?
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200411/04110099.txt

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/08(火) 18:56:50
やまと さん せっかくですが。
 載せていただいたのは、それを見て
>前回は、「白サビ病又は白斑病」とレスしておりました。
と書いた分です。
 探したいのは
>生きた植物に出る病気で、人に毒性を持つとして問題になった例
に及ぶ質疑応答です。
 よろしくお願いします。

pinetree 2005/11/08(火) 20:11:51
>タネツリさん
 質問者の意図と異なるなら、新規質問をたてられた方がよろしいかと思いますが、とりあえず

 先にも書きましたが専門家ではありません。多少の知識を基に、web上で確認した結果を書き込んでいるにすぎません。
 かび毒のマイコトキシンについてウィキペディアには以下のようにあります
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
 ここには菌名を書かれていますので、調べれば植物病原菌として作用するものが見つかるかも知れませんが、時間的な余裕がありません。病害図鑑などで検索すればヒットするものがあるかも知れません。

 ウィキペディアでは他にも、小麦、大麦などの麦類赤かび病
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%8B%E3%81%B3%E7%97%85
が記されていますし、同ページには「イネ科植物の紅色雪腐病」の記載もあります。検索やリンクをたどる事で他の病害も見つかると思います。

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/08(火) 21:51:16
>質問者の意図と異なるなら、新規質問をたてられた方がよろしいかと
 確かに、質問文自体は特定病原菌に関するものです。しかし、より広い範囲で安全が言えれば、質問者に、より安心していただけると思って書き込んでおります。
 生きた植物(茸・種子を除く)の病気で、人に毒性を持つとして問題になった例の有無
としていただけませんか。
 あるいは、うどんこ病、白サビ病、白斑病が毒性を持つか、でも結構ですが。

pinetree 2005/11/08(火) 22:01:42
先の書き込みに上げましたウィキペディアをお読みになられましたか?以下のようにあります。

>麦類赤かび病
>小麦、大麦など麦類の最重要病害のひとつであり、穂に病原菌が感染するこ
>とで、粒が肥大しなくなったり、穂全体が枯れたりする病害である。

 小麦,大麦の「穂」への感染では不十分ですか?

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/09(水) 07:48:17
 pinetreeさんによる 2005/11/08(火) 20:11:51書き込みにあるリンク先を読んで、 21:51:16書き込みをしました。
 書き落としたのですが、リンク先にある病原菌学名は、原色野菜草花病害虫図鑑(保育社)索引には載っていませんでした。
>小麦,大麦の「穂」への感染では不十分ですか?
 確かに
>植物に出る病気が動物に害があったという話
 に対しては、十分です。
 うどんこ病、白サビ病、白斑病が、加熱後も毒性を持つかを中心にして、さらに広げて(麦類以外で)罹病部分(影響を受けた部分を含む)を食べない方が良い食用植物の病気があれば、列挙できれば、と思います。
 うどんこ病、白サビ病、白斑病が、加熱後も毒性を持つかを中心に、

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/09(水) 07:51:47
 最後の1行は、消し洩れです。失礼しました。

pinetree 2005/11/09(水) 13:02:25
>タネツリさま
 行間をお読み頂ければおわかりと思いますが、私がご指摘申し上げているのは
>植物に出る病気が動物に害があったという話は、聞いたことがありません。
に対して、沢山の人が見るであろうこのHPにそのままで残る事が、時に誤解や危険を生じる可能性があるからです。
 その意味では、生きた植物体に寄生する植物病害が「存在する」事を示せれば充分であると考えております。

 重ねて申し上げますが、私は病害や中毒の専門家ではありませんし、ここに書いた以上の知識は持ち合わせておりません。うどんこ病などの毒性についても、「専門家でないと真理のほどは解らない」と思います。
 ただ、調べる手法のヒントは差し上げたつもりです。個人的な興味からこれ以上の事をお知りになりたいのなら、ご自分の努力でお調べになるか専門機関にお問い合わせになり、ご自分の責任においてご自分のホームページにお書きになられた方がよろしいかと考えます。
 なお、この件に関し新たにお伝えする事はありませんのでご了承ください。

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>gさんへ
 質問者抜きでのやりとりを、不快に感じておいででしたらお詫び申し上げます。ここで書き込むべきではなかったかと反省しております。申し訳ありません。

 書き込まれた質問は、突っ込んでゆけば、蓄積による長期毒性の問題やアレルギーなど、それこそ専門家でないと解らない部分へ入ってゆく事でしょう。
 ただ、一方では、人間が食物を必要とする以上、微量な農薬やカビ毒、環境ホルモンなどの摂取は避ける事は出来ないと思います。その危険性は、知っていようがいまいが、すべての人に等しく関わるのではないでしょうか。
 避けられない事なら、要は、人の一生の中で摂取する量が、障害の発生に至らない「許容量」以下におさめるために「どうすれば良いか」を考えるのが大切と思います。

 私がベランダで野菜を作るなら、可能な限り農薬使用を抑え、虫害なら虫を除いて食べます。病害なら、ひどいものはきちんと育ててやれなかった事を謝りつつゴミ箱へ行ってもらいますが、軽いうどんこ病程度なら加熱して食べるでしょう。

 家庭菜園の「安心・安全」は、農薬や肥料、栽培履歴がはっきりしていればこそ生きてきます。一方で、うどんこ病に害があるかどうかは解りません。不安に思うのなら食べなければ良い事です。野菜には気の毒に思えますが、その選択が許されるのはすごく贅沢な事だと思えます。
 無責任な言い方かも知れませんが、その贅沢に感謝しながら、最終的にはご自分で判断される事ではないでしょうか。

金原太郎 【近畿】 2005/11/14(月) 13:18:26
鉢植えの観音竹に白っぽい粉のような物がたくさん付いています。これは何でしょうか。どうしたらよいのでしょうか。詳しく教えて下さい。

ぽー 【関東】 2005/11/14(月) 16:42:22
金原太郎さん
ほかの方の質問に、全然違う種類の植物について便乗質問されるのはマナー違反ですし、レスつきにくいですよ。
おそらくカイガラムシだと思いますが、あらためて「新規質問」から書き込んでくださいますか? そうしてくだされば、もう少し詳しく回答したいと思います。

ハッピ−マン 2005/11/14(月) 19:38:53
食物の毒性を知ることは大変重要な問題です。特にカビ毒については、地球上に生息するカビの種類のどれだけの部分を知っているのかさえ分からない状態です。ですから、わたしはどちらかと言えば、pinetreeさんの「気をつけるべきだ」という趣旨のご意見に賛成です。

 植物にカビ類が寄生したときに植物が弱りますが、その原因はカビのだす酵素(カビ毒)により植物の生体が障害を受ける・・・この働きについては、わたしたちは抗生物質として役に立てている面がありますが・・・のですが、しかしカビ毒の被害がもっとも大きいのは草食の家畜です。家畜の餌となる植物は、収穫後に乾燥状態で保管されますが、時としてカビが生じます。麦の赤カビが問題になったときも牛の異常から始まりました。

カビ毒が人体に悪いかどうか、その議論に結論を出すのは難しいことですが、一般の野菜類につくカビの毒素についてはかなり多くのカビについて調べがついているとのことです。わたしたちに出来ることは、カビによる障害を受けた野菜を食べる場合には、BSEではないですが、カビに犯された部分を取り去ってきれいに洗うことです。

 家庭菜園の「安心・安全」は、農薬や肥料、栽培履歴がはっきりしていればこそ生きてきます。・・・というご意見はもっともですし、家庭菜園ではなく営業農家の皆さんにとっても考えていただきたい問題です。

 うどん粉病の原因とされる白カビの種類は多いそうで、分類的にはペニシリウムという仲間に属し、そのカビ毒は、人体に対してさしたる影響はないとのことです。家畜の餌を管理する「資料安全法」のなかに家畜に対する有害なカビ毒の記載があります。次回にはもう少し詳しい情報をお知らせしたいと思います。


 

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/24(木) 08:49:35
 千葉大に質問し、回答を得たので、次に転載しました。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/poison.htm

タネツリ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2005/11/25(金) 21:30:32
 次の浜松市HPに、青梗菜の白さび病画像を添えて、食べないことを勧めています。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/food/shokuhin/what/h02.htm


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