ネペンテスについて
イッシー
【近畿】
2005/11/06(日) 10:39:33
幅45センチメートルの水槽で湿度78%温度28度の環境でネペンテスを育てています。新しくでてきた新芽のさきのピッチャーになる部分をちょっとさわっただけで取れてしまいました。その取れた部分を見てみるとカビが生えていました。カビが生えないようにするにはどうすればよいか教えて下さい。
翁
2005/11/06(日) 12:28:26
水槽の場合空気の流れが少なく、保湿には適しますがカビの発生は多くなるでしょう。
したがって夜間のみ株を入れて、日中は外に出すなどは如何でしょう。
夜間湿度70%以上確保できれば、昼間は50%有れば問題ないと思います。また温度の面でも日中と夜間では温度差を付けるべきです。終日同じ温度では成育がおかしくなります。
理想は夜間湿度80%気温18〜20度。日中湿度50%気温28度。
こんな感じがよろしいかと、しかし品種によっても管理温度が違うことを補足しておきます。ボルネオ高地の品種もありますから。
イッシー
2005/11/06(日) 20:09:38
ありがとうございます。
しかし、湿度50%の時28度まで気温を上げることができるのですか。その方法があるのなら教えてください。また夜間温度下げるのは何時ごろが理想ですか。
翁
2005/11/07(月) 00:44:00
湿度と温度の関係を考えて下さい。
もし空気中に50ccの水分が粒子となって浮遊している状態を湿度?%
といいますね。では同じ50ccで温度が25度の時と20度の時では
どちらが湿度が高くなりますか?
温度が下がるほど湿度が高くなりますね。それは温度が下がると過飽和状態となって空中の湿度が結露し始めるのです。ですから現実では温度が下がるほど湿度は上昇するが、空中に含まれる水分は少なくなるわけです。
したがって温度28度での50%湿度も、温度20度での80%湿度も
空中に含まれる水分量はそれほど差はないことになります。
ですから、湿度は高い方がよいのですがさほど神経質になる必要はありません。
例としては夜間水槽内で20度、湿度78%とするなら、日中はその鉢を水槽の上に桟を渡して、その上に鉢を置くと、水槽内からの湿度で充分に保湿されると思います。しかし温度を上げる必要がありますので、
水槽から出した状態では温度を上げられないので有れば、昼夜の管理を逆にして、日中水槽内で温度と湿度を上げ、夜間湿度は下がっても気にせず、出して温度を下げるなどの方法も有りかと思います。
問題は高温多湿状態でカビの繁殖に最適な環境になりますから、通気する必要があるわけです。一日の半分は葉が乾いた状態が好ましいわけです。それは一般には日中の方がよいわけです。夜間に湿度が高い方がよいと言うことです。
温度を下げるのは自然の環境を考えれば自ずと分かります。夕方から自然に下がり9時頃から朝までが最低温度と考えて差し支えないでしょう。最も自然界では最低温度は数時間しか有りませんが、それより2度ほど高く最低温度を設定しておけば、長い時間でも大丈夫と言うことです。
イッシー
2005/11/07(月) 19:14:18
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詳しく教えてくれて大変参考になります。
ありがとうございました。
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