柿の隔年結果について
MR.ぽち
2005/10/25(火) 10:36:49
私の地方では、今年は柿の表年でどこの柿木にも、実がたわわになっています。不思議に思うのは、2分の1の確率で表年が決まるのだから、今年裏年の柿の木が半分はあってもいいと思うのですが、同時に表年というのがどうしても納得できません。どなたか、この件に関してご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
ところで今年裏年の地方がどこかにあるのでしょうか?
タネツリ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/10/25(火) 22:44:32
> 私の地方では
地方名を入れてくださいますか。
次のような仕組みでしょう。
生理的に又はヘタムシの害など早期落果して、木に果実負担が少ないと、翌年は生り年となりやすい。多数の果実が初冬まで木から養分を吸い、木は疲れ果てる。花芽形成が少なく、その翌年は裏年となる。
早期落果は、土地の環境と結びついているので、近隣でも同じ傾向の振幅で、拡大しやすい。
うちと、筋向いの家の富有は、去年表で、今年が裏です。
☆YuukisaikaTanetsuri☆Suginami*TOKYO☆
pinetree
2005/10/25(火) 23:08:49
個々の樹で裏表が生じるのは,タネツリさんがお書きのように,花芽分化や結実,肥大に要する樹体養分が変動するからです。
人為的に摘果,あるいはバランスを崩すようなせん定などの管理をすれば,裏表を逆にすること,あるいは無くすことは可能です。
それが,地域や全国レベルで揃ってくる理由は,多くの場合,気象要因です。
カキの場合ですと,例えば,台風で夏から秋に落葉すると,葉の養分が回収されないまま失われ,落葉後の光合成が出来なくなります。更に,温度が高くて新芽が吹いてしまうと,それによっても養分が失われますので,結果的に栄養不足の状態になり,花芽の形成が阻害され翌年の花や実止まりが少なくなります。多くの場合,翌年が「裏」になるわけです。
他の要因としては,日照不足や暖冬,寒波,晩霜害,あるいは病害虫被害などがあり,多くは人智の及ばない範囲です。
ただ,表年に摘果などのきちんとした管理をおこなえば修正は可能です。それをしなければ,いつまで経っても表裏を繰り返すことになります。
MR.ぽち
2005/10/26(水) 09:25:27
タネツリさん、pinetreeさん、こんにちは。
>地方名を入れてくださいますか
失礼しました。四国は愛媛県です。この辺の農家にはどの家にも柿の木が1〜2本は植えてあり、手入れは一才していないです。考えてみれば本当は去年表年だったと思うのですが、台風にやられ2年分の栄養が今年に集まったような気がします。(この辺全部)
ところでタネツリさんの名を昔ニフティの園芸フォーラムの中で見かけたことがあるのですが同じ方でしょうか?つまらない質問を返してしまってどうもすみません。
タネツリ
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2005/10/26(水) 15:48:30
>ニフティの園芸フォーラムの中で
今も続けています。
MR.ぽち
2005/10/27(木) 08:50:53
[[解決]]
タネツリさん、こんにちは
ニフティのフォーラムはいまでも健在だったのですか?懐かしいです。
また顔をだしたいのですが退会してるもんで・・・。
お二人の返答のおかげでいままでの謎がとけました。どうもありがとうございました。
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