晩秋のバラの新芽の扱い
さくら
【関東】
2005/10/31(月) 21:25:34
横浜市内で、バラを数本鉢栽培しています。(最近購入したものではありません)
もう11月ですが、今の時期でも新芽を吹くバラが結構あります。
もう少し暖かい時期の新芽ならば、蕾がつくようですが、今出始めたのは、冬前に花が来ることはないといった感じです。(多分)
冬には強剪定する予定なので、剪定する予定の部分にでた新芽の扱いにいつも悩みます。
幹の途中の残す部分にでた新芽ならばそのままにするのですが、切り落とす予定のところの新芽は、そのまましばらくおいて、真冬に剪定した方がいいのか、それとも、少し早めに剪定してしまった方が木の体力によいのか・・
神経質になる必要のないとは思うのですが、気になっています。
ご意見お聞かせください。
まさる
【近畿】
2005/10/31(月) 22:45:56
私の敷地にも数本(数種類、各1本ずつ)の薔薇が植えてあり、数年目になります。薔薇は全く素人ですが、今頃新芽が出てきたり、中にはきれいに咲いたりする元気者もあります。
普段は忙しくて、ほとんど構っていませんが、花が咲いた時に剪定する場合は、3枚葉より下の、5枚葉の部分で、適当なところで剪定しています。花が咲いているのに、そのままにしておいて、見苦しくなった場合も、同様のヶ所で切りつめています。
正解は解りませんが、私は、寒くなってきたのに背の高い枝に複数の新芽が出た場合、最も下に出た芽の上で剪定しています。
良く咲いた太い枝が枯れている感じになったら、思い切って根本近くから切っています。
やけに細い枝も、原則として切ってしまいます。そのやり方で、生き残る薔薇だけが現在残っています。
我が家の薔薇は、観賞用以外に動物除け、防犯柵代わりですが、手入れが悪いためか、おとぎ話のようには繁茂してくれないので、当てがはずれています。
まずは、回答者の前座として、良い回答の出るまでのつなぎに投稿しました。
ひろき
【関東】
2005/11/01(火) 11:05:03
こんにちは。
意見を ということですので、私の私見を書いてみます。
栽培本数は、鉢植中心に、250本位です。
まず、この時期は、バラに新芽を吹かせないようにしています。
バラは、芽のすぐ上で切ると、比較的早く新芽を吹きます。
10月半ばを過ぎたら、花を切るときも、花首で落とし、飾るために葉をつけて切るときも、葉のすぐ下で切ります。こうしておくと、新芽が出始めるのを遅らせることができます。(他の季節にこれをやりますと、変な樹形になったり、枝が枯れこんだりします。)
次に、主に窒素を含む肥料を、秋ごろから控えめにします。8月以降、油粕などのゆっくり効く窒素肥料はやらないようにします。そのほかにも、あるカリ肥料をあげる、ある石灰をちょっと使うなどありますが、これは正統派のやりかたではないので、書きませんが、いろいろやってみると面白いです。
こうして、新芽をなかなか吹かないようにさせてから、現在ある葉を落とさないように大事にします。蕾が出た場合は、その木の今年の勢いにもよりますが、元気な木でも、この時期に大豆くらいのものは全部摘み取ります。花は、咲かせようとすれば1月まで咲くのですが、11月半ば、遅くても下旬には終わるようにしています。
それでも、10月下旬くらいに、新芽が出てしまった場合は、あまりに軟弱で、その木の足を引っ張るような葉でしたら、摘み取ってしまいます。暖冬の時などで、働き手になりそうなほど葉が展開して、もともと、その木の葉が少ないときは、残しておきます。
まさる
【近畿】
2005/11/02(水) 20:19:56
なかなか、反応がなかったので、あまり参考にならない意見ですが、景気づけに、送りました。誰も何も言ってこなければどうしようか、と気がかりでしたが、このたび、ひろきさんから、とても参考になるご意見が届き、安心しました。
私も、今後は、もう少しきちんと植物を取り扱ってあげようと思います。有難うございました。
ひろき
【関東】
2005/11/04(金) 11:59:51
まさるさん、こんにちは。
毎年毎年、バラを見るたびに、これはどうすればよいのだろうと迷うことばかりです。失敗したと思うこともしばしば。
さくらさんが、バラの前で迷われる気持ち、よくわかります。
私などは、コンテストに打ちこんだり、バラを売ったり、庭を造りこんだりということをせずに、ただ黙々と、ひとりでバラを育てるだけです。だれかに花束をあげるということも、滅多にありません。どちらかというと花より、葉のほうが好きです。
でも、黙々とやるにしても、迷いと向上心は持っていたいと思います。
雑談になりますが、秋の花を花首で切ることについては、ずいぶん迷いました。栽培本には、秋の花はどこで切っても良い と書かれたものがあります。また、花首で切るようにと書いたものもあります。どちらが正解か考えたのですが、いくらやっても、どんな場合にもあてはまるような答えは出ませんでした。
秋は、樹形を気にせずに、そのバラの体調で切る位置を考えてやれる というくらいに、今は解釈しています。
さくら
2005/11/07(月) 21:42:11
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まさるさんひろきさんありがとうございました。
肥料の与え方や考え方など、そういうこともあるのか・・と参考になりました。今までは適当に思いつきで相手をしていたようなので・・・
私自身は、たくさん咲いてくれれば嬉しいけれど、栽培数もそれほど多くはありませんし、なにより面倒がそこまで見られないので、どうしてもマイペース栽培になってしまっていますが、ご意見お聞きできて、ちょっとした指針を得られましたし、ちょっと安心もしました。
これからは、木の様子などを観察して、対話するようなつもりで全体のバランスを見ながら秋の剪定などもしてゆこうかと思いました。それでも、きっと、これからも秋の新芽の前で迷うことはあると思いますが・・
緊急性のない質問にもご丁寧なご意見ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター