かんきつ類 ミカンハモグリガ

[園芸相談センター]の過去ログです

人生いろいろ 2005/07/19(火) 23:33:00
かんきつ類を植えていますが この時期になるとミカンハモグリガが発生し困っています それ相応の農薬は作りましたがまく時期がわかりません 芽が出たころか 芽が出そうな直前か 教えてください
またミカンハモグリガにやられた枝から翌春芽が出ますが そのような枝でも残しておいたほうがよいのでしょうか 役に立たないのでしょうか

2005/07/20(水) 23:06:46
防除法の詳細やご不明の点は地域の農業改良普及センターなどに
問い合わせるのが一番かと思われます。
(例)根府川試験場(電話0465−29−0506)

pinetree 2005/07/21(木) 00:04:29
ミカンハモグリは新葉に産卵しますので、発芽してからの防除が基本です。ただ、抵抗性がつきやすく、特性の異なるいくつかの剤を組み合わせて使う必要がありますのでご注意下さい。
お住まいが書いてありませんので時期は申し上げにくいですが、被害を受けた葉は、他に結果母枝があるのなら、新芽が発芽しなくなった頃に除去します。

大きなお世話ですが、「解決」を打つのであれば、もう少し書き方に工夫された方がよろしいかと思います。

M2 【中国】 2005/07/21(木) 02:47:00
横からなんですが、出芽してからでは効果0ではないですが既に遅いです。「出芽前」からが基本です。事が起きてからでは後手にまわります。予防も兼ねて1つ以上前からの行動が大事です。

後、(柑橘類用を調べてないですが)オルトラ○(ここに商品名出して良いんですかね?)のみたいな薬効の吸収型の農薬を使用すると良いでしょう。すぐ切り取れるならそのほうが早いでしょうが。(そしてとどめに焼く・・・最近うるさいからできないかも)

pinetree 2005/07/21(木) 23:38:23
 ミカンハモグリガの防除薬剤としては,IGR剤,カーバメート剤,ネオニコチノノイド剤などのいくつかのグループがあります。残効はネオニコチノイド剤は2週間程度ですが,他の剤は1週間未満です。
 その一方で,ミカンハモグリの加害期間は長く,五月芽から梅雨芽まで保護するなら,ローテーションしながら10回ほどは散布する必要があります。ただ,一般家庭で4種もの農薬を揃えるとは思えません。少ない剤で,連用すればすぐに効かなくなります。抵抗性発現の見地からは,手持ちの限られた剤の使用回数を増やすことは,やめて置いた方が無難です。
 それに,残効の短い剤は,虫体に直接かかることが必要と思いますが,虫の居ない発芽前に散布するのは無駄です。

 オルトランは個々の農薬の商品名ではなく,剤の総称です。水和剤,粒剤などがあり,販売会社の銘柄によって登録内容が異なります。
 ただ,知る範囲では,いずれもミカンハモグリに登録は無いはずです。

 なお,防除のご質問でしたし,管理状況の説明が無かったので,先のレスでは書きませんでしたが,きちんと結実管理されれば,ハモグリの被害を受ける新芽はそれほど出ないはずです。また,堆肥の様に遅効きしやすい肥料を多量に入れたり,時季はずれの肥料を施したりして,新梢発生量を増やしていませんか。毎年の苦労のようですので,それらの基本管理を見直すことが先決です。
 その方が美味しいみかんが食べられて,農薬も少なくなりますよ。

人生いろいろ 2005/07/22(金) 20:17:34
ハモグリの対応ありがとうございます
追記としてまだ成熟していない(着果させていない)若い樹です
購入して3年目です
ですので早く立派な横広がりの樹形にしたいのですが春枝は影響は
ゼロですが夏枝は必ず被害が出ます よってその枝を自然のままに
放置したほうがいいのでしょうか(来年影響を受けない春枝がそこから必ず出ますので) ちなみに去年は影響の受けた夏枝を伸びるだけのばし 枝が太くなってから先端から1/3ほど剪定し 今年そこから春枝を発生させましたが そのようにして樹形を作っていこうと思っているのですが間違っていますでしょうか もちろんハモグリにやられなければ一番よいのですが
 

pinetree 2005/07/22(金) 23:00:31
 お求めの答えは、園芸の専門書でも家庭果樹の本でも、ほとんど書いてないでしょうね。ですから個人的な意見を含みますが。

 五月芽以降の新梢なら、ハモグリガの被害は多かれ少なかれ生じます。防除するなら、発生時期の早いほうから行わないと、基部にハモグリ被害の枝が残ることになり、樹形を乱します。
 また、ハモグリやアゲハ、ハマキムシ等の害があると、だらだらと新梢の発生が続き、弱い芽が吹いてしっかりした樹にはなりにくいものです。

 私なら、幼木は、五月芽までこまめに防除し、それ以降は適当に防除します。その上で、10月くらいに被害枝を節の上で除去します。除去時期は切っても再発芽しない時期で、地域によって前後します。
 また、個人的な好みもありますが、夏枝を主枝や亜主枝などの骨格に入れ込んでしまうと、枝が徒長しやすくなり樹が立ち上げってしまいますので、あまり好ましくないと思っています。

 基本的に防除した新梢で枝を作り、被害を受けた夏芽、秋芽は除去した方が良いと思います。防除薬剤は以下などを参考にし、詳しく知りたければ、雌さんがお書きのように御地の農業改良普及センターや病害虫防除所に問い合わせるのが確実です。防除指針は市町村の農林関係課にもありますので、そこでも解るはずです。
東京都防除指針カンキツhttp://www.jppn.ne.jp/tokyo/kijyun/pdf/130,190,030.pdf

pinetree 2005/07/22(金) 23:06:44
リンクがうまく働かないようですが、アドレスを最後までコピーして、ブラウザーのファイルを開くから開いてください。

それが無理なら東京都病害虫防除所
http://www.jppn.ne.jp/tokyo/
のオンライン版病害虫防除指針のカンキツを読んでください。

Iwasaki 【近畿】 2005/07/23(土) 01:43:55
かんきつ類のミカンハモグリガに対しての薬剤は多数有りますが殆どは 一般のホームセンターなどでは販売されていません。
予防用の農薬で無い限り発生初期に散布するのが普通です。
かんきつ類のミカンハモグリガに対しての薬剤の殆どは 乳剤や水和剤の散布薬ですが 苗木(幼木)には アセタミプリド粒剤やチアメトキサム粒剤 などの粒剤があります。但し 果実を収穫出来る様な 成木には使用出来ません。
育苗期のみに粒剤は限定されています。
粒剤は飛散しないので周囲の家など注意しなくて良いので いつでも使え便利で残効性が長いですが 適用作物が少ないのが難点です。


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