葛の対策

[園芸相談センター]の過去ログです

カンナ 【九州】 2005/07/26(火) 16:30:21
はじめまして。こんにちは。カンナと申します。
よろしくお願い申し上げます。

裏庭に、地植えのつるバラと、鉢植えのミモザと、鉢植えのバラを育てています。

昨年も苦しめられたのですが、葛の蔓が、延び放題に伸びて困っています。仕事が忙しく、2週間ばかり庭の手入れを怠っていました。

今年の初めに、(枯れたようになっていた)憎き葛を、蔓ごと切りました。そしたら、昨年よりも酷く、葛は蔓を伸ばしています。

つるバラに、蔓が複雑に絡みついて、困っています。鉢植えのバラにも、どういうわけか、葛が伸びています。

葛の対策を教えてください。

たちつ 【近畿】 2005/07/26(火) 19:08:35
球根(根茎)を掘り起こさない事には仕方が無い。大きいものは、1m位の長芋。
溢さないように・溢れない様にして、ペットボトルに除草剤を入れて、クズの蔓先を突っ込めばよいかも。
花を絶対に咲かせない事。花が咲けば、種が散らばる。
新芽が出たら直ぐに摘む。毎日摘む。その内に栄養失調で自滅する。
芽の出る位置は決まっている。ただし蔓が埋まっていれば又別。

カンナ 【九州】 2005/07/27(水) 08:13:31
たちつさん、ありがとうございます。

葛の根は、地中深くに埋まっていて、太刀打ちできないのです。昨年、紫色の花が咲いていました。それで、昨年よりも酷い状態になったわけですね。

鉢植えのは、種が散ったところから、伸びたのですね。
地植えのバラに絡みついた葛の蔓は、厄介な事になりそうです。

除草剤の散布を視野に入れています。

ハッピ−マン 2005/07/27(水) 11:18:26
カンナさん、蔦を退治するには根っこを取るのが最善ですが、それはけっこう大変なことです。ところで、カンナさんを困らせている蔦は、本当に蔦なのですか? たちつさんのご意見のように、わたしも除草剤をお勧めしようと思ったのですが、かなり以前のことなのですが、退治する植物を間違えて除草剤を使って大失敗をしたことがあるのです。除草剤はホルモン剤ですから、植物の種類で効果が全然違ってきます。カンナさんを困らせている植物が蔦かどうか(似たようなつる性植物はけっこう多いので)ご確認されたほうがよいかと思います。種類は、葉っぱの形をみればわかります。

カンナ 【九州】 2005/07/28(木) 08:15:13
ハッピーマンさん、ありがとうございます。

困っているのは、「蔦」ではなく「葛」(くず)の「蔓」(つる)です。「秋の七草」の葛です。去年咲いていたので、間違いありません。

鉢植えのバラは、植え替えればそれで済みそうですが、地植えのバラに絡みついた、葛の蔓はどうすればいいか、困っています。

ハッピ−マン 2005/07/28(木) 09:01:19
ごめんなさい。えらい間違いでした。葛だとすればカンナさんよりも先住民なのかもしれませんね。そして蔦よりも厄介です。葛は日照りや乾燥にめっぽう強く、春から秋にかけてひと雨ごとに成長します。マメ科ですので有効な除草剤があります。除草剤は植物の生理を狂わせる薬剤なので、植物が一番成長しやすい時期に使用します。種子には効果がありませんので、春から初夏にかけてが良いかと思います。購入されるときはバラに影響がないかどうかご確認の必要があります。また除草剤は即効性ですが分解も早いので完全にやっつけるのは難しいかもしれません。出来る限り根っこの部分を出来るだけ掘り出して乾燥状態にさせることです。新芽は雨のあとには必ず出ますからこまめに摘み取りましょう。葛は、くずきりなど食料になりますが、小河川の土手の補強にも使われたり、民芸細工の素材にもされたり、環境浄化機能が大きいので、その方面に利用されたりもしていますが、お庭にあっては邪魔者以外のなにものでもありませんね。いっそ大きくしてツルでハンギングバスケットを作ってみてはどうでしょう。

pinetree 2005/07/28(木) 19:59:19
 私は使ったことありませんが,あくまでもクズに限れば石原の「ケイピンエース」があります。ただ,非農耕地用のはずですのでご留意ください。
http://www.iskweb.co.jp/ibj/Products/K-1A.htm

 クズは繁茂したものを下手に切ったり掘り返したりすると,株が増えることがあります。ケイピンエースは,挿した株にしか効きませんので,とにかく株元を見つけてこまめに挿してゆくことです。
 農協や園芸店で取り寄せになるかと思いますが,地域の森林組合などでも扱っていると思います。

カンナ 2005/07/29(金) 09:23:34
ハッピーマンさん、pinetreeさん、ありがとうございます。
 
葛って、こんなに大変だとは思っていませんでした。

ケイビンエースは、非農耕地用ですか。
敷地内に、(すぐそば)ナスや胡瓜や菊を、家人が植えているので、うーむ、使えそうにないですね。

小川に沿ってウチはフェンスをめぐらせています。そこに、つるばらを這わせたかったのですが、ところが、葛がウジャウジャと伸びて、スペースをどんどんつぶしてゆきます。 

こうなったら、鉢植えのバラとミモザだけでも、植え替えて、引越しさせようと思います。

花の土だけを入れたバラの植木鉢から、葛が出てくるなんて、想定の範囲外です。

涼しい日に、つるバラに絡みついた葛とバトルします。

pinetree 2005/07/30(土) 12:18:46
 カンナさん こんにちは

 「非農耕地用」の意味はご理解のようですね。
 除草剤を含む農薬類の使用は,登録要件を厳密に考えると,花や野菜や花木や庭木が混在する庭で使えるものはほとんど無くなります。メーカーの宣伝どおりに理解して良いものかどうかいつも迷ってしまいます。

 クズは地下部にデンプンを蓄えるため,多少の刈り込みや害虫被害などは屁とも思いません。株ごと掘り取ることが出来ないなら,発芽のつどせっせと刈り取るか,除草剤くらいしかないと思います。

 容易に入手出来て,比較的安全に使える除草剤にラウンドアップがあります。
http://www.roundupjp.com/scene/11/index.html
 この解説にあるように,「ササやツル性植物のような頑固な雑草」なら「3倍〜6倍液」の塗布をお勧めします。他の植物に付くと枯れますので,ハケを用いるか,ゴム手の上に軍手をはめて塗布してください。作用性からは出来るだけ株元の葉に,出来るだけ多くの薬剤を塗った方が良いと思います。

 移行型の除草剤ですので,塗布後に枯れ始めても,すぐに切り取らず,薬剤が株に回るまで待ちます。繁茂しすぎている場合は一部を切っても結構ですが,当然ながら切った部分に塗っても無駄です。一日おいてから処理すれば萎れますので無駄がありません。バラにからみついたものは,やはり出来るだけ早く除かれた方が良いと思います。

 なお,完全に根絶できなくとも,クズの勢いはかなり抑えられるはずです。大きな株を中心に同じ作業を繰り返せば,そのうち無くなります。少なくとも最初から掘り返すよりははるかに楽です。

 なお,スプレーを使う場合は,風呂のカビ取りのような発泡タイプをお勧めします。薬液をはじくようなら,必要に応じ展着剤を入れてください。

 あと余計な話ですが,クズに限らず植物の下にはたくさんの昆虫類がおります。枯れた後に一斉に移動し他の植物を加害することがありますので,対応が遅れないよう気を付けておいてください。ヨトウムシやカメムシなどが要注意ですね。

たちつ 【近畿】 2005/07/30(土) 16:01:55
pinetree 2005/07/28(木) 19:59:19さんは、流石に良く知っていはるものだと、いつも関心しています。
ご紹介の石原の「ケイピンエース」等は、大変理屈に合っている。と思います。波及効果(他の害)も少ないようですし、手軽な感じもします。
機会があれば試してみたいものです。

「非農耕地用」の言葉は、有名ですが、意味が無い(有るとすれば、意味の解からない人は使わないだろうという希望的観測程度。)。
   除草剤の表示にはつきもの。
「農耕地用として登録」と表示されているものは殆ど無い。たまに見かけますが、成分(化学名)は同じでもかなり高い。簡単に言えば、使うな・使えない でも、作ります・売ります ということです。
細かく考えたら、雑草が邪魔で、人が近寄らない場所は無い。人為的に何も植えてない場所。川(雨水の流れ道も含めて)が無く、鳥獣子供が立ち入らない場所は無い。特に人為的に植えた植物から?m離せば良いのかの明示もない。

農薬取締法
(除草剤を農薬として使用することができない旨の表示)第10条の3 除草剤・・・・
http://www.houko.com/00/01/S23/082.HTM
事故が起こったときの判断基準。安全構造・技術などハード面はメーカーの努力と責任。取り扱いなどソフト面は、使用者責任。性能は市場原理にまかす。検査・流通はどうでも良いので、表記した程度。前二者には、積極的な努力義務をもとめ、環境を破壊しない最低限度のことは、守りなさい。後者は、如何わしい説明や如何わしい物を紛れさせない程度の消極的なもの。正規のルートで提供を受けたものを其の侭、素直に配布せよ。ということでしょうか。
もともと、農薬等は環境を歪める物(反自然的)・便利なもの(要望の強いもの。)だから、矛盾も多い。
私に言わせれば、農薬反対の者は、医薬品は使うな、自動車や飛行機や船など交通機関や電気ガス水道を使うなと言いたい。農薬の事故より、交通事故や火事の方が、はるかに事故件数は多い。尤もこちらは、責任がハッキリしているし、金銭で解決するので、安心感もある。環境問題はその点難しい・解決しにくい・対処の仕方が解からない・従って不安になるしかない・何でも反対するとなる。

程々に、説明書きをよく読んで、TPOを守って、お付き合いをしてください。
 どのようなものでも、事故責任は自己責任です。便利なものがあるのですから、有効に活用しましょう。

世間では、エイズの安全性不信が忘れられた と思えば、今度はアスベストの安全性不信と 又 農薬の風当たりは、ヒステリックになるでしょうね。 くれぐれも取り扱いには注意を。 (^_^;)

カンナ 2005/07/31(日) 16:57:20
[[解決]]
ありがとうございました。

ラウンドアップを、(土の下とかには効かないと、表記されているし)使用してみたいと思います。

つるバラは、最悪な事にならないように、気をつけたいです。


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