バラの接ぎ目にコブが。

[園芸相談センター]の過去ログです

かろん 【関東】 2005/09/23(金) 11:36:36
新苗で入手したマッカートニーローズの接ぎ目の下に、小さなコブができているのを発見しました。
接いである部分のひもをまだほどいてないので、そのすぐ下辺りです。
過去ログを検索して、癌腫病かなと思ったのですが、
一概にそうとも限らない、という書き込みがありましたので、質問させていただきました。

癌腫って、手触りはどんな感じなのでしょうか?
癌腫以外の可能性は何があるのでしょうか?

ちなみに、
我が家のマッカートニーローズのコブは、表面が少しごわごわしているけれども、
コブ自体は固く締まっています。

癌腫の場合、やっぱり廃棄した方がよいのでしょうか?・・・・

犬塚信乃 2005/09/23(金) 12:13:13
締まっている手触りならガンシュではないでしょう。
新苗でも勢いが良くて、生育旺盛な場合接木テープが邪魔して
その周囲が太っていくことがあります。

従って良い傾向なんじゃないでしょうか?
冬の植替え、若しくは剪定時にテープを外して添え木をしたほうがいいかも。

ガンシュの感触は「コルク」です。
ボロボロと指でちぎれるくらいのものです。

たちつ 【近畿】 2005/09/23(金) 19:21:41

金属の溶接部分でも、骨の骨折癒合部分でも、植木でも、継いだ部分は、膨れます。新生細胞の分裂繁殖が活性化するためです。上手に育てば、硬く丈夫になる、反面その前後が弱い。下手に育てば、錆びたり、病気になって、腐ったりする。いずれにしても、良く注意しなければならない部分です。
前任者の言われるように、
>ガンシュの感触は「コルク」です。ボロボロと指で・・・
になるので良く分かります。 やばいと思えば、殺菌剤か硫黄合剤を、丁寧に、刷毛塗りすれば良いかも。木質化しているので、適当でよい。
接木していないものは、虫こぶかも知れないので、穴が開いていないか確認の事。もっともバラの場合には、葉に虫こぶはできても、茎にはでき難いものです。

やまと 2005/09/24(土) 02:03:49
新苗で購入後の株の生育具合はいかがですか?
癌種等の病気や虫が入っていたなら株の生育が明らかに悪くなります。
そうではない場合、犬塚さんのおっしゃるように株の勢いが強い為に
接木テープが食い込んできているのかもしれません。
また、接木テープの下と言うことで、台木のシュートが出てくる芽の可能性もあると思います。

癌種についてですが、正式には「根頭癌種病」と言い、「根」にコブ状のものができる病気です。
ですから本当に癌種かどうかは土を落として根を見ない事には始まらないのです。
おどろおどろしい名前が付いているし、バラに関する栽培本にも癌種になったら他の株に伝染するので焼却処分するよう書かれているものもありますが、実際に土を介してとか近くに植えられていた株に伝染するような事があればすでにバラはこの世から消えてなくなっていることでしょう。

かろん 2005/09/24(土) 14:34:50
犬塚さん、たちつさん、やまとさん、ありがとうございます!!!
表面をすこし引っ掻いてみたら、青々としていました。
皆様がおっしゃるように、ガンシュではないのかな、と思い始めました。
冬の土替えまでそのままにしておく事にします。

>犬塚さん
>ガンシュの感触は「コルク」です。
コルクではないみたいです。
表面は毛羽立った感じなのですが、ぼろぼろおちる事はないですねぇ。

>たちつさん
>接木していないものは、虫こぶかも知れないので、穴が開いていないか確認の事。
接ぎ木苗です。虫コブは写真でみた事がありますが、ちょっと印象が違います。

>やまとさん
生育は順調だと思います。。入手したのが6月で、少し遅めだったためか、
もともと他の新苗と比べて一巡遅めの育ち具合でした。
秋からは摘蕾もやめたので、ちょうど花が咲き始めた様子です。
大丈夫でしょうかね・・・

みなさま、大変ありがとうございました!また変化があったら報告させてください!


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