卵の殻

[園芸相談センター]の過去ログです

キャン 【東海】 2005/08/11(木) 09:44:20
今日は、昔母親がよく卵の殻を、植物の周りに置いていましたが、最近はあまり見かけなくなりましたが、どうしてですか、

はやと 2005/08/11(木) 10:18:31
今は昔と違って、低価格で効果的な肥料が色々入手できますから
それが一番の理由ではないかとお思います
また、今はマンションやアパートで鉢植えで園芸を楽しまれている方も
多く、その場合卵の殻などは悪影響の方が目立ちやすいので
使わないほうが良いということもあります
たとえば、匂いが気になるとか、虫が寄ってくるとかそういうことです

キャン 2005/08/11(木) 11:10:14
はやとさん有難うございます。卵の殻を細かく割って土壌の中に埋めたら、骨粉の代わりになりますか?

はやと 2005/08/11(木) 11:54:58
なりますが、相当時間がかかりますよ
地植えはともかく、鉢植えには使わない方がいいですよ

やよい 【北陸】 2005/08/11(木) 12:24:50
私は良く洗い(とはいえ白味をすすぐ程度)日光に干し(砕きやすくなる)出来るだけ細かく砕き(粉末に出来ればなお良い)有機カルシウムとして鉢およびプランターの土に混ぜます。特にゼラニューム系はカルシウムを好むので必ず使います。(無機石灰も使いますが長く使うと土が硬くなるそうなので出来たら有機石灰が望ましい。
http://www.nittofc.co.jp/engei/kouza/q-tamago.htm
卵殻は良く洗って使えば優れた有機石灰だと私は思います。

やまと 2005/08/11(木) 14:30:06
昔はよく植木鉢の鉢の形に添って半分に割った卵の殻がきれいに並べてありましたよね〜(^^)
今と違って卵は価格も高く貴重品でしたから、殻も無駄にしなかったのでしょう。
はやとさんがおっしゃっているのが一番の理由だと私も思います。
ただ、やよいさんのおっしゃっているように手間をかければ天然の有機肥料になりますので無農薬や肥料にこだわっている方などは使ってらっしゃるようですね。
無農薬のバラ栽培でHPを立ち上げていらっしゃる方の中には
沢山殻が欲しくてケーキ屋さんにもらいに行こうとしたら
旦那様に「それだけはやめてくれ!」と懇願されたとか(笑)
見かけの問題もあるからなんでしょうね〜

先日久々に実家へ顔を出したら植木鉢の周りにぐるっと「さざえの殻」が並んでおりました(^^;)

ハッピ−マン 2005/08/11(木) 16:32:19
キャンさん、たまごの殻の話のついでに余談です。にわとりさんの卵は12個とかパックケ−スに入れられて売られていますよね。先日、仕事の関係で肥飼料検査所というところへ行きました。そこでたまたま養鶏業者さんとお話をしました。にわとりさんの卵は殻の厚みを設計されているそうですよ。箱詰め時、輸送時、使用時に割れない最低の厚みになるように、餌の調合を管理されているそうです。そういえば、むかし農家で飼育されていたにわとりさん(うちでも飼っていましたが)のたまごの殻は、その時々でバラバラでした。たまごの殻の厚みなんかよりは、たくさんたまごを生んで欲しくて餌をやっていたと思います。二つ玉といって黄身が二個あるたまごもよくありました。 そういう面でも、現在のたまごの殻効果は少ないのかもしれませんね。余談でした。

キャン 2005/08/12(金) 09:50:17
皆さん有難うございます。卵の殻を、なにか(たとえば酢など)につけて、溶解して、まくことは出来ますか。なにかが、問題と思いますが、植物に悪影響があってはいけないので、

2005/08/12(金) 12:01:17
卵の殻について
@割った卵の殻を土の上にかぶせた場合は殻のカルシウム効果ではなく
薄皮や白身の残ったたんぱく質が分解されて窒素肥料としての効果があります。ただし残っているよう文は非常に少ないのであまり効果はありません。
Aカルシウム(石灰)としての使い方は、卵の殻を洗って細かく砕いて土と混合することで酸性調整の効果があります。しかし卵の殻は安定した石灰質ですのでなかなか分解しません。そのため即効性はないですが、ゆっくりと分解して効果が長期間持続します。

ハッピ−マン 2005/08/12(金) 12:04:35
キャンさん、たまごの殻は約94%が炭酸カルシュウムという成分で出来ています。この成分は貝がらとかも同じですし、古代の貝がらなどが成分となってできた石灰岩も同じです。炭酸カルシュウムは酸(酢=酢酸、塩酸、硫酸など)に溶解します。しかしたまごの殻を完全に溶解するには、かなり濃い濃度の酸液が必要です(溶解した液が強い酸性になる)。また使用する酸の種類で異なった性質のものとなります。酢に溶解させると酢酸カルシュウムにはなりますが、植物が必要とする栄養素のうち、カルシュウムは微量要素ですからたまごの殻をわざわざ溶解させて与えても植物にとっては、土壌環境が変わることの影響が大きいと思います。炭酸カルシュウムはほんの少しずつですが雨水に溶けますので、それで充分ではないかと思います。市販の肥料でカルシュウムが含まれているものは、成分としては石こう(硫酸カルシュウム)、と燐酸カルシュウムがほとんどです。

キャン 【東海】 2005/08/13(土) 08:11:08
[[解決]]
皆さん,いろいろと有難うございまた。ごみをなるべく少なくなるかと、いろいろ考えていますが、なかなかなりません。ほかに出来ることがあれば、教えてください。

VITA [URL:http://vita.easter.ne.jp/] 2005/08/13(土) 16:04:55
生ごみの量を減らしたいのであれば、ぼかしを使って堆肥化するのはいかがでしょう?
もうやってらっしゃるかな〜?
かなり減りますし、我が家では生ごみを部屋に置いておきたくない夏にこそ
やった方が良いねって、話してます。
(ちなみに、卵の殻も入れてます)


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