コガネの幼虫にやられたバラの管理について。
理璃子
【近畿】
2005/10/02(日) 15:20:54
現在鉢でバラを育てている初心者です。
そのうちの1つ(ステンレススチール)が最近急に葉が落ちたり、剪定後に出た新芽がカラカラになってきたので、根元を手でほじってみたところ、コガネ虫の幼虫が出てきました。急いで掘りあげてみたところ、白根が殆どなく茶色く太くて短い(15センチほど)根が残るのみになってしまってました。(バラの参考書などで見かける悪い裸苗の例に取り上げられているものよりもまだ酷いかも・・・)
発根剤入りの水にしばらく漬けて小さめの鉢に植えなおし茎を30〜40センチ程に切り詰めました。(ネットで見つけたバラ園のQ&Aに載っていました。)
ひと段落して気になったのが枝の本数です。
6本あって全て直径が1〜1.5センチ程で、枝の色もまだ瑞々しい緑のものばかりです。
今の根の状態で、これだけの本数を残してよいものなのでしょうか?
ヒョロヒョロした枝であれば何のためらいもなく切れるのですが、あまりに立派で、どれもシワがよったりしていません。
葉は殆ど落ちるか、パリパリになるかで、5枚葉3組ほどしか残っていません。
今は2、3時間朝日を浴びてその後は明るい日陰になる場所に置いています。
出来るだけ詳しく書こうと思い長々と書いてしまいました。
よいアドバイスお願いいたします。
ひろき
【関東】
2005/10/03(月) 10:38:45
こんにちは。
コガネムシ幼虫に食われた後の処置としては、最善のことをされていると思います。
あとは、このあと、根付くかどうかにかかっています。
全部の枝からいっせいに芽を吹くと、多少まずいかもしれません。
気温がある程度高いですので、バラとしては、芽を先に吹くと思います。
ここはひとつ、じっくり根のほうを出させたいところです。
でも、芽と根の発育も関係がありまして、難しいところです。
もし、私でしたら、ですが、なるべく涼しい場所で、風の当たらないところに置いて、根元から出ている枝のうち、新しいもので、髄が太くて充実していないものから順に、2本くらい切ると思います。
6本ある枝は、すべてみずみずしいとのことですが、6本すべて同じ生育具合ではなく、同じような太さであっても、おそらく、優劣があると思います。30〜40センチ程に切り詰められたときの枝の断面を見てください。真中にあるのが円が、少しスカスカしています。これが髄です。そのまわりに、もう一つの円があると思います。それがちょっと硬めの木質部です。この木質部が大きく、真中の円が小さいもの、切ったときに、ハサミに重みがかかり、硬い枝であるものを残します。
余談ですが、6月末の35度くらいある時に、南半球から輸入した大苗を植えたことがあります。
根も小さく細い根無し、枝は3本くらい、葉は全然無しでした。何週間かかかりましたが、3株とも全部つきました。そのときは、風除けと涼しい場所を心がけていました。バラはけっこう丈夫なところがありますので、早めに大苗を植えたと思って植えれば、おそらく、この場合は、大丈夫ではないかと思います。
理璃子
2005/10/03(月) 20:57:31
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ひろきさんアドバイス有難うございます。
やはり枝は2本ほど切ったほうがよいのですね。
周りでバラを上手に育てている方がいなく、わからなくて不安な時にこうやって教えて頂けるのは本当にうれしいです。
このバラは一番のお気に入りなので頑張って復活してほしいと思っています。
食害される前は、よく日が当たりそよそよとした風の通る家の庭の特等席に置いていたのですが、植え替え後は挿し木をするときに利用している場所に移動させました。
でっかい挿し木のつもりでゆっくり見守っていきたいと思います。
来年はきれいな花を咲かせてくれることを願いながら・・・
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